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播州毛鉤の歴史と成り立ち、特徴について|兵庫県の伝統工芸品

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1.播州毛鉤とは?

播州毛鉤とは兵庫県(西脇市、丹波市)で主に生産される伝統的工芸品です。
鳥の羽を原料とし、日本で最大のシェアを誇る毛鉤です。

2.歴史と成り立ち

起源

播州毛鉤は江戸時代から生産が始まったとされています。

現在

現在、播州毛鉤は経済産業省指定伝統的工芸品(1987年~)に指定されています。

3.製法

経済産業省指定伝統的工芸品に指定されている要件は下記の通りです。

経済産業省指定伝統的工芸品

技術・技法

1. 「底漆塗り」をすること。
2. 「金底」にする場合には、金箔を貼り付けること。
3. テグス、羽枝、獣毛、毛髪及び金糸の固定には、しけ糸を用いること。
4. 胴巻きに用いる素材の一端を固定した後、つの付けをすること。
5. 鉤軸に巻き付ける羽枝は、小羽枝の遠列が常に外側になるように用いること。
6. 胴巻きは、「すきあけ巻き」、「つめ巻き」、「すきあけ巻き重ね巻き」、「つめ巻き重ね巻き」又は「ぼかし巻き」のいずれかによること。
7. みの毛は、6本とすること。
8. 「玉付け」は、「漆玉付け」をした後、金箔を貼りつけて行うこと。

原材料

1. 鉤は、鉄製とすること。
2. 漆は、天然漆とすること。
3. 使用する羽毛は、ニワトリ、カラス、アヒル、スズメ、キジ、カモの羽毛又はこれらと同等の材質を有するものとすること。

4.特徴

播州毛鉤は全国の毛鉤のシェア90%以上を占め、クジャク、カワセミ、ヤマドリなどの鳥の羽を原料としています。

5.産地情報

名称 播州釣針協同組合
住所 〒677-0015
兵庫県西脇市西脇990
西脇経済センタービル内

6.まとめ

いかがでしょうか。
今回は兵庫県の伝統的工芸品、播州毛鉤についてご紹介しました。
その他については下記の関連記事をご覧下さい。

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