3.妖怪に関する資料
妖怪関係の書籍などをご紹介します。
遠野物語(とおのものがたり)
遠野物語は、民俗学者の柳田國男が1910年に刊行した書籍です。
岩手県の遠野地方に伝わる伝承などを記したもので、ここで紹介した妖怪も座敷童子、天狗、雪女などが登場します。
百鬼夜行絵巻(ひゃっきやこうえまき)
人が寝静まった夜中、妖怪たちが行進を始めることを百鬼夜行と言い、古くからその様子が言い伝えられてきました。
その様子を描いたものが、百鬼夜行絵巻です。
室町時代頃から描かれ始め、複数の絵巻物が残されています。
特に有名なのが、京都の大徳寺に所蔵されているもの。
絵巻物にはユーモラスで可愛らしい妖怪たちの姿が描かれていて、見ているだけで楽しい気分にさせてくれます。
百怪図巻(ひゃっかいずかん)
江戸時代に、画家の佐脇嵩之(さわきすうし)によって描かれた百怪図巻。
30もの妖怪たちの姿が描かれ、現代の研究にも役立てられています。
4.妖怪関係の博物館・ミュージアム
日本各地にある、妖怪関係の博物館・ミュージアムを一覧でまとめてご紹介します。
北上市立鬼の館
北上市立鬼の館。特別展『もののけ図鑑〜錦絵の鬼、妖怪、亡霊たち』開催中。 pic.twitter.com/5j72MgmJTc
— heavenlyisland (@heavenlyisland) 2018年9月9日
この鬼の館がある北上市和賀町は、民俗芸能の「鬼剣舞」が誕生した地です。
住所 | 岩手県北上市和賀町岩崎16地割131番地 |
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開館時間 | 9:00~17:00 (入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 12/1~3/31の毎週月曜日(この日が休日にあたる場合その翌日) 年末年始(12/28~1/4)、館内整理日(11/27~30) |
料金 | 一般500円 高校生240円 小・中学生170円 団体20名以上(一般400円 高校生180円 小・中学生120円) ※学校行事で利用する場合は申請によって無料となります。 |
参考HP | 北上市立鬼の館 |
日本の鬼の交流博物館
京都府福知山市にある日本の鬼の交流博物館です。「鬼」をテーマにした珍しい博物館であり、日本全国から世界中に至るまでの多様な鬼を扱っています。 https://t.co/9yrEktwTsD pic.twitter.com/xlh1tYfRYY
— 人文研究見聞録 (@kenbunblog) 2018年9月19日
酒呑童子で有名な大江町に建てられた日本の鬼の交流博物館。
全国の鬼に関連する展示が数多くあり、シンポジウムなども行われます。
住所 | 〒620-0321 京都府福知山市大江町仏性寺909 |
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開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月28日~1月4日) |
料金 | 一般:320円 高校生:210円 小中学生:160円 |
参考HP | 日本の鬼の交流博物館 |
河童資料館
GW最終日は #黄桜カッパカントリー で呑み比べ三昧♪。.:*・゜
カッパカントリーは #河童資料館 も併設されてて #妖怪、 #河童、 #日本酒 好きにもたまらない楽園となっておりますにゃ♥ pic.twitter.com/uJrKYYwpEt— 猫月 めい (@kyuubi_kitune) 2018年5月6日
清酒で有名な”黄桜”が運営する河童資料館。
CMキャラクターに起用している河童にちなみ、様々な河童の資料を展示しています。
住所 | 京都府京都市伏見区塩屋町228番地 キザクラカッパカントリー内 |
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開館時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 大晦日、元旦 |
料金 | 無料 |
参考HP | https://kanko.city.kyoto.lg.jp |
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
怖いけどどこか愛らしい、日本の妖怪。
自然は人間の思い通りにはならない、という事を私たちに教えてくれているのかもしれません。