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富山県のお祭り・踊りを知ろう!日本各地の伝統的なお祭り・踊り一覧まとめ

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富山県といえば一番有名なのが黒部ダムですね。
困難を極めた黒部ダムの大工事は語り継がれ「世紀の大事業」と呼ばれるほどです。

この黒部ダムを見に行くのと同時に立山黒部アルペンルートも一緒に楽しむ方もいます。
今回はそんな富山県の伝統的なお祭りと踊りについてご紹介していきます。

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富山県に伝わる伝統的なお祭り

高岡御車山祭

春に行われるお祭りで、国の重要有形民俗文化財・無形民俗文化財の両方に指定されている日本で5件指定されているうちの1つに入っています。
また、「高岡御車山祭りの御車山行事」として、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている大変由緒あるお祭りになっています。

高岡御車山は太閣豊臣秀吉が後陽成天皇と正親町(おおぎだい)上皇を聚楽第(じゅらくだい)に迎え奉るときに使用した御所車を前田利家公が拝領し、二代目の藩主前田利長公が高岡城を築くにあたり町民に与えられたのが始まりと言われています。

豪華絢爛な7基の御車山が優雅なお囃子とともに富山の街を巡行する姿は美しく、色鮮やかで見る者を圧倒します。

魚津のタテモン祭り

たてもん祭りの起源は約300年前と言われており、大漁と会場の無事安全を祈る氏子の気持ちがこのような形になりました。
各町内が提灯を台上につるし、町内を担ぎまわったものが次第に提灯の数が増えていき今のような形のお祭りになっていきました。

昭和47年10月に7基のたてもんが県の有形民俗文化財に、平成9年12月には「魚津のタテモン行事」が重要無形民俗文化財の指定を受けています。

高さ16メートルの大柱に、90余りの提灯を三角に吊り下げ、その下に絵額をつけ、10メートル総重量5トンのそり台に立てて、80人ほどの人々によって威勢よく曳きまわす船型の万燈です。

城端神明宮祭

城端神明宮の春のお祭りで、始まりは享保2年まで遡るといわれています。
神明社の再建を機に始まり、曳山が造られ祭りに曳き出されたのは享保9年からで今でも昔の古い祭りの形式を残しています。

享保期に入り、経済が不安定になったことでそれを打開するために神をまつり、招福除災、町内繫栄を祈るようになりました。
化政文化の影響を受けて庵唄や庵屋台が整備され、優雅な曳山祭りになりました。

その後火事で焼失したり、曳山祭り自体が中止されることもありましたが、曳山や庵屋台は豪華なものになっていき、今の豪華絢爛な曳山祭りに確立していきました。

富山県に伝わる伝統的な踊り

富山県に伝わるお祭りに大変貴重な伝統があるお祭りがありました。
それでは踊りはどのようなものがあるのでしょうか?

越中おわら節

富山の八尾地域で唄われている民謡で、その起源は江戸時代までさかのぼるといわれており300年以上の歴史があるといわれています。
9月1日から3日間かけて行われる「おわら風の盆」では昔ながらの石畳が続く坂道に数千個のぼんぼりがたちおわら節の旋律に乗せて踊り子たちが踊りを披露します。

夜には優雅に踊る踊り子たちの姿が浮かび上がり幻想的な世界に引き込まれます。

こきりこ総踊り

日本最古の民謡と言われているこきりこ。
「こきりこ」とは竹でできた短い棒状の楽器でその名前は打ち合わせたときの音色からきています。

優雅な踊りで人々を魅了するこきりこ祭りは五箇山の山の祭りの中でも麦屋祭りの並ぶ、代表的なお祭り。
こきりこ総踊りでは地域の人たちが輪になって会場でこきりこを踊り、最終的には会場全体を巻き込んでこきりこを踊ります。

見物に来た人も輪に入ることができ、ささらを鳴らしながら一緒に踊ります。

まとめ

富山のお祭りの1つに有形・無形民俗文化財両方に認定されているお祭りがあるのをご存じでしたか?
私たちが生まれる前から脈々と受け継がれてきた由緒あるお祭りなので、ご旅行の際にもし機会があったら是非見に行ってみてくださいね!

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