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成人の日とは|成人式の日の歴史や成人式の由来|世界・海外の成人の日について

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誰もが迎える20歳の節目。
20歳を皮切りに子供から大人へと一段階レベルが上がりますね。

そんな子供から大人へと階段を上る大切な日をお祝いする成人式が、「成人の日」又はその成人の日の前後に行われます。
そんな成人の日について皆さんはどのくらい知っていますか?

今回はそんな成人の日と、これからの成人の日についてご紹介していきたいと思います。

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成人の日とは

1月に女性が華やかな振袖を着て道を歩いていたり、男性はスーツまたは袴を着て歩いている姿を見かけることがありますよね。
成人の日は内閣府で正式に定められた国民の休日の一つで、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日とされています。

成人の日はいつ?

2000年以前は1月15日が成人の日とされていましたが、現在は2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき成人の日は1月の第2月曜日となりました。
多くの地域では成人の日に成人式を迎えますが、地域によっては成人式を春や夏にやるところもあるそうです。

成人の日の歴史


成人式は今に始まった儀式ではなく、古来からあったお祝いとされています。
昔の成人の日のお祝いは男性の場合は「元服」という儀式があり、髪を結い冠又は烏帽子を身に着け服装も大人のものへと形式が変わっていきます。

女性の場合は公家の女性が行っていた「裳着」と言う儀式があり、“裳”という腰から下にまとう衣服を身に着ける儀式と髪を結い上げる儀式も行われ、さらに歯を黒くする鉄漿付け(かねつけ)も成人の儀式として行われていたそうです。

そういった華やかな儀式を行う一方、村人などの庶民の間でも成人のお祝いをしますが華やかなお祝いとは違い少々ハードなノルマを定めてそのノルマがクリアできた時に大人として認めてもらえるという通過儀礼がありました。

例えば「一人で鹿の狩りができるようになったら」「一人で芝を60キロの芝を買って12キロ売り歩くことができたら」など、庶民の間でのお祝いは20歳になったお祝いではなくそのノルマを達成することができたら大人になったという基準になっていて、必ずしも20歳にお祝いしていたわけではないことがわかります。

現在の成人式の形の元になったと言われているのは埼玉県で行われていた「青年祭」が揺らいだと言われています。
青年祭は第二次世界大戦で失意の中にあった青年たちを励ますために行われた企画で、その企画の中の一つに「成年式」が行われていました。

この成年式が全国から注目を集め2年後の1948年には成人の日として制定されています。
また、埼玉県では成人式ではなく今でも成年式と当時のままの呼び方になっているそうです。

日本の成人年齢が変わる?

現在は20歳になったら成人とされていますが、2022年の4月から今まで20歳で制定されていた年齢が18歳に引き下げられることが決定しました。

これは選挙権が18歳からに引き下げられたことにより連動して成年年齢が引き下げられ、世界的にも18歳から成年とすることが主流となっています。
ただし飲酒や喫煙は現在の法律と変わることがなく20歳からという規定になるので注意が必要です。

世界の成人の日


日本の成人式のように、世界にも成人をお祝いする行事が存在しています。
一部になりますがご紹介したいと思います。

韓国

韓国では日本とは1歳若い19歳で成人としています。
特に成人になった時の式典などはなく、一般的には恋人や仲の良い友達と過ごすことが多いそうです。
恋人同士の場合は男性が女性にお祝いのお花やプレゼントを渡すようです。

中国

中国では日本より2つ若い18歳で成人としています。
日本も2022年の4月から18歳から成人に変わるので同じ歳になりますね。

中国では高校3年生の時に成人の日を迎えるため、受験などに響かないよう学校内で行われます。
中国の学校の生徒は日本とは違い、制服での登校ではなくジャージでの登校が普通で制服を着るのは式典などがある時のみに限られます。
その為、この成人のお祝いも式典の一部とみなされるため制服を着て登校するようです。

アメリカ

アメリカでは日本よりも4つ若い16歳で成人のお祝いを盛大に行うようです。
法律上ほとんどの州では18歳で成人になるのが一般的ですが、16歳は「女の子が大人になる階段を上り、女性の仲間入りをする節目の年齢」と昔から女の子だけを祝う風習が受け継がれているようです。
盛大なお祝いをするのでパーティー形式で行われることが多いようで、フォーマルでもカジュアルでも参加できる気軽なお祝いをしているそうです。

イギリス

イギリスでは18歳を成人としてお祝いします。
火の取り扱いが厳しいイギリスでは18歳未満の花火の購入が禁止されています。
そのため、18歳になったタイミングで盛大に花火をあげる風習があるそうです。

アフリカ

アフリカのマサイ族は日本のように20歳や18歳が成人の節目という決まりはありません。
しかし、大人になったと認められるための通過儀礼が存在します。
その通過儀礼が「一人でライオンを狩る」ことで、14~15歳になったマサイ族の男性は一人でライオンを狩れるようになることで結婚できる権利を得られるなど、勇敢な戦士として認められます。

パプアニューギニア

パプアニューギニアもアフリカと同じく年齢の節目はありませんが通過儀礼が存在します。
その通過儀礼が「一人で素手でサメを捕獲する」ことで、パプアニューギニアの男性は素手でサメを捕獲することができないと一人前の男性として認めてもらうことができません。
また、パプアニューギニアの中でもさまざまな民族が存在するため、通過儀礼のサメの捕獲以外にもワニの模様を体に彫るという儀式も存在するようです。

まとめ

大人への階段を上る一歩として行われる成人のお祝い。
通過儀礼をおこなうところもあればパーティで盛大にお祝いするところまで様々なお祝いの方法があることがわかりました。

これから成人を迎える方々に精いっぱいのおめでとうと、これからもまだまだ続く大人への階段をしっかり上ってもらうためにも鼓舞してあげましょう!

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