解説|住の江の岸に寄る波よるさへや 夢の通ひ路人目よくらむ|藤原敏行朝臣の百人一首18番歌の意味、読み、単語

海3
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小倉百人一首にも収録されている、藤原敏行朝臣の下記の和歌。

「住の江の岸に寄る波よるさへや 夢の通ひ路人目よくらむ」

上記の藤原敏行朝臣の和歌について、意味や現代語訳、読み方などを解説していきたいと思います。

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百人一首の第18首目の読み方と意味

まずは小倉百人一首に収録されている藤原敏行朝臣の18番歌について、読み方と意味をみていきましょう。

住の江の岸に寄る波よるさへや
夢の通ひ路人目よくらむ

藤原敏行朝臣

【読み】
すみのえのきしによるなみよるさへや
ゆめのかよひぢひとめよくらむ

【意味】
住の江の岸に波が寄るその夜でさえ、夢の通い路でも貴方は人目を避け逢ってくださらないのでしょうか。

【単語解説】
”住の江”:現在の大阪市、住吉の浦。松の名所で、”待つ”恋の歌によく詠まれる歌枕。
”よるさへや”:明るい昼だけでなく、人に見られる心配が無い夜でさえもという意味。
”夢の通い路”:夢の中で逢いにいく路のこと。
”人めよく”:人目をさける。

百人一首の18番歌の解説

古今集の詞書に「寛平の御時きさいの宮の歌合の歌」とあり、宇多天皇の御代に皇后温子のもとで行われた歌合の際の歌です。

作者について

作者は藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)。[〜907年?]
平安前期の歌人、貴族で三十六歌仙の一人です。
弘法大師に並ぶ書家でもありました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は百人一首の18番歌、藤原敏行朝臣の「住の江の岸に寄る波よるさへや 夢の通ひ路人目よくらむ」の和歌について現代語訳と意味解説をさせて頂きました。
ご参考になれば幸いです。

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