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ワサビの魅力を再発見。嬉しい効能と海外にも広まるワサビ栽培

わさび
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わさび

【目次】
1.ワサビの種類と産地
2.ワサビの多様な効能
3.世界に広がるワサビの魅力

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1.ワサビの種類と産地

ワサビは日本原産のアブラナ科の水生植物で山間の涼しい地方の谷川や沢に自生します。
多年草なので一年を通して収穫できますが、味が良いのは晩秋から冬に収穫したものと言われています。
一方花ワサビの旬は2月から3月、葉ワサビの旬は3月から5月です。

ワサビの種類は日本原産の本ワサビと、ヨーロッパ原産でホースラディッシュと呼ばれる西洋ワサビがあります。
西洋ワサビは練りワサビにも使われ味がよく似ています。

栽培の方法は沢ワサビと畑ワサビで分類できます。

沢ワサビ

水ワサビとも呼ばれ、渓流や湧き水にワサビ田を作って栽培します。
水の温度は年間で平均13度位が適温といわれ、収穫できるまで約2年かかります。
全国の生産量の6割以上を長野県と静岡県が占め、その他島根県や東京の奥多摩地方でも生産されています。

畑ワサビ

陸(おか)ワサビとも呼ばれ他の植物のように畑で育てます。
生産量が多いのは長野県や島根県、岩手県、北海道などです。

2.ワサビの効能

わさび畑
ワサビに抗菌作用があることは有名ですが、それ以外にも健康や女性に嬉しい美容に関する効果が多く再注目されています。
なかには西洋ワサビには見られない本ワサビ独特の効能もあるようです。

血流の促進

ワサビの辛み成分であるAITC(アリルイソチオシアネート)は血流を改善する作用があるため、冷えやむくみ、血栓症の予防効果が期待できます。

抗酸化作用

ワサビの成分スルニフィルはポリフェノールよりも高い抗酸化作用があるといわれています。
その秘密はポリフェノールが活性酸素を取り除くのに対し、スルニフィルはその発生自体を抑えてくれるから。
これにより美白・美肌などアンチエイジング効果が期待できるのです。

デトックス

6-MSITCは本ワサビだけに含まれる成分で、体に蓄積された有害物や老廃物の解毒と体外への排出をサポートします。
また、この6-MSITCは花粉症予防や症状の緩和にも効果があることが実験で確認されています。

その他抗菌作用による食中毒予防、胃の病気の予防、覚醒効果が実験により確認されています。
消化機能と便秘の解消を促進してくれるのでダイエットにも役立ちます。
最近はガン予防に関する効能に期待が寄せられています。

こうした効能を得るためにはすり下ろした本ワサビを1日3g程度摂取することが推奨されています。

3.世界に広がるワサビの魅力

海外では和食はもはや一時的なブームから、現地の人々の日常的な食事の選択肢の一つとも言うべき存在に成長してきました。
和食レストランも日本人以外の経営者がたくさんいます。
特に和食の代表である寿司人気の高まりから本ワサビの需要も高まっています。

イギリスにはその名も「WASABI」という人気寿司店があります。
和食が人気のイギリスで近年ワサビ栽培に成功した会社は、ヨーロッパ中の高級レストランやホテルにも卸すほど人気だそうです。

ワサビ栽培は台湾やインドネシア、タスマニアやカナダなど世界に広がりを見せています。
こうした背景にはやはり、本ワサビだけがもつ複雑な味わいや、甘さを備えた繊細な辛味、爽快な香りなどの魅力が世界中で理解されているということでしょう。

ワサビの使われ方も世界各国でそれぞれ。
スープや肉や魚のソースにしたり、グアカモレなどのディップやチーズのアクセントにしたり、スイーツやビールに使用したりと斬新なアイデアも生まれているようです。

私たちが気づかなかったワサビの新しい魅力を海外の人から教えてもらう日も近いかも知れませんね。

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