着物初心者さん必見!着物の種類と使い分け、必要な小物類まとめ

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ひとくくりにしてしまいがちな着物ですが、実は柄や素材、格などによってさまざまな種類があります。

これから着物を着てみたいというあなたは、ぜひ着物の使い分けを習得して、TPOに合わせた着物をチョイスしてみてください。
違いがわかってくると、着物への見方もより深くなり楽しめますよ。

【目次】
1.黒紋付(くろもんつき)
2.留袖(とめそで)
3.振袖(ふりそで)
4.訪問着(ほうもんぎ)
5.付け下げ(つけさげ)
6.色無地(いろむじ)
7.小紋(こもん)
8.紬(つむぎ)
9.浴衣(ゆかた)
10.着物に必要な小物類
 10-1.襦袢
 10-2.足袋
 10-3.下駄
 10-4.草履
 10-5.
 10-6.帯留め
 10-7.かんざし
 10-8.半襟
11.まとめ

1.黒紋付(くろもんつき)

@tnkhrshkが投稿した写真


黒一色の無地に五つ紋が染め抜きにされている着物です。
一見地味にも見えますが、帯によって印象ががらっと変わります。

冠婚葬祭に着用するもので、着物の中で一番格上の礼服がこの黒紋付です。

2.留袖(とめそで)

留袖には黒留袖と色留袖があります。

黒留袖は既婚女性の礼装、色留袖は未婚既婚を問わず着ることができます。
紋付きのものも多く、黒紋付と違って裾に華やかな模様が入っているため結婚式などお祝い事に着用する礼装です。

3.振袖(ふりそで)


未婚女性の礼装で、他の着物と違って袖が長いのが特徴です。
カラフルで華やかな「絵羽模様」のものが多く、成人式の定番です。
それ以外にも礼装としてお祝い事に着用できます。

4.訪問着(ほうもんぎ)

着物全体に一続きの模様が描かれている「絵羽模様」が入っています。

一度仮で仕立てたあと模様を描いてから、一度ほどいて染めの作業を行います。
こちらも礼装として着用され、華やかな模様になっています。

5.付け下げ(つけさげ)

柄が全て上向きに入っているのが付け下げです。

こちらも訪問着と同格で礼装として、また柄によっては普段着としても着用できます。
訪問着と違い、反物のまま染めてから仕立てるものです。

6.色無地(いろむじ)

黒以外の色で一色に染められている無地の着物です。

紋がついているものは礼装として、ついていないものは普段着として着用できます。帯や小物によってさまざまな雰囲気を楽しむことができます。

7.小紋(こもん)

小さな模様が全体に繰り返し入れられています。
普段着用として代表的な着物です。

柄によって華やかなものもシックなものもあり、幅広いお出かけに着用できます。

8.紬(つむぎ)

染め物ではなく、染色した糸で織った生地で出来ている着物です。
大島紬や結城紬が特に有名です。

高価なものもありますが基本的には礼装には向いておらず、普段着として着用するのが一般的です。
最近では紬地に染めを入れたものもあり、こちらは礼装として使う場合もあります。

9.浴衣(ゆかた)

うちわ
普段和服に馴染みのない人でも着用する人の多い、主に夏に着用する和服です。
木綿のものが主流ですが、最近では時代に合わせてポリエステルや麻を混ぜたものなどもでてきています。

他の着物よりもやや目が粗い反物で作られています。現代的な柄も多く、最も気軽に取り入れられる和装です。

10.着物に必要な小物類

10-1.襦袢


和服は、着物を一枚用意して羽織れば完成というわけにはいきません。

まずは下着である襦袢を着ます。
いろいろ着込まないといけないから大変…というイメージもあるかもしれませんが、例えばスーツを着る際にも、下着やシャツは必ず着ますよね。

和服もそれと同じなのです。
堅苦しく考えずに「普段洋服を着るときと同じなんだ」という感覚で和服と接してみてください。

襦袢には、肌に直接着る肌襦袢とその上に着る長襦袢があります。
洋服で言うと、肌襦袢が下着、長襦袢がワイシャツにあたります。

和服を着る際には、肌襦袢・長襦袢・着物の順で着用します。

10-2.足袋


洋服で言えば靴下にあたるものが、和服では足袋になります。

最近では靴下屋さんなどで、足袋のように親指が分かれている靴下・足袋ソックスも販売されています。

柄がついていたりレース素材であったり、オシャレなものがたくさんありますよ。
和服を着る際にも、本格的な足袋を用意してももちろんOKですが、お気に入りの足袋ソックスを見つけて合わせてみても現代的で素敵ですよ。

足袋となると少し堅苦しく感じてしまうかもしれませんが、普段はいている靴下と同じ素材なら抵抗もありませんよね。
ぜひ初心者のあなたは足袋ソックスで着物を着こなしてみてください。

10-3.下駄


和服では靴の代わりに下駄をはきます。
鼻緒の柄などを着物に合わせてコーディネートすることができます。

靴で言うヒールがありますが、下駄の方が重心が足の裏にまんべんなくかかるのでハイヒールよりも歩きやすく疲れ知らずです。足を休めてあげる意味でも、日々の生活の中でたまには和服を取り入れてみてはいかがでしょうか。

10-4.草履


和服の足元には、下駄の他に草履という選択肢もあります。

草履は下駄と違って靴底が平らになっています。
素材も合皮を使っていたりと現代に合った形に進化しているので、気軽にビーチサンダルのような感覚で履くことができます。

また、その形状から外反母趾の予防や美脚効果もあり、洋服に合わせるのにも向いています。
ぜひ一足入手して、まずは洋服の足元に取り入れてみてください。

10-5.帯


帯には長さや形によっていろいろな種類があります。
また結び方もたくさんあり、帯に苦手意識がある人も多いのではないでしょうか。

着物は着てみたいけれど、帯の選び方や結び方がわからない…そんなあなたは、スッパリ割り切って作り帯を使ってしまいましょう。
浴衣の場合、最初から作り帯がセットで販売されていたりとお馴染みだと思いますが、着物用の作り帯もたくさん販売されているのです。

帯に抵抗があった人も、作り帯なら和服を着てみたいと思いませんか?
3分もあれば帯をつけられるのですからとってもお手軽ですよね。

ネットショップなどで簡単に見つけられますのでぜひ探してみてください。

10-6.帯留め


帯留めは、和装メーカー以外にもアクセサリーメーカーや雑貨屋さんなど、さまざまなお店で見つけることができます。

また、帯留めは和装の中で完全に飾りとしての要素なので、お手持ちのブローチやコサージュなどを帯留め代わりに使うこともできます。
和装でありながら洋風なブローチをコーディネートしても、現代的でオシャレな雰囲気が出ますよ。

10-7.かんざし


和服に合わせる髪飾りで定番のものは、やはりかんざしですね。
スティックの先に漆器やビーズの飾りが付いた「一本かんざし」が一般的です。

ちなみにかんざしの歴史は古く、縄文時代に魔除けの為に木や動物の骨を髪に挿した事が起源と言われています。
江戸時代に様々な形の日本髪が登場したことによって、現在のようにアクセサリーとしてかかせないものになりました。

櫛かんざし美術館では、様々な年代のかんざしを見ることが出来て楽しいですよ。
中でも面白いのは、かんざしの先が耳かきになっているもの。
これは、贅沢禁止令への対抗措置と言われています。

また、現在では浴衣や洋服にかんざしを合わせる人も多く、特に夏場には現代的ものや洋風なデザインのリーズナブルなかんざしが雑貨屋さんなどでも気軽に手に入ります。

10-8.半襟


半襟とは、長襦袢の襟部分につける布地です。
この半襟の違いによって全体の印象も変わるため、オリジナリティを出せる部分です。

若者向けにレースのものやモダンな柄の半襟も販売されています。
また、最近では浴衣のコーディネートで半襟を組み合わせる着こなしも度々紹介されています。

普通浴衣には半襟は使いませんが、付けると着物のような雰囲気が出て、他の人とはひと味違ったアクセントになりますよ。

半襟として市販されているもの以外にも、お気に入りの布地を半襟として縫いつけてしまうこともできます。
ぜひあなたの感性で大胆な半襟や変わった半襟を考えてみてください。

11.まとめ

代表的な着物の種類と小物をご紹介しました。
これ以外にも着物にはさまざまな種類があります。

しかし、現代では境界線が曖昧なものも多く、あまり堅苦しく考える必要はありません。

まずは礼装か普段着かのみに気をつけていればOKです。
気軽な小紋や紬、浴衣から着物に挑戦してみてはいかがでしょうか。


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