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庄川挽物木地の歴史と成り立ち、特徴について|富山県の伝統工芸品

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1.庄川挽物木地とは?

庄川挽物木地とは富山県(高岡市、砺波市、南砺市)で主に生産される伝統的工芸品です。
乾燥させた木材をろくろで加工して作られる木地の器です。

2.歴史と成り立ち

起源

庄川挽物木地の起源は19世紀、庄川で材木を流し送る事業が行われていたことで集まった木材でろくろ木地を売り始めたのが起源とされています。
その質の高さから知名度が上昇し、現在でも最大規模の生産高を誇ります。

現在

現在、庄川挽物木地は経済産業省指定伝統的工芸品(1978年~)に指定されています。

3.製法

経済産業省指定伝統的工芸品に指定されている要件は下記の通りです。

経済産業省指定伝統的工芸品

技術・技法

1. 横ロクロ及びぜんまい鉋を用いる荒挽き及び荒仕上げ削りをすること。この場合において、自然乾燥及び強制乾燥をすること。
2. 横ロクロ、からかさ鉋及びうす刃を用いる仕上げ削りをすること。
3. 手作業による仕上げ磨きをすること。

原材料

木地は、トチ、ケヤキ、マツ、サクラ、イヌエンジュ、クワ、カツラ、セン、イチョウ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。

4.特徴

庄川挽物木地はその質の高さでシェアを拡大してきました。
職人がろくろによって形成する木地には木目が美しく輝き、使い込む程に美しさが増していきます。

5.産地情報

名称 庄川木工協同組合
住所 〒932-0315
富山県砺波市庄川町示野116

6.まとめ

いかがでしょうか。
今回は富山県の伝統的工芸品、庄川挽物木地についてご紹介しました。
その他については下記の関連記事をご覧下さい。

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