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群馬県の伝統工芸品一覧

葛布の機織り作業
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関東地方では栃木県についで2番目に大きい県、群馬県。
今回はそんな群馬県にある伝統工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

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群馬県の伝統工芸品

群馬県の国指定伝統的工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

伊勢崎絣

伊勢崎絣とは群馬県(伊勢崎市、太田市)、埼玉県(本庄市)で主に生産される伝統的工芸品です。
丈夫な織物で、またお洒落な縞模様も人気を博し、伊勢崎銘仙とも呼ばれます。

伊勢崎絣はかすり糸を作る際に、くくりや板染め、なせん等の技法を使うのが特徴です。
1975年には経済産業省指定伝統的工芸品に指定されています。

[起源]
伊勢崎絣は、古くから農家の自家用の織物として生産されていたものが、17世紀に産地として確立されました。
その後は明治から昭和にかけて、「伊勢崎銘仙」として全国的に人気を博しました。

[産地情報]

名称 伊勢崎織物工業組合
住所 〒372-0055
群馬県伊勢崎市曲輪町31-1

桐生織

群馬県桐生市、太田市、みどり市と栃木県足利市で主に生産される伝統的工芸品、桐生織(きりゅうおり)。
「西の西陣、東の桐生」とも言われる高級織物で、先進地の西陣や西洋から技術を導入し発展してきました。

1977年には経済産業省指定伝統的工芸品に指定されています。

[起源]
桐生織は8世紀、現在の群馬県桐生市から京都へ一人の男が宮仕えに出されたことから始まります。
その男は宮中の白滝姫に恋をしてしまいます。
本来なら許されない恋ですが、男には和歌の腕前があり、天皇の前で和歌を詠んで白滝姫を桐生に連れて帰る事を許されます。
そして、桐生へやって来た白滝姫が織物の技術を人々に伝えたことが現在の桐生織の起源とされています。

[特徴]
桐生織はジャカード織機で織られる先染めの織物です。
主に7つの織り方の技法(お召織り(おめしおり)、緯錦織り(よこにしきおり)、経錦織り(たてにしきおり)、風通織り(ふうつうおり)、浮経織り(うきたており)、経絣紋織り(たてかすりもんおり)、綟り織り(もじりおり)があり、様々な種類の織物がつくられています。

[産地情報]

名称 桐生織物協同組合
住所 〒376-0044
群馬県桐生市永楽町5-1

桐生織の動画


Youtube上の「桐生織物協同組合」チャンネルでは、桐生織を紹介する動画を公開しています。

その他の伝統工芸品

経産大臣指定の伝統的工芸品以外で、群馬県には下記の伝統工芸品もあります。

伊勢崎緋、桐生織、中野緋、高崎手捺染、桐生手描き紋章上絵、藤岡鬼面瓦、入山メンパ、入山こね鉢、根利のスズしようぎ、大間々龍、沼田蛇、桐生紙、高崎達磨、高崎張子獅子頭、太田太鼓、利根沼田の座敷等、入山菅むしろ

まとめ

いかがでしょうか。
今回は群馬県の伝統工芸品を一覧でまとめてご紹介しました。

その他については下記の関連記事をご覧下さい。

[関連記事]
日本の伝統工芸品まとめ

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