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秋田のお祭り・踊りを知ろう!日本各地の伝統的なお祭り・踊り

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なまはげにきりたんぽ、お米がおいしい秋田県に伝わる伝統的なお祭りと踊りはどんなものがあるのでしょうか。
暑さが長引き、東北や北海道方面も秋がだんだんと短くなってきて、暑かった夏から急に寒い冬になる現象も起きつつあるようです。

今回はそんな秋田県にまつわる伝統的なお祭りと踊りについてご紹介します。

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秋田県に伝わる伝統的なお祭り

雪深く、寒いイメージがある秋田県。
秋田県も夏は花火にお祭りと楽しいイベントがたくさんあり、なんと冬にもお祭りを開催しています。
そんな秋田県に伝わる伝統的なお祭りを皆さんはどのくらい知っているでしょうか?

秋田竿灯まつり

空高く長い竹にたくさんの提灯をつるした重さ約50㎏にも達する竿灯を、差し手と呼ばれる人たちが「手のひら」「腰」「額」「肩」を使って自在に操る姿は圧巻です。

竿灯まつりは真夏の邪気を払う、ねぶり流し行事として始まりました。
もともと秋田県に伝わっていたねぶり流しは、竹や合歓木に願い事を書いた短冊を飾って街を練り歩き、最後に短冊を川に流していましたが、蝋燭の普及と門前に飾っていた高灯籠などが組み合わさって独自の発展を遂げました。

また、このお祭りは稲の収穫を祝うお祭りとして始まったともいわれています。
五穀豊穣を願い、豊作をを祈る願いが込められています。
竿灯まつりの中でも稲穂をイメージした型などがあるので、見に行く際は竿灯祭りを楽しむポイントとして頭の片隅にでも覚えておいてくださいね。

270年もの歴史があり、現在では国重要無形文化財に指定されている竿灯まつり。
青森県の「ねぶた祭」、福島県の「七夕まつり」、秋田県の「竿灯まつり」この3つの祭りを東北3大祭りと称し、毎年多くの観光客がこのお祭りを見に訪れるほど人気のあるお祭りです。

花輪ばやし

ユネスコ世界無形文化遺産・国重要無形民俗文化財に指定されている、代々受け継がれてきた由緒あるお祭りです。

花輪ばやしの1番古い記録は江戸時代と言われています。
「南部薩摩日記」には

「花輪鎮守稲荷14日より廿日迄神馬に付き当所若者共晴天
右草取り角力並びに芝居興行仕りたき旨
御代官口上書をもって申し出
廿三
御目付をもって 之を申し渡す」

「花輪鎮守稲荷の祭りについて、7月14日から20日まで神馬(神社に奉納する馬)を使って行うことになりました。
この期間中、地元の若者たちが晴れた天気のもとで草取り、角力(相撲)、そして芝居の興行を行いたい旨を、御代官(地方の役人)に申し出ました。
6月23日に、その願いが通ることを確認し、御目付(監督官)がその旨を伝えることになりました。」

と書かれており、このお祭りで相撲やお芝居が行われていたことがわかります。
明治時代にはさらに発展し、「本屋台」「サギリ屋台」、時には武者などを飾った約10メートルにもなる「人形屋台」と様々な屋台が増え、町内からも屋台が出されるようになりどんどん大きなお祭りとなっていきました。

海外でも高い評価を受けているお祭りで、日本1の祭囃子と称賛されています。

なまはげ柴灯(せど)まつり

このお祭りは冬に行われる、【なくこはいねぇが】で有名ななまはげが主体のお祭りで、神事「柴灯祭」と伝統行事「なまはげ」を組み合わせた観光行事で昭和39年から始まりました。

柴灯祭でなまはげに扮した若者がお祓いを受けた面を授かり、なまはげに扮して山に戻る「なまはげ入魂」が行われます。
祭りの終盤でなまはげが雪山から下りてくる姿は非常に幻想的で、下山したなまはげが観客であふれかえる境内を練り歩きます。
柴灯祭で焼かれた護摩餅を神官からなまはげに捧げられ、なまはげは山深く神のもとへ帰っていきます。

ほかにも「なまはげ太鼓」や「なまはげ踊り」など、なまはげ大活躍のお祭りです。
ちょっと怖いなまはげも一生懸命頑張っていることがわかるお祭りなので、1度見てみてくださいね。

秋田県に伝わる伝統的な踊り

たくさんの伝統的なお祭りがある秋田県。
お祭りがたくさんあれば、伝統的な踊りもたくさんあるんです。

秋田おばこ踊り

【おばこ】とは未婚の若い女性のことを意味する言葉です。
つまり、【秋田おばこ】とは秋田県生まれ育った娘さんという意味で大体15~20歳の女性のことを指します。

この秋田おばこは山形のおばこ武士が馬喰達が往復する人々に持ち込まれた唄で、山形の【庄内おばこ】のおばこはおばさんを意味するんだそう。
地方によって意味が違うのも面白いですね。

大日堂舞楽

秋田県鹿角市にある大日霊貴神社(おおひめるむちじんじゃ)で毎年正月2日に奉納される舞楽です。
古くから里の人たちによって守られてきた神社で、昭和51年には国指定重要無形文化財に指定され、平成21年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
その年の国土の平安、五穀豊穣、無病息災などの祈りを込めて奉納されている踊りです。

まとめ

秋田県のお祭りや踊りは無形文化遺産になっているものが多く、昔から代々受け継がれてきたことがよくわかります。
夏のお祭りだけではなく冬にもお祭りが多数あるので、時期が合えば冬に行われるお祭りにも参加してみると楽しいかもしれませんね。

お祭り
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