使い捨ての割り箸から高級な塗り箸まで。
毎日の食卓に欠かせないのが「箸」です。
ここでは箸の文化や歴史、とっておきの1膳が見つかる箸専門店をご紹介します。
読めば、「マイ箸」が欲しくなりますよ。
神器から食器へ。聖徳太子が日本の食卓に箸を取り入れた!?
日本で箸らしきものが使われはじめたのは、弥生時代末期といわれます。
ただし現在のトングやピンセットのような2つ折りの形状で、神へのお供えに添えられた神器でした。
食器として箸を用いるようになったのは、聖徳太子の時代からだと伝わっています。
奈良時代以降、いまのような2本箸が急速に広まったそうです。
日本独自の「箸文化」が発展。人や用途によって、さまざまな箸を使い分ける
世界全体でみると、箸で食事をする人は約3割。
東南アジアを中心に箸文化が根付いています。
しかし「男箸と女箸」「子ども用箸と大人用箸」が分かれているのは、日本だけ。
外国では家族で箸を共用し、「マイ箸」をもつ日本はめずらしいようです。
食事用の箸以外にも、調理用の「菜箸」や料理を取り分ける「取り箸」などがあります。
輪島塗や若狭塗、津島塗など地方の伝統工芸と結びついた箸が多いのも日本の特徴。
塗り箸は食卓に高級感を与えてくれますね。
ここからは箸専門店のご紹介です。
- 東京観光のおみやげに!銀座夏野<東京ソラマチ>
- 「銀座夏野」には、全国の箸が一堂に会しています。
東京ソラマチ店には1000種類以上の箸が勢ぞろい。
会津塗や鎌倉彫などの伝統的な箸、上質な黒檀を素材にした箸。
バラエティに富んだ箸の数々を眺めているだけでも、ワクワクしますよ。東京の人気スポット、スカイツリー内にあるので東京観光のお土産探しにご利用ください。
- 名入れ箸を贈ろう。にほんぼう広尾店
- ご自宅用はもちろん、贈り物用の箸を探すなら「にほんぼう広尾店」がおすすめです。
『お箸は食べ物です』が、にほんぼうのモットー。
安心・安全に配慮して、箸全体または箸先に有害物質を含まない天然漆を使用しています。
人気の名入れサービスは、箸に名前やメッセージを刻むことが可能。
当日・即日の引き渡しだから便利です。誕生日や記念日、お祝いに名入れ箸はいかがですか。
- 自分で作れば愛着もひとしお!箸屋一膳<大分>
- 世界に1つだけのマイ箸が欲しい!という願いをかなえるのが、大分県由布市の「箸屋一膳」です。
湯布院で育った桜の木を削って磨き、オリジナル箸を制作できます。
焼ペンで文字やイラストを入れるのも楽しいですよ。どんな箸を作りたいかスタッフが相談にのり、作業をサポートしてくれます。安心してチャレンジしましょう。
- せっかくだから箸置きにもこだわりを。オンラインショップ「箸まくら」
- 箸置きを使えば、お気に入りの箸が映えます。
食卓の雰囲気もグッとおしゃれになりますよ。
「箸まくら」は、箸置き専門のオンラインショップ。季節や行事を、さりげなく箸置きで取り入れませんか。
正月には干支や富士山の箸置き、夏は涼やかなガラスの箸置き。
ついついコレクションしたくなるかわいらしさです。
箸選びのポイントは長さ。
「足のサイズと同じ長さの箸がよい」「身長×0.15が適切な長さ」など諸説ありますが、持ってみて手になじむことが大切です。
ぜひ持ち比べ、しっくりくる1膳を探しましょう。
お気に入りの箸を使えば、食事がいっそう楽しみになりますよ。