400年の歴史と伝統文化を大事に守り続けてきた自然あふれるエリア姫路市

姫路市といえば、やはり何と言っても「姫路城」。
世界文化遺産に登録され、別名「白鷺城」とも呼ばれる美しいその姿は、全世界で有名になりました。
今回は400年の歴史を誇る姫路城、映画「ラストサムライ」のロケ地で知られる書寫山圓教寺など姫路市の観光スポットをご紹介します。

【目次】
1.日本の文化を影で支える「鬼瓦工房清泉」
2.日本初の世界文化遺産「姫路城」
3.姫路城を臨む本格的日本庭園「好古園」
4.映画「ラストサムライ」のロケが行われた「書寫山圓教寺」
5.幅広い世代が楽しめる「サファリリゾート姫路セントラルパーク」
6.魅力的な観光スポットが多い姫路市

日本の文化を影で支える「鬼瓦工房清泉」

翼を大きく広げて、今にも羽ばたきそうな屋根の鷹。
本物そっくりですが、実は工房の目印。大きな看板などは設置していないため、工房に行くにはこの鷹を目印にします。

職人歴30年以上のベテラン瓦職人・安川敏男さんがこの工房のオーナー。
姫路城の鯱瓦の復元など、全国にある寺社の鬼瓦の修復・復元に携わってきました。
復元する前の瓦に作者の銘がある場合は、その子孫を訪ねたり墓参りをしたりしているという安川さん。
そのご縁も大切にしている姿勢が伝わってきます。
鬼瓦工房清泉では次のような物の製造、製作、活動を行っています。

  • 社寺仏閣城郭などの鯱瓦、鴟尾、役瓦、鬼瓦の製造
  • 文化財の鬼瓦の復元、巴瓦、軒平瓦等の手付けによる製作
  • 龍、獅子、鷹、恵比寿、大黒、布袋などの置物等の製作
  • 古い壊れた鬼瓦や古備前細工物などの修理
  • 家紋瓦、置物等の製作、石膏型の製作
  • 手作り鬼瓦(大正、昭和初期の古民家の鬼瓦、瓦)製作
  • 鬼瓦の取り付け
  • 鬼瓦についての講演
  • 陶芸教室、陶芸体験等

工房での一日陶芸体験

備前焼の粘土または備前焼粘土と赤土をブレンドした粘土を使用。焼成は電気窯を使用します。
焼き色は灰被り、または緋襷になります。

普段使いの食器を手ロクロを使用して製作する場合(所要時間約2時間)、粘土約1kg(1人分)と焼成代込みで3,000円~となっています(2~8名)。
焼成後は約1~2ヶ月後にゆうパック着払にて発送します。
体験時間が2時間を超えるもの(手洗い鉢、焼酎サーバー、大きな鬼瓦、表札等)、またおひとりでの体験の場合は金額が異なります。

オーナーの安川さんは「手作りであること、そして自分の作品が何十年、何百年と屋根に上がっていることが魅力ですが、逆に後世の人に笑われないよう、そのときそのときで自分の力を出し切れる物を作らなければならないと思っています。」とHPに思いを寄せています。

安川さんのような日本の文化を影で支える人々の努力により、この国の歴史が美しく受け継がれていくのでしょう。

住所 姫路市四郷町山脇523-4
電話 090-1224-8416
営業時間 9時~19時
HP http://oni-seisen.com/

日本初の世界文化遺産「姫路城」

姫路城の画像
元弘3(1333)年、赤松則村(円心)によって築かれた砦がその始まりとされる姫路城。
その13年後に息子・赤松貞範が姫山に本格的な城を築きました。
戦国期は赤松氏、山名氏、黒田氏と城主が変わり、秀吉の時に3層の天守閣を完成させました。

関ヶ原の戦い後は池田輝政が城主になり、城の大改築を始めて9年後に完成。本多忠正が城主に変わってからは三の丸、西の丸なども増築しました。
今見られる姫路城の姿は、このころに完成したと言われています。
平成5(1993)年、奈良の法隆寺とともに日本で初の世界文化遺産に登録されました。
姫路城が世界遺産に登録された理由は、

  • その美的完成度が我が国の木造建築の最高の位置にあり、世界的にも他に類のない優れたものであること。
  • 17世紀初頭の城郭建築の最盛期に、天守群を中心に櫓、門、土塀等の建造物や石垣、堀などの土木建築が良好に保存され、防御に工夫した日本独自の城郭の構造を最もよく示した城であること。

などが評価されたためです。
別名「白鷺城」とも呼ばれる姫路城。白漆喰総塗籠という方法が取られており、外壁や屋根瓦の目地にも白漆喰を施しています。
その白さが翼を広げた白鷺のように見えることから、姫路城に付いた別名と言われています。

400年の歴史の中で戦災に遭うことなく、奇跡的にその姿を保ち続けてきた姫路城。
世界文化遺産そして国宝でもある姫路城は、芸術的な価値も高い日本の城郭建築を代表する歴史的建造物として、国内はもちろん海外から旅行者にも大人気の観光スポットとなっています。

住所 姫路市本町68番地
電話 079-285-1146
開城時間 9時~16時(閉門は17時)
夏季(4/27~8/31)は9時~17時(閉門は18時)
休城日 12/29・12/30
入城料 大人1,000円  小学生~高校生300円
姫路城・好古園共通券 大人1,040円  小学生~高校生360円
HP http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle.html

姫路城を臨む本格的日本庭園「好古園」

好古園の画像
市制100周年を記念して、平成4年に開園した姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」。
池や水の流れで結ばれた「池泉回遊式庭園」で、世界遺産・国宝「姫路城」を借景とした日本庭園です。
庭園の面積は約1万坪で9つの庭園群で構成されています。

江戸情緒あふれるその佇まいは、大河ドラマや時代劇のロケにも使用されています。
中秋の名月を愛でるために最良の方向で建てられた「潮音斎」。
風情豊かな庭を眺めながら美味しい食事が頂ける「活水軒」。天ぷらや刺身、そばなどが入った「姫御膳(2,570円)」、「穴子重セット(2,050円)」、1日限定20食の「いろどり活水軒官兵衛弁当(1,750円)」などのメニューがあります。

この2つの建物を結ぶ「渡り廊下」は庭園のシンボルで、四季折々の美しい風景が絶好の撮影スポットとなっています。
裏千家第十五代家元千宗室氏の設計・監修により、京都の数寄屋大工が作り上げた本格的茶室「双樹庵」。
風情と風格が感じられる趣のある建物です。この「双樹庵」では気軽に抹茶と生菓子を頂けます(500円)。

住所 姫路市本町68番地
電話 079-289-4120
入園料 18歳以上300円 小学生~高校生150円
開園時間 4/27~8/31 9時~18時(入園は17時30分まで)
9/1~4/26  9時~17時(入園は16時30分まで)
休園日 12/29、12/30
HP http://himeji-machishin.jp/ryokka/kokoen/index.php

レストラン「活水軒」 079-289-4131(営業時間は10時~16時30分)
茶室「双樹庵」 079-289-4121(営業時間は10時~16時)

映画「ラストサムライ」のロケが行われた「書寫山圓教寺」

書寫山圓教寺の画像
ロープウェイを利用して行く書寫山圓教寺。
あまり知られていませんが、ここには国指定の重要文化財がたくさんあるのです。

書寫山圓教寺の国指定重要文化財

摩尼殿
ここに安置されている四天王立像が国指定の重要文化財。本尊は六臂如意輪観世音菩薩で1月18日の鬼追いの日に開扉される。
大講堂
釈迦三尊像が安置される室町中期の建物。圓教寺の本堂に当たりお経の講義や論議が行われる学問と修業の場。
食堂
後白河法皇の勅願で創建。二階建てや長さ約40メートルの建築物は他に類をみないものとされている。
常行堂
常行三昧をするための道場。
開山堂
圓教寺開山の性空上人をまつる堂。
護法堂
性空上人に仕えたという乙天、若天の二童子をまつる堂。
護法堂拝殿
開山堂参籠の行者の護法堂への勤行、礼拝のための建物。
金剛堂
室町時代の建物で持仏堂であったと伝えられている。
棟の鯱瓦は日本最古のデザインと言われている。
十妙院
江戸時代の建物 内部に狩野永納筆の襖絵がある。
壽量院
古くには無量壽院と呼ばれ、承安4(1174)年に後白河法皇が7日間お籠りになり、観世音菩薩の加護を願われたと言われている。
鐘楼
鎌倉時代後期の様式。袴腰付で腰組を持つ鐘楼で全体の形も整っていると評価されている。

国指定重要文化財がこんなにある書寫山圓教寺。宿泊や食事もできるようになっています。
また健康道場、一日修業体験、坐禅体験、写経体験なども随時実施されています。

住所 姫路市書写2968
電話 079-266-3327
入山時間 8時30分~17時(季節によって変動あり)
※入山時、志納金として500円が必要
HP http://www.shosha.or.jp/

幅広い世代が楽しめる「サファリリゾート姫路セントラルパーク」

サファリリゾート姫路セントラルパークの画像
サファリに遊園地、プールやアイススケートまである姫路セントラルパーク。
家族連れはもちろん、友達や恋人同士でも楽しめる人気のスポットとなっています。

サファリ

マイカーやサファリバスに乗って回る「ドライブスルーサファリ」ではライオンやトラ、チーター、そして草食系の動物達の姿を間近に見ることができます。
国内ではここでしか見ることができないヌーの群れに出会えるかもしれません。
緑に囲まれたコース内を自由に歩きながら動物を観察できる「ウォーキングサファリ」には、熊や猿、クジャク、フラミンゴ、カンガルー、キリンなどがおり、希少なホワイトタイガーやホワイトライオンも一緒に見ることができます。

またゴンドラのロープウェイに乗って眼下にゾウやサイ、ラクダなどの動物たちを眺める「スカイサファリ」、小動物とのふれあいや餌やり、乗馬が体験できる「チャイルズファーム」も子ども達を中心に人気があります。

遊園地

遊園地には絶叫マシンから大観覧車、ゴーカート、メリーゴーランドやボートまで、幅広い世代が楽しめるアトラクションがたくさんあります。
G(重力)のかかり方が全国でも5本の指に入るという日本初のスピーディーインバーテッドコースター「ディアブロ」。
地上約35メートルから一気に垂直落下する「フリーフォール」。1周約400メートルのコースを走る疾走感がやみつきになる「ゴーカート」。
更にお化け屋敷やパットゴルフ、迷路や宝さがしなどもあり、アトラクションの種類が非常に充実している遊園地です。

プール&アイススケート(期間限定営業)

定番の「流れるプール」、遠浅でビーチにいるような気分になれる「渚プール」、子ども向けのアトラクションがある「キッズプール」、全身泡まみれになって遊べる「バブルプール」などがあります。
スライダーが4種類もあり、全長100メートルのコースを水流にのって滑り降りる「ウォータースライダー」、岩場に見立てたコースで川下り気分が楽しめる「ロッキーリバーラン」など、それぞれにスリルと爽快感が味わえます。

パークのプレイゾーンの中にある「風の城」。ピラミッド級の大量の石材を使って建てられたゴージャスな多目的ホールで、冬は全天候型のスケートリンクに変身します。

スケート靴の無料レンタル、ヘルメットとプロテクターの有料レンタル、また手袋や靴下の販売もあり、コインロッカーなどの設備も整っています。
安全な滑り方、止まり方、曲がり方などを教えてもらえる「初心者無料レッスン」や「スケート教室」なども開催されています。

住所 姫路市豊富町神谷1436-1
電話 079-264-1611
入園料金 大人3,500円 子ども(小学生)2,000円 幼児(3歳~)1,200円
アトラクションフリーパス 大人3,000円 子ども2,700円 幼児1,200円
サファリバス乗車券 1座席800円(全席予約制)
※チケットは上記以外にも種類があります。また営業時間についてはHPの営業カレンダーかお電話等でご確認下さい。
HP http://www.central-park.co.jp/

魅力的な観光スポットが多い姫路市

世界遺産の姫路城から自然と遊びを満喫できる姫路セントラルパークまで、魅力的な観光スポットが多い姫路市。
姫路城を中心にしたエリアでは、数々の映画やドラマの撮影が行われており、「ロケ地巡り」としても人気があります。
この国の歴史と伝統文化を大事に守ってきた姫路の街で、思い出に残る充実した時間を心に刻んでみてください。






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