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東京手描友禅の歴史と成り立ち、特徴について

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1.東京手描友禅とは?

東京手描友禅とは東京都で主に生産される伝統的工芸品です。
京友禅と並び、日本の三大友禅の一つとして、染めの織物の代表とされています。

2.歴史と成り立ち

起源

東京手描友禅は、京友禅を源流としています。
江戸時代に友禅の技法が京都から伝えられたことが、現在の東京手描友禅の起源となっています。

現在

現在、東京手描友禅は経済産業省指定伝統的工芸品(1980年~)に指定されています。

3.製法

経済産業省指定伝統的工芸品に指定されている要件は下記の通りです。

経済産業省指定伝統的工芸品

技術・技法

1. 下絵は、青花等を用いて描くこと。
2. 防染をする場合には、糸目のり、「白付けのり」、「堰出しのり」、伏せのり又はろう描きによること。
3. 「挿し」及び描き染めには、筆又は、はけを用いること。
4. 紋章上絵をする場合には、手描き又は紋章彫刻をした型紙を用いる刷り込みによること。
5. 刺しゅうをする場合には、手刺しゅうによること。

原材料

生地は、絹織物とすること。

4.特徴

東京手描友禅は、一人の職人が下絵から仕上げまで、ほぼ全ての工程に関わっているのが特徴です。(京友禅は分業制)
色数を抑えながらも、美しさと新しさが混在する江戸っ子らしい粋なデザインが人気となっています。

5.産地情報

名称 東京都工芸染色協同組合
住所 〒161-0032
東京都新宿区中落合3-21-6

6.まとめ

いかがでしょうか。
今回は東京都の伝統的工芸品、東京手描友禅についてご紹介しました。
その他については下記の関連記事をご覧下さい。

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