神奈川県のお祭り・踊りを知ろう!日本各地の伝統的なお祭り・踊り一覧まとめ

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箱根・小田原・鎌倉に江の島など神奈川県と言えば様々な観光地が出てきます。
都会でありながら風情のある景色も楽しめる、神奈川県の伝統的なお祭りと踊りについてご紹介していきたいと思います。

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神奈川県に伝わる伝統的なお祭り

湯かけ祭り

江戸時代に起源を持つ伝統的なお祭りです。
温泉の効能が高いことから、湯を樽に詰めて大名家に献上していたことが始まりで、献湯神輿の出発時に道中の安全を祈願して湯をかける儀式を再現したものが、現在の湯かけ祭りのスタイルに繋がったとされています。

このお祭りの特徴は、沿道に温泉の「湯」が入った1,000個の樽と湯桶約5,000個が用意され、観客が神輿めがけて約60トンものお湯を勢いよく浴びせかけます。
担ぎ手も観客も全身温泉でびしょ濡れになりながら楽しむお祭りです。

湘南平塚七夕祭り

日本三大七夕祭りの1つとして全国から多くの来場者を集める華やかなイベントです。
約500本の竹飾りが商店街を彩り、その豪華さは日本一とも称されており、吹き流しやくす玉、電飾などが施され、夜間には幻想的な雰囲気を楽しめます。

この七夕祭りの歴史は、1950年の戦災復興祭を起源としています。本格的に始まったのは翌1951年からで、仙台の七夕まつりを範としつつ、平塚独自の工夫を加え、現在では日本を代表する七夕まつりへと発展していきました。

鎌倉祭り

2025年で第67回を迎える伝統あるお祭りです。
1959年(昭和34年)に始まったこのお祭りは、鎌倉の春の観光シーズンの幕開けを告げる恒例行事として、毎年4月の第2日曜日から第3日曜日にかけて行われます。

鎌倉時代の歴史と文化を体感できるイベントが盛りだくさんのお祭りで、「行列巡行」や「静の舞」は鎌倉の歴史を感じさせる華やかなイベントとして、多くの人を魅了しています。
また、鶴岡八幡宮や若宮大路周辺は桜の名所でもあり、春の花々とお祭りの融合を楽しむことができます。

鶴岡八幡宮例大祭

鶴岡八幡宮で毎年9月14日から16日にかけて開催される、大きな神事です。
鎌倉時代の武家文化を今に伝える厳かな祭典として知られおり、特に最終日に行われる「流鏑馬神事(やぶさめ)」の迫力は圧巻です。

見どころは何といっても流鏑馬で、疾走する馬上から的を射る勇壮な神事で、鎌倉武士の精神を今に伝えるものです。
射手は伝統装束に身を包み、約250メートルの馬場を駆け抜けながら、3つの的を射抜きます。
この神事は、天下泰平や五穀豊穣を祈願する意味も込められているとされています。

神奈川県に伝わる伝統的な踊り

チャッキラコ

神奈川県三浦市三崎地区に伝わる伝統的な民俗芸能で、毎年1月15日に行われます。
この行事は、豊漁・豊作や商売繁盛などを祈願する踊りで、女性だけで構成され、少女たちが唄い踊る形式で、楽器を使わず素唄と囃し言葉だけの素朴な踊りです。
赤い晴れ着を着た5歳から12歳までの少女約20人が踊り、歌い手は黒の着物に羽織姿の年配女性約10人で構成されています。

また、国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
(2022年に「風流踊」の1つとして再登録されています。)

虎踊り

約300年の歴史を持つ伝統的な民俗芸能で、神奈川県の横須賀市に伝わった踊りです。
虎の舞だけでなく、歌舞伎や唐人踊りを取り入れた珍しいおどりで、
享保5年(1720年)に奉行所が伊豆下田から浦賀に移転した際に伝えられたとされています。

神奈川県して重要無形民俗文化財に指定されましたが、現在は町内の子供の人数が減ったことにより、町外からの参加者も積極的に募集し、活動を維持しています。
舞台設営や裏方も力と技術が必要になり、各世代が協力して代々受け継がれています。

まとめ

観光地として有名な場所が沢山ある神奈川県ですが、昔から代々受け継がれてきた伝統あるお祭りや踊りもたくさんあることがわかりましたね。
もしお祭りの季節にお出かけする予定があったら是非、皆さんも参加してみてくださいね!

文化
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