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奈良県の伝統工芸品一覧

書道用具
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近畿地方のほぼ中央に位置し、海岸に接しない内陸県である、奈良県。
今回はそんな奈良県にある伝統工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

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奈良県の伝統工芸品

奈良県の国指定伝統的工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

高山茶筌

奈良県生駒市で主に生産される伝統的工芸品、高山茶筌(たかやまちゃせん)。

14世紀頃に生産が始まったとされている高山茶筌は、その使用感の良さと丈夫さに定評があります。
また、高山茶筌は主に濃茶用と薄茶用に別れますが、細かくみると100種類を超える製品があり、茶道の中でも流派や使う場面によって様々な製品が作られます。

産地情報

名称 奈良県高山茶筌生産協同組合
住所 〒630-0101
奈良県生駒市高山町5725

奈良筆

奈良県奈良市、大和郡山市で主に生産される伝統的工芸品、奈良筆(ならふで)。
練り混ぜ法で製作される高級筆です。

奈良筆は9世紀頃、空海によって伝えられたといわれています。
様々な毛(羊、鹿、馬、イタチ、狸など)を用い、「練り混ぜ」という技術を用いて製作します。

産地情報

名称 奈良毛筆協同組合
住所 〒630-8016
奈良県奈良市南新町78-1
(株)あかしや内

奈良墨

書道用具
奈良県奈良市で主に生産される伝統工芸品、奈良墨(ならすみ)。
良質な墨で名高く、全国シェア90%を誇ります。

奈良墨は奈良県奈良市の伝統工芸品で、平成30年11月には経済産業省大臣指定の伝統的工芸品にも指定されました。
奈良市では他に書道用具である奈良筆も国の伝統的工芸品に指定されています。

奈良墨の歴史は古く、806年(大同元年)に遣唐使として唐へ行った空海が墨の製法を持ち帰った事が起源とされています。
奈良には寺社が多くある事から、写経などに使う為に需要が高かったのです。

その後、400年以上の歴史を持つ奈良墨の老舗「古梅園」(1577年に創業)の始祖である松井道珍が奈良墨を全国的に有名にしていき、今では奈良墨が全国シェア約90%を誇るまでになりました。

その他の伝統工芸品

経産大臣指定の伝統的工芸品以外も含めると、奈良県には下記の伝統工芸品もあります。

奈良晒、笠間藍染、赤膚焼、奈良漆器、大塔坪杓子・栗木細工、大和指物、くろたき水組木工品、吉野杉桶・樽、高山茶筆、高山茶道具、吉野手漉和紙、奈良筆、奈良墨、鹿角細工、奈良一刀彫、大和出雲人形、奈良団扇、三方・神具、神酒口、木製灯龍

奈良県の伝統工芸品動画


Youtube上の「奈良市公式チャンネル」チャンネルでは、奈良墨など様々な伝統工芸品を紹介する動画を公開しています。

まとめ

いかがでしょうか。
今回は奈良県の伝統工芸品を一覧でまとめてご紹介しました。

その他については下記の関連記事をご覧下さい。

[関連記事]
日本の伝統工芸品まとめ

工芸
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