甲州水晶貴石細工の歴史と成り立ち、特徴について|山梨県の伝統工芸品

1.甲州水晶貴石細工とは?

甲州水晶貴石細工とは山梨県で主に生産される伝統的工芸品です。
水晶を加工して置物や装飾品が主に作られています。

2.歴史と成り立ち

起源

甲州水晶貴石細工は11世紀頃、御嶽昇仙峡から水晶の原石が発見されたのが起源とされています。
19世紀には鉄板の上に金剛砂をまき、水晶を磨く方技法が考案されました。

現在

現在、甲州水晶貴石細工は経済産業省指定伝統的工芸品(1976年~)に指定されています。

3.製法

経済産業省指定伝統的工芸品に指定されている要件は下記の通りです。

経済産業省指定伝統的工芸品

技術・技法

1. 欠込みは、たがね及び小槌を用いて荒欠き及び小欠きをすること。
2. 彫りは、次のいずれかによるものとし、製品の底部は、「平面摺り」をすること。
 2-1. 器にあっては、鉄ごまを用いる「深肉彫り」及び「平押し彫り」によること。
 2-2. 器以外のものにあっては、鉄ごまを用いる「深肉彫り」、「浮き出し彫り」、「透かし彫り」、「線彫り」及び「平押し彫り」のうち少なくとも二つの組み合わせによること。
3. みがきは、桐ごま、桐棒等を用いて砂目跡を残さずみがき上げること。

原材料

原石は、水晶、めのう、ひすい、黒曜石又は碧玉とすること。

4.特徴

甲州水晶貴石細工は天然石を用いているため、素材となる石の形を活かした製品作りも行われます。
また、水晶はガラスの倍以上の硬度になっている為、加工には硬度の技術が必要になります。

5.産地情報

名称 山梨県水晶美術彫刻協同組合
住所 〒406-0032
山梨県笛吹市石和町四日市場1569
山梨県伝統産業会館内

6.まとめ

いかがでしょうか。
今回は山梨県の伝統的工芸品、甲州水晶貴石細工についてご紹介しました。
その他については下記の関連記事をご覧下さい。

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