日本の有名な妖怪を紹介!日本三大妖怪と日本三大悪妖怪も。

アニメ「妖怪ウォッチ」が子供たちの間で大ブームとなっています。
その一世代前には水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」など、妖怪はアニメや漫画に登場するキャラクターとしても取り上げられてきました。

日本人と妖怪は遥か昔から現在に至るまで深い関わりを持っており、日本人の精神性や自然観にも影響を与えています。
そこで今回は、日本に伝わる有名な妖怪についてご紹介したいと思います。

【目次】
1.妖怪とは
2.日本の有名な妖怪
 2-1.日本三大妖怪
 2-2.日本三大悪妖怪
 2-3.その他の主な妖怪
3.妖怪に関する文献
4.妖怪関係の博物館・ミュージアム
5.まとめ

1.妖怪とは

妖怪という言葉を辞書で引いてみると、下記のように記載されています。

【妖怪】
人知では解明できない奇怪な現象または異様な物体。ばけもの。
広辞苑 第六版

つまり、人間が理解できない不思議なものごとが起きた時、それを妖怪の仕業にする事でなんとか理解しようとしてきたのです。
特に妖怪がよく現れるのは、山や海などの水辺。
自然と関わりながら暮らす中で、自然の不思議な現象や強大な力に畏怖の念を抱いた心が、妖怪を出現させたのです。

「お米一粒にも七人の神様がいる」などと聞いたことがある方も多いと思いますが、日本人は古くからものや自然にも魂や神が宿るという考え方が浸透しています。
妖怪は、そういった日本人のアニミズム的考え方や思想に深く関わっているのです。

2.日本の有名な妖怪

数多いる日本の妖怪の中でも、特に有名な妖怪をご紹介致します。

日本三大妖怪

鬼は、古代から物語や伝統芸能の題材にも頻繁に登場する妖怪です。
頭から角が生え、金棒を持った姿をしているのが一般的です。

天狗

山奥に住む、天狗。
顔は赤く、鼻が高くて団扇を持っている姿が一般的です。
空中を飛び回ることができ、人間にいたずらを仕掛けたりもしますが、比較的良い妖怪として描かれる伝承が多いです。
源義経は若い頃、鞍馬の天狗に武術を教わったというエピソードも有名です。

河童(かっぱ)

川などの水辺に生息する、河童。
全身が緑色で、頭には”皿”があり、手には水かきがあります。好物はきゅうり。
相撲が得意で、河童に相撲で負けると、人のお尻にあるとされる”尻子玉”を抜かれてしまいます。
頭の”皿”が乾いたり、割れたりすると死んでしまいます。

日本三大悪妖怪

酒呑童子(しゅてんどうじ)

酒を飲んだように真っ赤な顔で、子どもの姿をしている酒呑童子。
特に有名なのが”大江山の酒呑童子”です。
これは京都の大江山に住む酒呑童子が池田中納言の姫をさらい、源頼光が酒呑童子の退治を命じられた際に毒入りの酒を飲ませて退治した伝説が語り継がれているからです。

玉藻前(たまものまえ)

玉藻前は、平安末期に鳥羽上皇の寵姫であったとされる妖怪です。
人間に化けた玉藻前を寵愛するようになってから上皇が原因不明の病に伏せるようになった為、陰陽師がみたところ玉藻前の仕業と判明しました。
陰陽師が真言を唱えたところ、玉藻前の正体である九尾の狐が姿を現しました。
その姿で逃げた狐を追い那須野原で退治すると石になり、その石は以後、近づく生物は皆死んでしまうという呪いの石になったと言われています。

崇徳上皇(すとくてんのう)

複雑な生い立ちをもった崇徳上皇。
激しい後継者争いの末、隠岐に流刑となってしまいます。
反省の証に自らの血で書いたお経を京都へ送ると、不気味がられて破られたお経が送り返されます。
これに激怒した崇徳上皇は舌を噛み、その後死んでしまいます。
すると、後継者争いの相手だった弟の後白河天皇の身内が次々と謎の病により亡くなってしまいました。
また、京都の町では大火事が起こるなどしたことから、崇徳上皇の呪いとして恐れられました。

その他の日本の主な妖怪

小豆洗い(あずきあらい)

小豆洗いは、川で小豆を洗う音を立てる妖怪です。
音だけ聞こえますが、基本的に姿は見せません。
地方によって呼び名が違い、「小豆とぎ」や「小豆こし」などとも呼ばれています。

垢なめ(あかなめ)

垢嘗

垢なめは、人が寝静まった夜中に風呂場や風呂桶についた垢をなめる妖怪です。
こんな妖怪がやってきては気味が悪い為、この話を聞いた人たちは綺麗に掃除するように気をつけていたそうです。

海坊主(うみぼうず)

海に住む巨大な妖怪、海坊主。
海坊主の怒りに触れると船を壊されたりしてしまう為、東北地方では漁で最初に捕れた魚はまず海の神へ捧げる習わしがある地域もあります。

狐(きつね)

狐の妖怪

世界各地で、ずる賢い動物として描かれることの多い、狐。
日本でも人間に化けた狐に騙されたり、妖術をかけられたりした話が数多く伝わっています。
しかし日本では一方で、狐は神の使いであるとも考えられていて、お稲荷さんとして神社に祀られるなどもしています。
狐の他に、タヌキや猫なども化ける動物、妖怪として伝えられています。

木霊(こだま)

木霊

山に生息していて、樹木に宿る妖怪の、木霊。
山に向かって叫ぶと声が返ってくる”山びこ”は木霊の仕業とも言われています。

座敷わらし(ざしきわらし)

座敷童子

妖怪の中でも目撃談の多い、座敷わらし。
おかっぱ頭の子どもの妖怪で、見ると幸福になれるとも言われています。

土蜘蛛(つちぐも)

糸を駆使して相手の動きを封じる、土蜘蛛。
特に源頼光の土蜘蛛退治のエピソードが有名です。
謎の奇病に苦しめられていた頼光は、ある夜眠っている時に、身長2メートルを超える僧が自分を縄で縛ろうとしているのに気づき、刀で切りつけました。山へ逃げた僧の血痕を辿り四天王が追っていくと、その先には巨大な土蜘蛛がおり、それを退治すると頼光の病も治ったそうです。

ダイダラボッチ

山に住む巨人、ダイダラボッチ。
ダイダラボッチが湖や山を作ったという伝説が各地に残っており、土木工事を助けるなど、人間に割りと好意的な妖怪として知られています。

鵺(ぬえ)

鵺とは、頭は猿、胴はタヌキ、尻尾は蛇、手足は虎の姿をした妖怪です。
古事記にも描かれている程古くからいる妖怪で、とても不気味な鳴き声をしています。

一つ目小僧

一つ目小僧

顔の真ん中に大きな目玉が一つだけついた妖怪、一つ目小僧。
特に悪さをする妖怪ではなく、また一本足としても多く描かれます。
神さまとして崇める地域も多く、奈良県の六県神社では、神様が松の木で目をついてしまった為、松の木から杉の木に植え替えたという話が伝わっています。

山姥(やまんば)

山に住む妖怪、山姥。
若い女性に姿を変えて旅人を家に泊め、寝かせた後に人間を食べてしまうと言われています。
地域によっては山爺(やまじい)の場合もあります。

雪女

雪女

雪の日に現れる妖怪、雪女。
真っ白な衣服を身にまとっています。
子どもを抱いていて、その子どもを抱くように頼まれて抱いてしまうと、凍え死んでしまうとも伝えられています。

ろくろ首

ろくろ首

首が長く伸びる妖怪、ろくろ首。
多くは女性の姿で描かれています。

3.妖怪に関する資料

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