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千葉工匠具とは|千葉県の伝統的工芸品|鍛冶職人

鍛冶職人
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千葉県の伝統工芸品、千葉工匠具。
読み方は”ちばこうしょうぐ”です。

今回はそんな千葉工匠具について、ご紹介します。

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千葉工匠具とは

鍛冶職人
千葉工匠具とは千葉県で作られる刃物や手道具類の総称です。
鎌や包丁、ハサミなどが主な製品で、多くのプロの現場で使用されてきました。

現在の千葉県=房総半島では、江戸時代頃から利根川の河川改修や印旛沼の干拓など、大規模な開発が行われてきました。
この開発に必要な道具類が周辺の地域で作られるようになった事が、今の千葉工匠具のルーツとなっています。

また、酪農発祥の地とも言われるくらいに房総半島と酪農は縁があります。
牧場で使用される鋏や包丁、鎌などの需要も千葉工匠具の発展には欠かせませんでした。

千葉工匠具の製作工程

千葉工匠具は2017年に国の伝統的工芸品にも指定されました。
千葉県内では房州うちわに続いて2件目の指定となります。

この指定にあたって定義された千葉工匠具の要件は下記の通りです。

【技術・技法】

1.成形は、次のいずれかによること。
 (一)鋏(はさみ)にあっては、鎚(つち)又は鑢(やすり)を用いた「刃合わせ」を行うこと。
 (二)鋏以外の製品にあっては、鎚又は鏨(たがね)を用いた「叩き造形」又は「型切り造形」を行うこと。

2.焼き入れを行う場合は、水又は油で急冷すること。

3.焼き戻しを行う場合は、水又は油で冷却すること。

4.「歪取り」、「研ぎ」及び「仕上げ」は、手作業によること。

[原材料]
使用する素材は、鉄、炭素鋼若しくは鉄及び炭素鋼又はこれらと同等の性質を有する金属であること。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は千葉県の伝統的工芸品、千葉工匠具(ちばこうしょうぐ)についてご紹介しました。
その他については下記の関連記事をご覧下さい。

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