歴史の足跡と自然の音色に耳を澄ましたくなる群馬県甘楽郡

群馬県の南に位置する甘楽郡。
織田宗家ゆかりの庭園「楽山園」や、山岳信仰の霊場として知られる「黒瀧山不動寺」、また自然を満喫できる体験型古民家民宿など、興味深いスポットがたくさんあります。
今回は都心からもそう遠くない群馬県の甘楽郡についてご紹介します。

【目次】
1.体験型古民家民宿「かじか倶楽部」
2.山岳信仰の霊場としても知られる「黒瀧山不動寺」
3.幻想的で迫力のある火祭り「大日向の火とぼし」
4.織田宗家ゆかりの大名庭園「楽山園」
5.こんにゃくの魅力がいっぱいの「こんにゃくパーク」
6.自然の美しい音色に癒されて

体験型古民家民宿「かじか倶楽部」

体験型古民家民宿「かじか倶楽部」は、築60年の古民家を何と自力で改装したというまさに「手作りの体験宿」。
昭和の風情を感じられるこの民宿では、無農薬自家栽培の野菜を中心とした食事や、薪で沸かす桧の露天風呂などがあります。

お部屋は12畳2間の広い和室をはじめ、8畳プラス6畳の和室、10畳プラス6畳の和洋室があります。
自然との共生をコンセプトにしているため、テレビやエアコンはありません。騒々しい音の世界から離れて、静かな時の流れを感じることができます。
そして重要なポイントはここ。

「当民宿は玄関を入った時から子どもに対して「ダメ」という言葉を原則禁止しています。走ろうと大声を出そうと、子どもの自由を保障しています。」

というポリシー。自由な環境で子ども達が感じる価値観、そして暗黙のルールがその後の人生に大きく関わってくるのかも知れません。
体験メニューも20種類以上あり、インストラクターが丁寧に指導してくれるので安心です。
体験メニューには有料のものとフリーなものがあります。
その一部をご紹介します。

農業体験  3,000円/家族
煎餅焼き  1,000円/人
薪割り   2,000円/家族
そば打ち  3,000円/家族
ピザ焼き  1,500円/人
岩盤滑り台 フリー
将棋・碁  フリー
沢ガニ取り フリー

また昭和24年に建てられた木工校舎の敷地を利用したキャンプも体験できます。
テントをはじめキャンプ用の機材は全て揃っており、水場や水洗トイレも完備しています。
BBQの食材、炭、器なども用意しているので、気軽に手軽に楽しめるのも大きなメリットと言えるでしょう。

住所甘楽郡南牧村星尾1235-1
電話0274-87-2181
HPhttp://www.nanmoku.ne.jp/~kajika/

山岳信仰の霊場としても知られる「黒瀧山不動寺」

1,300年ほど前に行基が自ら刻んだ不動明王を安置して建立したのが始まりとされる黒瀧山不動寺。
山岳信仰の霊場としても知られており、予約すれば新鮮な山野草を中心とし精進料理や禅の修行、宿泊も可能です。
耳を澄ませば、黒瀧山の三霊鳥と言われる「仏法僧」「木魚鳥」「慈悲心鳥」の鳴く声が聞こえる静寂幽玄な山寺です。

座禅指導

座禅の組み方、心構え、法話など住職が指導を行います。
初心者でも分かりやすい説明で、自宅に戻っても日常的に座禅が組めるよう、呼吸法や姿勢、気を付ける点などが書かれたものを配布しています。
受付は2名以上から、所要時間は境内の案内と座禅指導を含め1時間程度、料金は1人1,000円となっています(要予約)。

住所甘楽郡南牧村大字大塩沢1267-1
電話0274-87-3037
拝観時間8時~16時
HPhttp://www.nanmoku.ne.jp/~choon/

幻想的で迫力のある火祭り「大日向の火とぼし」

「大日向の火とぼし」は、400年以上昔から伝えられてきた県内最大級の火祭りです。
永禄4(1561)年、武田信玄の軍が上州に攻め入った際に武田勢を助け、領主勢の軍を打ち破った時の喜びを火祭りの形で伝えられてきたと言われています。
南牧川に架かる大日向橋の上から、長さ2~3メートルの縄にくくりつけた藁束を燃やし、それを2~3人ずつでぐるぐる回します。
丸い炎の軌跡が闇の中に浮かび上がる景色は、炎の力強さと幻想的な美しさに包まれます。
この「大日向の火とぼし」は国の選択無形民俗文化財、県の重要無形民俗文化財に指定されています。

場所甘楽郡南牧村大字大日向地区大日向橋
開催日8月14~15日
時間両日とも18時~

織田宗家ゆかりの大名庭園「楽山園」

楽山園の画像
「楽山園」は江戸時代初期に織田氏により築庭したとされる織田宗家ゆかりの大名庭園で、国の名勝に指定されています。
戦国武将庭園から大名庭園に移行する過渡期の庭園であると位置づけられており、京都の桂離宮と同じような特色があります。
景石の置かれた池を中心とした「中島」「築山」といった起伏のある地形を造り、全国的にも珍しい五角形の形をした「腰掛茶屋」や「梅の茶屋」など複数の茶屋を配置、それらを巡る園路にも工夫が凝らされています。

この複数の茶屋の配置が織田家と茶事の深いかかわりを示しているとも言われ、歴史的・文化的両面において、非常に価値の高い庭園です。
春には若葉と山桜、秋には色とりどりの紅葉、冬には静寂に包まれる雪景色。
季節によって違った美しさを見せてくれるのも楽しみのひとつです。
庭園内の「凌雲亭」ではお抹茶の提供も行っています。
散策の途中で気軽に立ち寄れるお茶席で、庭での野点席か室内で行われるようになっています。料金は一服400円で薄茶と干菓子が付いています。

住所甘楽郡甘楽町大字小幡648-2
電話0274-74-4795
開園時間3~10月/9時~17時(入園は16時30分まで)
11~2月/9時~16時(入園は15時30分まで)
休園日12/29~1/1 台風や大雪の際は臨時休園することがあります。
観覧料高校生以上300円 中学生以下無料
HPhttp://www.town.kanra.gunma.jp/kyouiku/bunkazai/map/20120330191558.html

こんにゃくの魅力がいっぱいの「こんにゃくパーク」

こんにゃくパークの画像
こんにゃく生産日本一の群馬県。
「こんにゃくパーク」は、群馬県自慢のこんにゃくの魅力をたっぷり堪能できる施設です。
このパークのイチ押しはやはり「こんにゃく体験」。体験後は出来たてのこんにゃくを試食、持ち帰りも可能です。

◯Aコース…手作りこんにゃくゼリー フルーツ体験コース
フルーツをトッピングした出来たてのゼリーを味わえます。
所要時間30分 中学生以上800円 小学生400円

◯Bコース…こんにゃくカラーマジック体験コース
白こんにゃくがカラフルに色付けされる不思議体験ができるコース。
所要時間30分 中学生以上500円 小学生250円

◯Cコース…手作りこんにゃく体験コース
こんにゃく粉からこんにゃく作りを行うコースで、自分の好きな形のこんにゃくを作ることができます。
所要時間60分 中学生以上1,000円 小学生500円

このほかにも、500円でいろいろな種類のこんにゃくを詰め放題にできる大人気の「こんにゃく詰め放題」や、無料で様々なこんにゃく料理が味わえる「無料バイキング」、またこんにゃくの歴史や雑学、製造方法が分かる「こんにゃく工場見学」などもあります。

住所甘楽郡甘楽町小幡204-1
電話0274-60-4100
開園時間9時から18時まで(最終受付は17時まで)
HPhttp://konnyaku-park.com/index.html

自然の美しい音色に癒されて

川のせせらぎ、鳥の鳴き声、風の音…。
日常の騒音に忘れられていた自然の美しい音色が聞こえる甘楽郡。
伝統ある歴史的建造物や文化の足跡、昭和の風情、そして大人も童心に戻って楽しめる施設など、喧騒から逃れてゆっくりと時間を過ごしたくなるエリアと言えるでしょう。





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