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福山琴の歴史と成り立ち、特徴について|広島県の伝統工芸品

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1.福山琴とは?

福山琴とは広島県(福山市)で主に生産される伝統的工芸品です。
音色だけでなく、木目の美しさも特徴の琴です。

2.歴史と成り立ち

起源

福山琴は17世紀頃、福山藩主の水野勝成が琴作りを奨励したことが起源とされています。

現在

現在、福山琴は経済産業省指定伝統的工芸品(1985年~)に指定されています。

3.製法

経済産業省指定伝統的工芸品に指定されている要件は下記の通りです。

経済産業省指定伝統的工芸品

技術・技法

1. 甲造りは、次の技術又は技法によること。
 1-1. 「甲挽き」した後、屋外で12か月以上自然乾燥すること。
 1-2. 「荒ぐり」した後、手作業による「仕上げぐり」をすること。
 1-3. 甲の裏の彫りは、「綾杉彫り」又は「子持綾杉彫り」とすること。
2. 組立ては、「とめ甲」又は「くり甲」とすること。
3. 仕上げは、次の技術又は技法によること。
 3-1. 甲及び裏板は、鏝を用いて焼き上げること。
 3-2. 甲及び裏板の「みがき」は、いぼたろう及びうずくりを用いること。

原材料

甲及び裏板に使用する木地は、キリとすること。

4.特徴

福山琴は良質の桐を原料とし、職人が一つ一つ手作りによって作ることから最高級の琴と評されます。
音色もさることながら、木目の美しさも人気となっています。

5.産地情報

名称 福山邦楽器製造業協同組合
住所 〒720-0031
広島県福山市三吉町3-2-8
小川楽器製造(株)内

6.まとめ

いかがでしょうか。
今回は広島県の伝統的工芸品、福山琴についてご紹介しました。
その他については下記の関連記事をご覧下さい。

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