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こぎん刺とは?種類と違い|手作りもできるレトロ可愛い伝統工芸

こぎん刺し
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こぎん刺し
家庭科の授業で、刺繍をした経験はありませんか?
今回ご紹介する伝統工芸は「こぎん刺し」。
無地の布に伝統的な柄を刺繍していく、きっと一度は見たことのある工芸品です。

刺繍なので自分で手作りすることも可能!
伝統技法を自分の手で体験できる工芸品はなかなか無いですよね。

まずはこぎん刺しの成り立ちを知って、伝統工芸を身近に感じてみましょう。

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1.こぎん刺しとは

こぎん刺しとは、津軽に伝わる刺し子の技法の一つです。
青森県の伝統的工芸品にも選ばれています。

江戸時代の津軽地方では、綿が不足していたため衣服は主に麻で作られていました。
そのため、こぎん刺しは一般的には、藍色の麻布に白い木綿糸で刺し子をします。

「こぎん」とは津軽地方では野良着のことを指します。

2.こぎん刺しのメリット

麻布の衣服を着る津軽地方では、綿と比べて目の荒い麻布により、冬の寒さが堪えました。
そこで、衣服にこぎん刺しを施すと、布にびっしりと刺し子をするため麻の布目をふさぐことができます。
こうして衣服の保温効果を高めていました。

また、農作業の際に背負う籠で摩耗しやすい肩や背中の部分にこぎん刺しをすることで、衣服のへたりを防ぐことができました。

3.こぎん刺しと他の刺し子の違い

こぎん刺しは、寒い津軽地方での生活の知恵から生まれ、保温・補強のために施しています。
そのため、他の地方の刺し子と比べて布地に糸でびっしりと模様を刺繍しています。

糸が詰まった刺繍なので、布地の厚さも他の刺し子と比べて厚くなり、しっかりした生地になります。

4.こぎん刺しの種類

こぎん刺しは、模様や刺し方によって3つに分かれます。

西こぎん
弘前城の西側、中津軽で作られたもの。麻の目も模様も細かい。林業が盛んで、重い荷物を背負う人が多かったため、肩に補強のための縞模様があるのが特徴。「縞こぎん」とも呼ばれる。
東こぎん
弘前城の東側、南津軽郡で作られたもの。粗い目の麻布に刺されている。太めの麻糸で織られた麻布に刺繍されたものが多い。縞模様がなく、大胆なデザインが特徴。
三縞こぎん
岩木川の下流、北津軽郡で作られたもの。三本の線が特徴で優れたデザインが多い。生活に余裕がなく刺し子をする時間がなかったため、現存する作品数が少なく貴重なものとなっている。

5.現在のこぎん刺し

保温・補強のために始まったこぎん刺しですが、現在では着物だけでなく、ファッショングッズや小物類にも取り入れられています。
こぎん刺しを使ったポーチ・がま口・くるみボタン・ヘアアクセサリー・バッグなどが多数販売されています。

こぎん刺しは一般的には、藍色に白糸で刺繍をするものですが、現在ではさまざまな色の布地・糸を使って施されるものも増えています。
カラフルな色合いのこぎん刺し小物は、レトロで懐かしさやあたたかみを感じながらも現代風な小物に仕上がっていてとっても可愛いですよ。

手芸が好きな人は図案集もネットなどで簡単に見つけられるので、小さなものから手作りしてみては?

6.まとめ

江戸時代に実用性を追求して広まったこぎん刺し。
ファッショングッズ・小物としても取り入れられ、可愛いオシャレな伝統工芸として進化しました。
自分で手作りもできる数少ない伝統工芸品ですよね。
手芸好きのあなた・工芸品好きのあなた、ぜひ一つ、江戸時代に思いを馳せながら作ってみてはいかがでしょうか?

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