岩手県のおいしいものかつ、有名なのはわんこそばに冷麺。
有名な観光先といえば平泉中尊寺、小岩井農場などがありますね。
岩手県にも昔から行われているお祭りや代々伝わる踊りなどが数多くあります。
今回は、そんな岩手県の伝統的なお祭りと踊りのご紹介です。
岩手県に伝わる伝統的なお祭り
皆さんは岩手県のお祭りというと、どんなお祭りが浮かぶでしょうか?
正直なところ、よく知らないという方も多いのではないでしょうか。
大東大原水かけ祭り
江戸時代から脈々と受け継がれてきたお祭りで、2月の極寒の寒さの中行われるお祭りで【天下の奇祭】とも呼ばれています。
沿道で待ち構えている人たちから容赦ない冷水を浴びせかけられながら、「無病息災」「火防祈願」「家内安全」を願って裸男たちが勇ましく駆け抜けていきます。
近年では一般参加もできるようになりました。
極寒の寒さの中家族のために走り抜けてみてはいかがでしょうか?
一関・平泉バルーンフェスティバル
東日本大震災の復興支援から始まったお祭りで、東日本で唯一の本格的な熱気球協議会です。
国内最高峰の熱気球競技大会「熱気球グランプリ」の3選に組み込まれた一大熱気球大会で、競技飛行のほかに体験搭乗や熱気球の仕組みを学べる教室などが開かれ、バルーンイリュージョンなども披露されています。
気球は風の強さに左右されやすいため、気流が安定しやすい早朝に来場するのがおすすめです。
釜石祭り
古くから伝わる尾崎神社の祭典と釜石製鉄所の守護神である山神社の祭典を合同で行うお祭りです。
まず初日に曳き舟祭りといって尾崎半島にある尾崎神社の本宮から、市内にある里宮まで御神体を奉遷します。
お召船を中心に、様々な装飾品で飾られた数十隻の船が大漁旗をなびかせて、華やかなパレードを行います。
次の日からは、船ではなく山車や両神社の神輿が町をにぎやかにするお祭りです。
岩手県に伝わる伝統的な踊り
昔から伝わってきたお祭りから、東日本大震災がきっかけで生まれたお祭りなど様々ありましたね。
次にご紹介するのは岩手県に伝わる伝統的な踊りです。
早池峰神楽
岳神楽と大償神楽を総称して早池峰神楽といい、1年の締めくくりに神様に感謝を表すための優雅な舞と荒々しく勇壮な舞を奉納します。
優雅な舞のほうが【岳神楽】で、荒々しく勇壮な舞のほうが【大償神楽】になります。
500年を超える非常に古い歴史を持つお祭りであり、昭和51年には国の重要無形民俗文化財に、平成21年にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。
盛岡さんさ踊り
さんさ踊りの由来は三石伝説に由来しています。
その昔、南部盛岡城下に羅刹(らせつ)という鬼が現れ、悪さをして暴れておりました。
困り果てた里人たちは、三ツ石神社の神様に悪鬼の退治を祈願しました。
その願いを聞き入れた神様は悪鬼をとらえ、二度と悪さをしないよう誓いの証として、境内の大きな三ツ石に鬼の手形を押させました。
鬼の退散を喜んだ里人たちが、三ツ石のまわりを「さんささんさ」と踊ったのが”さんさ踊り”の始まりだと言われています。
岩手という県名は【三ツ石に鬼の手形を押させた】というところから【岩手】になったとも言われています。
千葉県成田市で行われる伝統芸能祭りでも披露される予定なので、もし機会があればご家族で見に行ってみてくださいね!
成田伝統芸能祭りへ行こう!|成田結び
まとめ
岩手県に伝わるお祭りや踊りについていかがでしたか?
上記で紹介した以外にも、春には美しい桜並木が見られるお祭りなども開催しています。
バルーンフェスティバルについては中々見られない熱気球を見ることができたり、搭乗することもできるので必見です!
時期が合えばぜひ参加してみてくださいね。