和傘の傘骨職人・傘ロクロ職人の見習い|岐阜市和傘振興会の求人募集情報
和傘の基盤部品である、傘骨とロクロを製作する職人の見習いを募集します
日本一の和傘の産地、岐阜。
江戸時代初期より続く岐阜の和傘。
和傘といえば京都や金沢など古都を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、岐阜は国内生産の3分の2以上を担う一大産地です。
昭和初期のピーク時には年間1千万本を超える和傘が岐阜で生産されたほどです。
しかし、現在では従業者、特に傘骨・ロクロ職人が減少・高齢化して、岐阜さらには日本の和傘づくりが危機に瀕しています。
歌舞伎・日本舞踊をはじめとする伝統芸能、伊勢神宮・出雲大社など神社における神事、各地に伝わる祭りなどに和傘は欠かせません。
その和傘の屋台骨をつくる傘骨・ロクロづくりは、日本の伝統文化・風景を背負うとても大切な仕事です。
これまで傘骨やロクロの製作は家業として行われてきたため、外部の人々が職人の指導を受けることはできませんでした。
今回のプロジェクトでは、たっての願いを受けていただき、ロクロを製作する長屋一男さん、傘骨を製作する羽根田正則さんの全面的な技術指導を受けられることになりました!
各1名の後継者候補は、週4日程度それぞれロクロづくり、傘骨づくりの現場に入っていただきます。
製作工程の見学からはじまり、製作補助を経て、職人の指導のもと技術を身につけてもらいます。
職人より技術が一定の水準に達したと認められれば、徐々に製品を出荷していくことになります。
傘骨・ロクロ以外の和傘の製造工程には若い職人が増えつつあります。
これらの職人と交流・連携して伝統を守りつつ、新たな息吹を和傘に吹き込み次の世代に伝えてゆく、そんな気概のある方々をお待ちしております!
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詳細情報
求人名 | 和傘の傘骨職人・傘ロクロ職人の見習い |
事業所名 | 岐阜市和傘振興会 |
所在地 | 【骨職人】 岐阜県岐阜市八島町7 株式会社マルト藤沢商店 【ロクロ職人】 岐阜県羽島郡岐南町平島7丁目26 有限会社長屋木工所 |
募集状況 | 募集終了 |
仕事詳細 | 1)傘骨職人(見習い)
和傘に用いる部品である傘骨を作る仕事です。
竹を割るところから加工を行い、親骨と小骨の2種の傘骨を製作します。
現存する専門職は数名しかおらず、日本の和傘生産を支える重要な仕事です。
正確性と根気強さが求められる仕事です。
主に傘骨職人である羽根田正則さんに学びます。
2019年度 採用人数:1名
2)傘ロクロ職人(見習い)
和傘に用いる部品である傘ろくろを作る仕事です。
この部品はエゴノキという木からのみ作られます。
全国の和傘業界や林業界の協力により、岐阜の山間部での伐採を行い原料を調達します。
木を切るところから加工を行い、傘の種別に応じた傘ロクロを製作します。
現存する専門職は全国で1名しかおらず、日本の和傘生産を支える重要な仕事です。
正確性と根気強さが求められる仕事です。
傘ロクロ職人である長屋一男さんに学びます。
2019年度 採用人数:1名
応募条件など詳細は下記の研修生募集ページをご覧下さい。 |
リンク | 研修生募集ページ |
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締切日 | 2019年11月15日 |
雇用形態 |
その他 |
応募方法・流れ | ①市販の履歴書に必要事項を記入
(結果をメールでご連絡するため、メールアドレスを必ずご記入下さい)
②別紙に【志望動機・意気込み・自己PR】等を記入(様式は自由)
※11/21(木)もしくは11/24(日)の【見学及び面接、適性検査】の希望日をお選びいただき必ずご記入下さい。
※希望があれば、【骨職人】か【ロクロ職人】かご記入ください。
①②を下記へ郵送【11/15(金)必着】
〒500-8445 岐阜県岐阜市八島町7
株式会社マルト藤沢商店内 岐阜市和傘振興会 |