伝統工芸品とは?工芸業界の現状と職人後継者について

近年注目が集まる、日本の伝統工芸。
日本が世界に誇る伝統的なものづくりは、職人の高度な技術に支えられています。

では「伝統工芸」とは、一体どういうものを指すのでしょうか?
この記事では、伝統工芸の定義と現状についてまとめています。

【目次】
1.伝統工芸品とは
2.伝統工芸品の状況
3.伝統工芸の後継者
4.伝統工芸業界の今後

1.伝統工芸品とは

伝統工芸とは、長年受け継がれてきた技術が用いられた工芸のことを言います。
全国には伝統工芸とされるものが約1,000種類程あり、いずれも卓越した技術を持つ職人の方が生産しています。

その伝統工芸品の中でも、経済産業大臣が「伝統的工芸品」として指定する代表的な伝統工芸が現在222品目あり、産業の振興と地域経済の発展を目的に制定された法律「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」通称「伝産法」に基づいて更なる振興を図っています。

経産省指定の伝統的工芸品一覧はこちら

2.伝統工芸品の状況

全国の伝統工芸品は1984年(昭和59年)に生産額がピークを迎え、そこからバブル崩壊後の長い経済低迷の影響を受け、更に後継者不足の問題も重なり深刻な状況となっていましたが、最近では下記に挙げられるような理由により伝統工芸品に注目が集まっています。

  • 国産志向
  • 良いものを長く使うライフスタイルの拡大
  • 東京オリンピック開催決定や訪日観光客増大による自国文化の再評価

関連記事:数字とグラフで見る伝統工芸品の推移

3.伝統工芸の後継者

伝統工芸の業界において、後継者の問題は深刻です。

  • なり手が少ない
  • 雇う余裕が無い
  • 技術を身につけても、独立できない

などの問題で、職人の数は減少の一途をたどっています。
しかし、このままでは伝統工芸が途絶えてしまうということで、各団体で様々な取り組みも行われ、少しずつ明るい兆しが見えてきています。
後継者の育成についても、現在様々な養成施設が誕生しています。

職人の養成施設一覧はこちら

4.伝統工芸業界の今後

インターネットの発達により伝統工芸品は日本国内、また世界に向けても発信・販売されるようになりました。
2020年の東京オリンピックを一つの契機として更なる発展が期待されています。

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