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石川県のお祭り・踊りを知ろう!日本各地の伝統的なお祭り・踊り一覧まとめ

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東茶屋や金箔など日本の和の雰囲気を味わえる石川県。
京都でも日本の和を感じられますが、それとはまた違った雰囲気を味わうことができ、さらに21世紀美術館では打って変わって現代の美術作品を数多く見て感じることができます。
今回はそんな日本の和の風情から未来の芸術を一緒に楽しむことができる石川県のお祭りと踊りの紹介です。

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石川県に伝わる伝統的なお祭り

キリコ祭り

キリコ祭り夏の約3か月間にわたり3市3町村の合計200もの地区で行われている石川県では大変大きなお祭りで、漂着神を海上に担ぎ足して清め大漁と会場の安全を願うために行われているお祭りです。

キリコとは切子きりこ灯とう篭ろうを縮めた呼び名で、少なくとも江戸時代には存在し、能登の人々の生活に溶け込み今もなお盛んにおこなわれている行事の1つです。

大きな灯ろう型の行灯で神輿渡御の道案内として使用される灯りでかつて宇出津では10メートルを超えるキリコが20数本巡業していたといわれています。

能登町のキリコ祭り

  1. あばれ祭り
  2. 恋路火祭り
  3. どいやさ祭り
  4. 小木袖キリコ祭り
  5. にわか祭り
  6. 柳田大祭
  7. 松波人形キリコ祭り

1.あばれ祭り

疫病退散を感謝して始まったお祭り。
火の中に投げ込んだり水中で転がしたり上に乗ったりその姿はまさに大暴れ。

暴れれば暴れるほど魂が甦るとされているため、他の祭りでは見ることができないような豪快なお祭りです。

2.恋路火祭り

恋人たちの霊を慰めようと、村人がかがり火をたいたのが恋路火祭りの始まりといわれています。
沖に浮かぶ弁天島を目指し恋人に見立てた大小2基のキリコが恋路海岸へ若衆が切子を担いで海に入り沖に浮かぶ弁天島に向かって勢いよく進みます。

島の真上に花火が上がったら乱舞の合図。
海中で乱舞するキリコはとても幻想的です。

3.どいやさ祭り

大漁を祈願する諏訪神社の夏季例祭です。
奴凧に似た独特の形状をした「袖キリコ」が町を練り歩きます。

準備は5月頃からと早々に始まり、2ヶ月ほどかけて制作していきます。

4.小木袖キリコ祭り

このお祭りは9月に行われます。
祭り初日東側の港に集合したキリコは港を海岸沿いにぐるりと練り歩き、港の西側でいったん休憩。

海岸沿いに並んだ9基のキリコの灯りが水面に映り込み非常に幻想的な雰囲気を醸し出しています。

5.にわか祭り

「にわか」とは加賀藩第13代藩主・前田斉泰公が能登を訪れた際に旅情を慰めようと袖キリコをにわかで組み立て披露したことが「にわか」の由来です。
このお祭りは、海の女神である弁財天を祀る海瀬神社に豊漁と海上安全を祈願して、凛々しい武者絵を書いた行燈を担いで奉納したことが始まりとされています。

6.柳田大祭

五穀豊穣に感謝するお祭りです。
神輿に伴うキリコの高さは全長13メートルと非常に大きなもので、灯りは昔ながらの和ろうそくを使って灯されます。

7.松波人形キリコ祭り

参加する各町内が人形のできばえを競い合うお祭りです。
人形は歴史上の人物から桃太郎の1場面やその年に話題になったものまで様々な人形が作られます。

穴水町のキリコ祭り

  1. 沖波大漁祭り
  2. 大町・川島まつり
  3. 前波曳山祭り
  4. 明千寺キリコ祭り
  5. 中居キリコ祭り

1.沖波大漁祭り

大漁と海の安全を祈願したお祭りです。
夜間に最高潮を迎える能登のキリコのお祭りには珍しく、日中に見どころがあるお祭りです。

青空の下海中でキリコが勇ましく乱舞します。

2.大町・川島まつり

穴水町で一番大きいお祭りです。
穴水町の中心部にある大町地区の穴水大宮と川島地区の白山神社はどちらも古い歴史があり、両神社の例祭は同日に行われます。

それぞれの地区から神輿が3基、キリコ11基、山車10基が曳きだされます。

3.前波曳山祭り

五穀豊穣と大漁を祈願するお祭りで9月に行われます。
初日はキリコが、二日目は曳山がそれぞれの神輿の先導役を担うのが前波祭りの特徴です。

4.明千寺キリコ祭り

神輿に背を向けることがないよう後ろ向きで巡行します。
沢山の短冊を付けた白木のキリコは穴水町で最大の高さ9メートル。

宮入りする神輿を送るため、神社の長く急な石段を担いで登る習わしがあります。

5.中居キリコ祭り

別名【屏風祭り】
お祭りの間訪れる人々に見てもらうために各家が祭壇を作り、自慢の屏風を飾り披露し合います。
クライマックスでは、若衆達が柱松明の上につけられている御幣を奪い合い、御幣を取った集落は五穀豊穣になるといわれています。

大野湊神社夏季大祭

このお祭りは江戸時代の中ごろから行われているお祭りで、祭礼初日の行列は神様の旧社地の里帰りとされています。

志賀町のキリコ祭り

  1. 西海祭り
  2. 冨木八朔祭礼

1.西海祭り

大漁と航海の安全を祈願するお祭りです。
漁や航海で男性が不在がちだったため代わりに女性がこのお祭りに参加するようになったことから、伝統的に女性もキリコを担ぎ出すのが大きな特徴です。

2.冨木八朔祭礼

その昔、増穂浦に漂着した男神が住吉神社の女神に助けられ、夫婦になりましたが荒波の音に我慢ができなくなった男神は、山手に宮居を移してしまいます。
年に一度女神との逢瀬のために男神を神輿に乗せて渡御したことがこのお祭りの始まりとされています。

玉洲市のキリコ祭り

  1. 宝立七夕キリコ祭り
  2. 飯田燈籠山祭り
  3. 寺家キリコ祭り
  4. 蛸島キリコ祭り
  5. 正院キリコ祭り

1.宝立七夕キリコ祭り

玉洲市宝立町鵜飼地区のキリコ祭りは七日盆に祖先の霊を迎えるためのものと言われています。
能登のキリコの中でも最大級の高さ14メートルをほこるキリコを約100人で担いで巡行します。

2.飯田燈籠山祭り

玉洲市の中心部にある飯田町にある春日神社の夏季例祭が行われ、暑さ厳しい土用の折、神様に夕涼みにお出ましいただくお祭り。
人形のルーツは諸説ありますが、青森の立ねぶたが起源ともされています。

3.寺家キリコ祭り

巨大なキリコを使うお祭りで、町を出て生活している若者も例祭時には帰省してお祭りに参加します。
参道に敷かれた約100メートルの稲藁に火をつけ2基の神輿が火の上を一気に駆け抜け、藁の火が消えるまで何度も行ったり来たりを繰り返します。

蛸島キリコ祭り

江戸時代の中期から漁業や交易で栄えた蛸島では、伝わってきた流行の歌舞伎や歌曲を、古くからの早船行事に取り入れて、独自の狂言が生み出されました。
狂言が終わるとキリコが乱舞し、勢いよく担ぎ上げ上下させながら練りまわる姿は豪快で見ごたえ抜群です。

輪島市のキリコ祭り

  1. 輪島大祭
  2. 名舟大祭
  3. 曽々木大祭
  4. 水無月祭り
  5. 剱地八幡神社大祭

1.輪島大祭

神様に涼をおとりいただく「お涼み祭り」で、総漆塗りの豪華絢爛なキリコが巡行するのは輪島大祭の一番特徴的な部分です。
輪島市中心部の4つの地区で行われ、連続して行われます。

2.名舟大祭

神様を舟に乗って送迎する厳かな神事です。
御陣乗太鼓で有名な名舟町。
かつて、上杉謙信の軍が攻め入ってくる際に村人が奇妙な面をかぶり太鼓を鳴らし続けたことで群を退けたことが御陣乗太鼓の由来になっています。

3.曽々木大祭

輪島市の曽々木海岸には奇岩が連なる景勝地。
その昔「あいの風」にのって神様が漂着したという「寄り神伝承」が残っており、毎年8月に春日神社にて執り行われます。

4.水無月祭り

1年のちょうど真ん中旧暦の6月晦日に半年分のケガレを払う行事で「夏越しの神事」で、この伝統を色濃く残している祭りが輪島市南志見地区で行われる水無月祭りです。

5.剱地八幡神社大祭

別名【おさよまつり】、【神幸祭】など様々な名前を持っているお祭りで、このお祭りでは獅子舞が出るのが特徴です。
ここ数年人手不足が深刻になり獅子舞は行われておらずさみしい限りですが、今後の再開を楽しみにしたいですね。

七尾氏のキリコ祭り

  1. 石崎奉燈祭
  2. 能登島向田の火祭
  3. 塩津かがり火恋祭り
  4. 七尾祗園祭
  5. 新宮納涼祭

1.石崎奉燈祭

石崎町は七尾湾に面した活気あふれる漁師町です。
昔気質が残るこの町では海の男たちが年に一度熱い血潮をたぎらせるのが石崎奉燈祭りです。

大漁や五穀表情の祈願とともに火を鎮める神事としたことから「奉燈」を担ぐ灯籠神事として現在の形になっていったとされています。

2.能登島向田の火祭り

向田の火祭りはいつの時代も住民総出の一大行事。
「日本三大火祭り」の1つにも数えられているお祭りです。

観客も一緒に手松明をもって参加できるお祭りです。

3.塩津かがり火恋祭り

山側の男神「日面神」と海側の女神「唐島の神」が海の上で年に一度、逢瀬を遂げるロマンチックなお祭りで海へと漕ぎ出す船が、光の道のように浮かび上がる様子はとても美しく幻想的な風景です。

4.七尾祇園祭

疫病厄除けを願う祇園信仰が盛んだった平安時代、七尾市に京都祇園社の祭神を勧請し祇園会を行ったことが始まりとされています。
納涼のため、浜辺の仮宮に遷座することから「おすずみ祭」とも呼ばれています。

5.新宮納涼祭

暑い夏、神様に夕涼みを楽しんでもらおうと始まった新宮納涼祭は、「新宮のう涼み」とも呼ばれています。
能登のキリコの灯りが電灯に変わってきている中で、新宮納涼祭で使われる灯り「お明かし」は今もろうそくを使っていてその儚い明りは伝統とは明らかに違います。

石川県に伝わる伝統的な踊り

キリコ祭りは石川県全体で行われているとても大きなお祭りであることがわかりましたね。
それでは、踊りにはどのようなものがあるのでしょうか?

かんこ踊り

昭和35年5月27日石川県指定無形民俗文化財に指定された踊りで、白山麓の白峰地区に伝わる古い踊りです。
かんことは鞨鼓(かっこ)をたたいて踊る、カンコ(腰に下げる蚊遣火)を下げて踊る、白山での修行を終えて下山する泰澄大師を迎えた時の歓喜の踊りなど様々な説があります。

柏野じょんがら踊り

通常の盆踊りとは異なり甲高い温度が印象的な、ほかの地区には見られない大変珍しい踊りで、白山市の無形民俗文化財に指定されています。

まとめ

石川県では様々なお祭りが一同に行われていることがわかりました。
東茶屋や21世紀美術館、金箔など石川県には様々な魅力がありますが、伝統的なお祭りも数多くあるのでご旅行の際に、もしタイミングが合えばぜひ参加してみてくださいね!

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