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熊本県の伝統工芸品一覧

焼き物
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九州地方のほぼ中央に位置し、阿蘇山など豊かな自然を抱える熊本県。
今回はそんな熊本県にある伝統工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

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熊本県の伝統工芸品

熊本県の国指定伝統的工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

小代焼

熊本県荒尾市、熊本市、宇城市、玉名郡南関町、玉名郡長洲町で主に生産される伝統的工芸品、小代焼(しょうだいやき)。
小岱焼とも表記される陶器で、釉薬を柄杓などで流しかける技法が特徴です。

小代焼の歴史は古く、17世紀頃には生産されていました。

【特徴】
小代焼は高温で焼成する為丈夫で、日用雑器を多く生産しています。
また、藁や笹の灰からとった白釉や黄色釉を流しかける、流し掛けの技法が特徴です。
これらの釉薬と窯の温度等によって青小代や黄小代、白小代や飴小代という発色の色分けがなされます。

産地情報

名称 小代焼窯元の会
住所 〒864-0166
熊本県荒尾市府本1712-2
小岱焼末安窯 内

天草陶磁器

熊本県本渡市、上天草市、天草市、天草郡苓北町で主に生産される伝統的工芸品、天草陶磁器(あまくさとうじき)。
天草地方で生産される内田皿山焼、高浜焼、水の平焼、丸尾焼の主に4つの産地の陶磁器の総称です。

一番歴史が古いのが内田皿山焼で、17世紀まで遡ります。
そして高浜焼と丸尾焼が18世紀頃、水の平焼は昭和2年に生産が開始されました。

天草陶磁器は、豊富で良質な陶石と陶土の産地である天草地方で生産されている為質が高く人気があります。

陶器は釉薬の二重掛けで、ナマコ釉や黒釉など、個性のある製品も生産されています。
磁器は透き通るような白磁や柞灰を使った親しみのある風合いの製品が生産されています。

産地情報

名称 天草陶磁振興協議会
住所 〒863-2505
熊本県天草郡苓北町内田554-1
(有)木山陶石鉱業所 内

肥後象がん

熊本県熊本市で主に生産される金工品で、伝統的工芸品にも指定されている肥後象がん。
肥後象がんは17世紀、林又七という人物によって始められたといわれています。
鉄地に切目を入れ、金や銀を打ち込んで作られ、美術工芸品としての評価も高いです。

産地情報

名称 肥後象がん振興会
住所 〒860-0001
熊本県熊本市千葉城町3-35
熊本県伝統工芸館内

山鹿灯籠

熊本県山鹿市で主に生産される伝統的工芸品、山鹿灯籠(やまがとうろう)。
和紙と糊で作られ、その美しさに定評のある燈篭です。

2013年には経済産業省指定伝統的工芸品にも指定されています。

【歴史】
山鹿灯篭の歴史は古く、17世紀には既に生産が始まっていました。

【特徴】
山鹿灯篭は主に和紙と糊で作られており、その美しさは美術的にも高い評価を得ています。
毎年8月中旬には山鹿灯篭祭りが行われています。

産地情報

名称 山鹿灯籠振興会
住所 〒861-0592
熊本県山鹿市山鹿987-3
山鹿市経済部商工観光課内

その他の伝統工芸品

経産大臣指定の伝統的工芸品以外も含めると、熊本県には下記の伝統工芸品もあります。

小代焼、高田焼、天草陶磁器、人吉・球磨木工、川尻桶、桶、欄間彫刻、竹龍、肥後三郎弓、人吉・球磨刃物、肥後象がん、川尻刃物、刀剣、手打刃物、宮地手漉和紙、おばけの金太、肥後こま、きじ馬・花手箱・羽子板、木葉猿、五月節句のぼり、肥後てまり、おきん女人形・板角力人形、張子細工、肥後まり、彦一ごま、来民うちわ、山鹿灯龍、三弦の駒・機、太鼓、銀杏浮木、かずらへゴ細工、扉風、表具、扇額

熊本県の伝統工芸品動画


Youtube上の「熊本伝統の技」チャンネルでは、天草陶磁器など様々な伝統工芸品を紹介する動画を公開しています。

まとめ

いかがでしょうか。
今回は熊本県の伝統工芸品を一覧でまとめてご紹介しました。

その他については下記の関連記事をご覧下さい。

[関連記事]
日本の伝統工芸品まとめ

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