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お正月はお餅つき!その歴史や起源などを解説|鏡開きとは?いつ?

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鏡餅
つきたてのお餅を食べたことがありますか?

火を通さなくてもそのままでおいしい、とってもやわらかいつきたてのお餅。
餅つきは古くから続く冬の風物詩です。

おいしいお餅が食べられるのなら、一度は体験してみたいですよね。
今回はそんな餅つきや鏡餅、お正月に行う鏡開きについて少し深く探ってみましょう。

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1.餅つき

古くから稲作を行ってきた日本では、餅つきの歴史も大変古く、平安時代から広まっていったとされています。

これが現在でも続いており、冬には町内会のイベントなど各所で餅つき大会が行われています。

餅つきをする日程としては、鏡餅に使うための餅つきは12月28日が最適です。
26日、29日は縁起が悪いので避けましょう。
また、31日は「一夜飾り」となってしまうため行わないようにしてください。

お餅は昔からハレの日の食べ物であるため、お正月を迎えてからお祝いの行事として餅つきをするのもいいでしょう。
その際には、鏡餅は新年を迎える前に別に用意しておきましょう。

2.餅つきの道具

餅つきの際に必要な道具をご紹介します。

・杵(きね)
カシやヒノキが使われ、形状により竪杵と横杵の二種類があります。

・臼(うす)
餅つきには「つき臼」が使われます。主に木製のものが使われますが、石製のものもあります。

・電動餅つき器
近年、電動化が可能になり、スーパーなどでも一年中お餅を使った商品を買うことができるようになりました。また最近では家庭用の電動餅つき器も販売されています。

3.餅つきの方法

杵と臼を使ったお餅のつき方を簡単にご説明します。

  • 杵の先を水に浸しておきます。また、臼はよく洗い水を張って水分を含ませておきます。
  • もち米を洗い、水に浸しておきます(6〜8時間)。その後水気をよく切ります。
  • 蒸し器に晒し布を敷き、もち米を蒸します(蒸し器は炊飯器でも代用可)。
  • 炊けたもち米を臼にあけます。
  • 杵でもち米を臼に押しつけ、裏返しながら全体に粘りを出します。
  • いよいよ餅つきの始まりです。杵でもち米をつきます。
  • 杵とお餅がくっついてきたら、適宜濡らした手でお餅の表面に水分を与えます。
  • 水が多すぎると後々固くなりやすいので注意しましょう。
  • つき終わったら餅取り粉をまぶした板の上に置き、好みの形に成形します。

4.鏡餅

お正月飾りの一つで、歳神様へのお供え物として床の間に飾ります。
平安時代には既に存在し、源氏物語の中にも登場します。

三種の神器の鏡に似た形の丸餅を大小二つ重ね、上にダイダイの実を乗せます。

本来は餅つきをして丸餅を作り鏡餅にしますが、最近では時代に合わせて、プラスチックの容器に切り餅が詰められているものや、完全にプラスチック製の鏡餅型の置物も販売されています。

5.鏡開き

お正月が終わったら、鏡餅は鏡開きをします。

この風習は江戸時代から始まり、現在は1月11日に行っている地域がほとんどです。
鏡開きの「鏡」は円満を意味し、「開く」は末広がりを連想させます。また、開く際には縁起の悪い刃物は使わず、手や木槌でお餅を小さく割っていきます。

長い間飾っていたためお餅は乾燥しているので、お汁粉やお雑煮に入れて食べるのがよいでしょう。
歳神様にお供えした鏡餅を、無病息災などを祈りながら食べましょう。

6.まとめ

冬は餅つきを体験できるイベントがたくさんあります。

また、家庭用の電動餅つき器もいろいろ販売されていますので、ぜひ一度は餅つきを体験し、つきたてのお餅を食べてみてはいかがでしょうか。

そしていつか、自分でついたお餅で鏡餅を作って、お正月飾りにできたら最高ですよね。
伝統的なお正月をぜひ味わってみてください。

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