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南部裂織の魅力。今、古い布、BOROが人気

裂き織り
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えにし堂さん(@enishido)が投稿した写真


南部裂織という工芸品をご存知でしょうか。
裂き織りとは、古い布を細かく裂き、それを織り込んで新たな布に再生させたもの。

日本人の物を大切にする精神と共に、今再び注目を集めています。

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1.裂織の歴史

南部裂織は青森で作られている工芸品です。
青森に限らず、特に東北では裂き織りが広く作られてきました。

東北で裂き織りが発展したのは、その地理的な事情が絡んでいます。

江戸時代前半まで、一部の高級織物の産地を除き、布といえば麻織物でした。
そこへ木綿が入ってくると、利便性、保湿性の高さからたちまち日本中で綿栽培が広まっていきました。

しかし東北の気候は綿栽培には向かず、栽培することが出来ませんでした。
よって、木綿は東北では貴重な布として扱われ、使用済みの布を再利用するという裂き織りが広まったのです。

その後工業化が進むと共に、人々は布を貴重なものと思わなくなり、裂き織りも廃れてしまいます。
しかし裂き織りの美しさに魅せられた故・菅野暎子さんによって南部裂織の伝統が復活。
現在では菅野さんの意思を受け継いだ保存会の方々を中心に、伝統が紡がれています。

南部裂織保存会の精力的な活動により、現在会員は200名ほどで、お弟子さんは1000人以上となっています。
また、活動趣旨に賛同した全国の人たちから、自分の布を活用して欲しいと古着の着物なども送られるようになりました。

裂き織りの別称

裂き織りという呼び方が広まったのは、木綿栽培が始まってからと言われています。
全国的に様々な呼び方があった裂き織りの別称の一部をご紹介します。

  • ツヅレ
  • ツヅレ織り
  • サッコリ
  • ボロ織り
  • サクリ
  • ザクリ
  • サッキョリ
  • シャクリ
  • ツヅラ
  • チヂレ織り

2.裂き織り作りの工程と特徴


南部裂織は、主に木綿などの古い布を裂き、それを緯糸にして地機で織ることで作られます。

布を裂いた状態のものを”ヌキ”と言い、1センチ程に裂くことで織る時に厚みが生まれ、保温性が高まります。
裂き織りは1枚の木綿の2倍近い保温性があり、丈夫さも増すのです。

その特性から、主に冬季の衣服として用いられていましたが、最近ではバッグやラグ、コースターなど、お洒落な小物作りも行われています。

3.裂き織りが体験出来る施設一覧

全国に点在する、裂織が体験出来る施設を一覧でまとめています。

名称 南部裂織保存会 匠工房「南部裂織の里」
住所 青森県十和田市大字伝法寺字平窪37番21号 道の駅 とわだぴあ内
料金 1,600円
所要時間 1時間
名称 相川技能伝承展示館
住所 新潟県佐渡市相川北沢町2
料金 1人/2,400円
所要時間 3時間以内
名称 新穂歴史民俗博物館
住所 新潟県佐渡市新穂瓜生屋492
料金 3人程度、1人/1,000円
所要時間 2時間
名称 ふすべ村体験学習館
住所 新潟県佐渡市羽茂小泊1141-1
料金 1人/1,500円
所要時間 3時間
名称 サンライズ城が浜
住所 新潟県佐渡市三川2915
料金 10人以上、1人/1,050円
所要時間 2時間
名称 佐田岬裂織り保存会
住所 愛媛県西宇和郡伊方町井野浦21番地
料金 2,500円
所要時間 2時間
名称 「あんとらあ」道の駅鹿角
住所 秋田県鹿角市花輪字新田町11-4
料金 500円〜
所要時間 20分〜
名称 塩沢つむぎ記念館
住所 新潟県南魚沼市塩沢1227-14
料金 1,200円
所要時間 30分
工芸
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