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大晦日とは?年越しそばに除夜の鐘…日本ならではの大晦日の過ごし方

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除夜の鐘
一年の終わりの日である大晦日。

12月に入ると慌ただしく時間が過ぎていき、あっという間にこの日を迎えてしまう印象もあります。
大晦日の過ごし方は人それぞれ。
昔は家族揃って大晦日を過ごして新年を迎えるのが当たり前でしたが、最近は気の合う友人や恋人同士で過ごしたり、また国内外への旅行やテーマパークなどのカウントダウンイベントや年越しライブに参加する人も多くなりました。

しかしその一方で、日本ならではの年越しを大事にしている人もいます。
今年は「日本ならではの大晦日の過ごし方」を味わってみませんか?

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1.大晦日の年越し蕎麦に秘められた願い

大晦日に食べる物といえば年越し蕎麦。

縁起を担いで食べる蕎麦として江戸時代に定着したと言われています。
年越し蕎麦は年を越す前に食べ終わるようにするのが一般的です。

【年越しそばに込められた意味】
・蕎麦は細く長いことから延命、長寿の願いを込めて食べる
・蕎麦は切れやすいことから、今年一年の厄を断ち切る
・蕎麦の成分が身体の毒を取り除くと言われていた
・家族の縁が長く続くように

この年越し蕎麦。
讃岐うどんで有名な香川県では蕎麦ではなくうどんを、沖縄県でも沖縄そばを、また福島県の会津市では元旦に蕎麦を食べる風習があり、地域によっても違いがあります。

一般的には「年越し蕎麦」と言われていますが、その他にも晦日蕎麦、年切り蕎麦、年取り蕎麦、縁切り蕎麦、大年蕎麦、晦蕎麦、運蕎麦、寿命蕎麦といった呼び方もあるそうです。

引っ越し蕎麦について

年越しそばとは別に、「引っ越し蕎麦」もあります。
引っ越し蕎麦は、そこに引っ越してきた者が近所の人に挨拶しながら配ります。

そこには「末永く宜しくお願いします」という意味が込められています。
ちなみに薬味として使われるネギには、「労ぐ(ねぐ)」という心を和らげる意味の言葉や、神職の「禰宜」にかけた言葉の語呂合わせであると言われています。

2.年取り料理を知っていますか?

年越しに食べる料理では「年取り料理」という物があります。

北海道ではお寿司を食べる風習があることから「年越し寿司」。
長野県ではごぼうや芋、人参、こんにゃくなど具だくさんの汁を頂く「年取り汁」があります。
この汁は、年が明けるとお雑煮に使われるそうです。

福岡県では「ぶり」。
ぶりは出世魚であることから大晦日の刺身に始まり、年が明けると照り焼き、そして余った部分は煮物へと使われ、ぶり一尾を丸々食べ切る風習があります。

またおせち料理に関しても、元旦から食べるという地域がある一方で、北海道や東北・長野県や新潟県では新しい年をお迎えする「迎えの膳」として、大晦日に食べる地域もあるようです。

地域によって受け継がれてきた大晦日の食の文化。
地域に限らず、その家々に受け継がれてきた個性も大事にしていきたいものですよね。

3.大晦日の除夜の鐘

大晦日の夜。
耳をすますと聞こえてくる除夜の鐘。

その音には一年の終わりを告げ、そして新しい年を迎える人々の気持ちを引き締めるような厳かな響きがあります。
この除夜の鐘が撞かれる回数は大抵の場合108回。

107回を大晦日のうちに撞き、最後の1回は年が明けてから撞かれます。

108回には人の心を悩ませたり苦しめたり惑わせたりする煩悩の数を表している説や、四苦八苦(4×9+8×9=108)を取り払う説、もしくは1年を表す12ヶ月と二十四節、そして七十二候を足した数という説もあります。

4.鐘つき体験してみませんか?

「除夜」の「除」という言葉には、古いものを捨てて新しいものに移り変わるという意味があるそうです。

ちなみに「除日」は一年の最後の日、いわゆる大晦日のことをいいます。
除夜の鐘はその寺院の住職などが撞くケースが多いのですが、一般の人に「鐘つき体験」をさせてくれる場所も増えています。
事前に整理券を配るパターン、先着順パターン、回数や時間に制限を設けず希望者全員が体験できるパターンなど様々です。

場所によっては、生姜湯や甘酒、記念品などがもらえることも。
詳細については、各寺院のHPや電話などで事前に確認しておくといいでしょう。

5.大晦日の豆知識

年末というと大掃除を思い浮かべる人も多いと思いますが、掃除は大晦日までに終わらせるようにしましょう。
元日の掃除は「福を掃いてしまう」と言われています。

その年の汚れは年明けに持ち越さず、年内にきれいにしておきましょう。
そんな大掃除やおせち料理作りなどで疲れた身体には、やっぱりお風呂。

大晦日に入るお風呂のことを「年の湯」といいます。
一年の汚れを落とすと同時に、きれいな身体で新年を迎えるという意味もあります。

自宅にお風呂があっても、あえて広い銭湯にゆっくり浸かりに行くという人もいるようです。
現代では入浴は毎日のこととして当たり前になっていますが、昔は贅沢なものの一つに数えられていた時代もあったのです。その頃の名残りの言葉と言えるのかも知れません。

また鏡餅や門松などは大晦日に飾ると「一夜飾り」と言われ良くありません。
29日も「苦立て」と言われて来た日なので、出来るだけ28日か30日に終わらせるようにしましょう。

6.次の世代に伝えていく大晦日の過ごし方

日本ならではの大晦日の過ごし方。

除夜の鐘の音に耳を傾けながら、年越し蕎麦を頂く。
この一年を振り返りながら、新しい年に希望や思いを馳せるひととき。

厳かに、そして心癒される大晦日を過ごす方法も、次の世代に伝えていく大切な文化なのかも知れません。

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