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京小紋の歴史と成り立ち、特徴について|京都府の伝統工芸品

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1.京小紋とは?

京小紋とは京都府(京都市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、久世郡久御山町)で主に生産される伝統的工芸品です。
1200年程前にまで遡ることが出来、歴史のある小紋染めです。

2.歴史と成り立ち

起源

京小紋の起源は、1200年前に基本となる型紙が作られたことに始まります。
京都の堀川を中心に発展していき、その技術は現存する上杉謙信の紋付小紋帷子(もんつきこもんかたびら)や徳川家康の小花紋小紋染胴服(こばなもんこもんぞめどうふく)などにも用いられています。

現在

現在、京小紋は経済産業省指定伝統的工芸品(1976年~)に指定されています。

3.製法

経済産業省指定伝統的工芸品に指定されている要件は下記の通りです。

経済産業省指定伝統的工芸品

技術・技法

1. 図柄は、小紋調とすること。
2. 型紙は、柿渋を用いて手漉和紙をはり合わせた地紙又はこれと同等の地紙に彫刻したものとすること。
3. 型付けは、手作業により柄合わせすること。
4. 地染めは、引き染め又は「しごき」によること。
5. なせんのりは、米粉に米ぬか及び食塩等を混ぜ合わせたものとすること。

原材料

生地は、絹織物とすること。

4.特徴

京小紋は、絵画的な細かい小紋柄が特徴で、その多彩な型友禅は古くから人気です。

5.産地情報

名称 京友禅協同組合連合会
住所 〒604-8225
京都府京都市中京区蟷螂山町481
京染会館5階

6.まとめ

いかがでしょうか。
今回は京都府の伝統的工芸品、京小紋についてご紹介しました。
その他については下記の関連記事をご覧下さい。

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