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加賀繍の歴史と成り立ち、特徴について|石川県の伝統工芸品

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1.加賀繍とは?

加賀繍とは石川県(金沢市、白山市、能美市)で主に生産される伝統的工芸品です。
金糸や銀糸を用いて、手縫いで作られる優美な刺繍です。

2.歴史と成り立ち

起源

加賀繍は、14世紀頃に京都から加賀へ手刺繍の技法が伝わったことが起源です。
仏教の布教とともに僧侶の袈裟(けさ)などと共に伝わったとされています。

現在

現在、加賀繍は経済産業省指定伝統的工芸品(1991年~)に指定されています。

3.製法

経済産業省指定伝統的工芸品に指定されている要件は下記の通りです。

経済産業省指定伝統的工芸品

技術・技法

1. 染糸を使用する場合においては、糸染めをした後、糸巻きをすること。
2. より糸は、「こまより」又は「手より」によること。
3. 「繍」は、「手繍針」を用いる「鎖繍」、「まつり繍」、「菅繍」、「駒繍」、「繍切り」、「相良繍」、「渡り繍」、「割り繍」、「刺し繍」、「割付文様繍」、「切り押え繍」、「組紐繍」、「肉入れ繍」、「竹屋町繍」又は「芥子繍」によること。

原材料

1. 「繍」に使用する糸は、絹糸、漆糸、金糸、銀糸、金平箔糸又は銀平箔糸とすること。
2. 「繍下地」は、絹織物とすること。

4.特徴

加賀繍は、全て手縫いで仕上げる為、ミシンには出来ない精緻な加工や、独特の風合いが特徴となっています。

5.産地情報

名称 石川県加賀刺繍協同組合
住所 〒920-0866
石川県金沢市中央通町6-1
米山アパート7号室

6.まとめ

いかがでしょうか。
今回は石川県の伝統的工芸品、加賀繍についてご紹介しました。
その他については下記の関連記事をご覧下さい。

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