花火師になるには?仕事内容と、必要な資格

花火の画像|四季の美
夜空を彩る、打ち上げ花火。
花火は日本の夏の風物詩として、多くの人に感動を与えています。

その花火を作る、そしてそれを打ち上げる人を花火職人や花火師といいます。
そこで今回は花火師の仕事内容と、どうすればなれるのかなどをご紹介したいと思います。

【目次】
1.花火の歴史
2.花火師という仕事
3.花火師になるには
4.花火師の資格
5.まとめ

1.花火の歴史


そもそも、花火の起源としては、5世紀頃の中国(魏晋)で発明された火薬とともに誕生したと言われています。
この頃は敵陣に打ち込んで火事を起こしたり、音で威嚇したりといった、武器のような使われ方をしていたようです。
しかし軍事利用に関わりが深かった為か、詳細な文献は残っていません。

日本における花火の起源にも諸説あり、はっきりしたことはわかっていません。
江戸時代に書かれた「駿府政事録」によると1613年、イギリス国王使節ジョン・セーリスが駿府城を訪れた際、中国人を使って徳川家康に花火を見せたという記述があります。
このことから日本で最初に花火を見たのは徳川家康というのは確かなようです。

もっともこの時の花火は竹筒から火の粉が噴き出す単純なもので、今私たちが目にするような打ち上げ花火ではなく「噴出花火」だったとか。

武器を発祥としながら、長い時間を経ていまではイベントやお祭りに欠かせない存在になった花火。
大輪の花を咲かせながら消えていく一瞬の間に、こんな歴史が秘められていたと思うと美しさもひとしおです。

2.花火師という仕事

では、そんな花火を作る職人はどんな仕事をしているのでしょうか。
花火師は花火を火薬で作る人とそれを打ち上げる人に分かれますが、実際には両方の作業を行う人が多いです。

花火は火薬を使用するので、作業には常に危険が伴います。
危険があるということは、作業は慎重に、確実に行う必要があるということ。
一見華やかな世界に見えますが、裏は大変地道な努力に支えられているのです。

3.花火師になるには

花火の画像2
現在、国内にある花火の製造会社は200ほど。
花火師になろうとするとまず花火の製造会社に入るのが一般的です。

しかし求人募集自体は大変少ないのが現状です。
それは、小規模の事業所が多い上に、世襲で代々仕事が受け継がれる場合が多い為。

その為、花火師になるには自身で情報収集を行う必要があります。
また、通年で働くのではなく、夏の期間だけ打ち上げ従事者として働く人も多くいます。
実はこういった短期の就労から通年の仕事へ採用される場合もあるので、募集があった際は応募してみることをおすすめします。

4.花火師の資格

花火工場の設備は、「火薬類取締法」という法律に基づいて建てられています。
そこでは、花火工場に資格を持った人間を配属しなければならないという決まりがあります。

その資格として、「火薬類製造保安責任者」と、「火薬類取扱保安責任者」があります。
なので、花火師としてずっと仕事をしていくにはこの資格取得を目指すことになります。

実務経験の決まりはありませんが、「火薬類取締令」という法律と火薬学について学ぶ必要があります。
資格試験は全国火薬類保安協会の主催で毎年8月に各都道府県で実施されています。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。
私たちが楽しんでいる花火の裏には、花火師の方々の努力が隠されています。
まずは今年の夏は是非会場に行って、間近で楽しんでみてはいかがでしょうか。



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