日本のものづくりを発信する人を募集します
※こちらの求人募集は終了致しました。沢山のご応募ありがとうございました。
東京都の中央区に位置する、月島。
月島駅から徒歩3分の場所にあるセコリ荘では、テキスタイルを中心に日本のものづくりを発信しています。
セコリ荘は、代表の宮浦さんが日本中の産地を周って集めた素材や情報を共有する為に2013年にオープンしたものづくりコミュニティスペースです。
週末に開くこの場所はショップやギャラリーも兼ねており、イベントも毎週のように開催しています。
今回の募集にあたり、宮浦さんにお話を伺いました。
セコリ荘の精力的な活動の背景にあるのは、日本のものづくりへの危機感があるといいます。
現場に足を運ぶことを大切にしている宮浦さんは、様々な問題が累積し倒産してしまう企業も多く見てきたそうです。
高い技術力を持ち素晴らしいものづくりをしていても、倒産すると職人技術もそこで途絶えてしまう。
そうなってしまうともう復元することが出来ません。
繊維業界の課題の一つが、問屋制度。
かつては産地を育て、共に成長する役割を担っていた問屋でしたが、時代や構造の変化によって様々なひずみも出てきています。
産地に足を運び、現場との距離が近いセコリ荘だからこそこれまでも、そしてこれからも産地と消費者、企業を繋いでいく事が出来るのだと思います。
今回の募集について
現在セコリ荘ではフルタイム・アルバイト・インターンを含め10名が働いています。
今回新たに募集するのは、産地を取材し、ものづくりを伝えてくれる人。
主に各種媒体や来年オープン予定の新規メディア、自社で制作している冊子のライターとしての役割を担うことになります。
勤務形態や仕事量などは柔軟に対応したいとのことなので、少しでも興味がある方は一度下記のフォームよりお問い合わせ下さい。
取材を終えた帰り際に宮浦さんに頂いたチラシは、セコリ荘ではない他のギャラリーで開かれる職人さんの展示会案内でした。
聞くと、セコリ荘とは無関係でも、職人さんの為に宣伝しているとのこと。
とてつもない行動力でセコリ荘を進化させ続けている宮浦さんですが、お会いしてみるととても柔らかい雰囲気の方で、終始こちらに気を使って頂きました。
熱い思いを持ちながら、好きなことを真剣に、楽しく仕事をする。
そんな宮浦さんの人柄と、セコリ荘で働く方たちの魅力が、セコリ荘に多くの人を引き寄せるのかもしれません。