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関西地方の伝統工芸品一覧

書道用具
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京焼・清水焼

京都府京都市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市で主に生産される伝統的工芸品、京焼・清水焼(きょうやき・きよみずやき)。
京焼・清水焼の歴史は古く、16世紀頃には生産が始まっていたと言われています。
焼成後に絵付けを施す上絵付けの技法で、京都らしい雅な絵柄が描かれる陶磁器です。

[特徴]
京焼・清水焼は、一度焼き上げた後に絵付けを施します。
描かれる絵柄は京都らしい優雅なものが多く、職人によっても多種多様な絵柄が描かれます。

[産地情報]

名称 京都陶磁器協同組合連合会
住所 〒607-8322
京都府京都市山科区川田清水焼団地町6-2
コーポきよみず103

京漆器

京都府で主に生産される伝統的工芸品、京漆器(きょうしっき)。
よく手に馴染み、口ざわりの良い漆器とされています。

京漆器の歴史は古く、平安時代から生産されています。
京漆器は下地に特徴があり、漆を吸い込ませた木地に麻の布を貼り、錆下地をつける本堅地が用いられます。
この中で「くくり」と呼ばれるふちに余分に錆下地を塗る工程を経ることで、口ざわりの良い器になります。

[産地情報]

名称 京都漆器工芸協同組合
住所 〒606-8343
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
KYOオフィス

京指物

京都府京都市で主に生産される伝統的工芸品、京指物(きょうさしもの)。

京指物の歴史は古く、平安時代まで遡ります。
14世紀頃には専門の職人が製作するようになり、生産規模が拡大していきました。

現在でも美しい木目を活かした製品作りが行われており、箪笥や机、花器や置物など様々な製品が作られています。

[産地情報]

名称 京都木工芸協同組合
住所 〒600-8060
京都府京都市下京区高辻通富小路西入雁金町159
(株)和田卯内

京仏壇

京仏壇(きょうぶつだん)とは京都府京都市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、木津川市、南丹市で主に生産される仏壇で、伝統的工芸品にも指定されています。

京仏壇が本格的に生産されるようになったのは江戸時代、一般家庭で仏壇を置く風習が広まった頃とされています。
文化都市・京都の各種工芸の総合工芸品としても位置づけられ、美しく優雅な装飾が施されています。

[産地情報]

名称 京都府仏具協同組合
住所 〒600-8216
京都府京都市下京区東塩小路町607-10
サンプレ京都ビル3階

京仏具

京都府京都市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、木津川市、南丹市で主に生産される伝統的工芸品、京仏具(きょうぶつぐ)。

京仏具は8世紀頃に生産が始まっており、11世紀に職人を集めて本格的な生産が開始されました。
元々仏教伝来と共に伝わったものをルーツに持ちますが、それを京都の土地柄を反映した装飾を施し、独自に改良されていきました。

[産地情報]

名称 京都府仏具協同組合
住所 〒600-8216
京都府京都市下京区東塩小路町607-10
サンプレ京都ビル3階

京石工芸品

京都府京都市、宇治市、亀岡市、向日市、八幡市で主に生産される伝統的工芸品、京石工芸品(きょういしこうげいひん)。
1人の石工がほとんどの工程をまかなう、主に庭園向けに作られる石工品です。

1982年には経済産業省指定伝統的工芸品に指定されています。

[起源]
平安建都によって大内裏が造営される際、多くの石が必要になりました。そこで多くの石工が集まったのが、京石工芸品の起源とされています。

[特徴]
京石工芸品は仏教や茶道に大きな影響を受け、京都の風情が漂う優雅な彫刻製品が生み出されてきました。
また、1人の石工が完成までの全ての工程を手がける点も特徴です。

[産地情報]

名称 京都府石材業協同組合
住所 〒602-8035
京都府京都市上京区六町目6-210

京人形

京都府京都市、宇治市、亀岡市、八幡市で主に生産される伝統的工芸品、京人形(きょうにんぎょう)。
京都の地で古くから生産される人形で、質が高いことで知られています。

[歴史]
京人形の歴史は古く、平安時代まで遡ります。
人間にふりかかる災いの身代わりを願った「ひとがた」や「かたしろ」をルーツとし、それが徐々に子供のおもちゃとして利用されるようになりました。

[特徴]
京人形は細かく工程が分かれた分業制で作られるため、一つ一つのパーツの質が高く、高級品として扱われています。

[産地情報]

名称 京人形商工業協同組合
住所 〒606-8343
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
KYOオフィス

京扇子

京都府で作られる伝統工芸品、京扇子(きょうせんす)。
京都らしく雅な絵柄が特徴で、お土産やプレゼントとしても人気です。

[歴史]
京扇子の歴史は古く、その起源は平安時代まで遡ります。
筆記用具として使われていた木簡(もっかん)をルーツとし、当時は主に貴族向けで、一般庶民が使用することはありませんでした。

その後庶民にも広く普及し、現在では国内の扇子のシェア90%以上を占めています。

[産地情報]

名称 京都扇子団扇商工協同組合
住所 〒606-8343
京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1
KYOオフィス

京うちわ

京都府の伝統工芸品、京うちわ。
京うちわの歴史は南北朝時代に遡ります。

当時の日本の海賊「倭寇」が朝鮮から持ち帰ったうちわが、紀州・大和を経て京の貴族の別荘地に伝わったと言われています。
宮廷で用いられた「御所うちわ」がルーツとなっている京うちわは、国産の4~5年ものの竹だけを使い、柄の部分にも漆に金彩を施すといった贅沢で優美な物も作られていました。

鑑賞用としても人気が高く、装飾性にもこだわっており、非常に繊細で高度な技術を必要としています。
京うちわは上部の骨(細い竹ひご)の数によって等級が分けられており、この本数が多ければ多いほど上級品とされています。

京うちわは洗練された美しい絵柄が魅力的ですが、その型も丸型・角型・長柄型・羽子板型・扇型・千鳥型・キャラクター型などバリエーションも豊富となっています。

京表具

京都府で主に生産される伝統的工芸品、京表具(きょうひょうぐ)。
壁装など、家具に用いるものと屏風や額装などの美術品に用いられるものがあります。

1997年には経済産業省指定伝統的工芸品に指定されています。

[起源]
京表具の歴史は古く、平安時代まで遡ります。
元は経巻の表装や掛け軸などにも用いられていました。

[特徴]
京表具には襖や壁装など、家具に用いるものと屏風や額装などの美術品に用いられるものがあります。
日本文化の中心的存在の京都で発展してきた京表具には、優雅な装飾が高度な職人技によって施されています。

[産地情報]

名称 京表具協同組合連合会
住所 〒615-0042
京都府京都市右京区西院東中水町17
京都府中小企業会館5階
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大阪府の伝統工芸品

大阪府の国指定伝統的工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

大阪欄間
大阪唐木指物
大阪泉州桐箪笥
大阪金剛簾
堺打刃物
大阪浪華錫器
大阪仏壇
浪華本染め

兵庫県の伝統工芸品

兵庫県の国指定伝統的工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

丹波立杭焼

兵庫県の伝統工芸品、丹波立杭焼(たんばたちくいやき)。

丹波焼の発祥は平安時代末期から鎌倉時代の初めといわれています。
桃山時代までは「穴窯」が使用されていましたが、その後「登り窯」が導入され、同時期に蹴りロクロ(日本では珍しい左回転ロクロ)の技術も取り入れ、その伝統技術が今に伝えられています。

江戸時代前期には、茶人・小堀遠州らの指導で味わいのある茶陶が焼かれました。
江戸後期には、篠山藩の庇護のもと、直作(なおさく)、一房(いちふさ)などの名工が競い、丹波焼の名を高めました。

穴窯時代は「小野原焼」と呼ばれていましたが、登り窯時代になってからは、現在の呼び名「丹波焼」や「丹波立杭焼」「立杭焼」などとよばれています。

関連記事:丹波焼陶器まつりの開催情報|交通アクセス&駐車場|篠山市の陶器市

産地情報

名称 丹波立杭陶磁器協同組合
住所 〒669-2135
兵庫県篠山市今田町上立杭3番地

奈良県の伝統工芸品

奈良県の国指定伝統的工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

高山茶筌

奈良県生駒市で主に生産される伝統的工芸品、高山茶筌(たかやまちゃせん)。

14世紀頃に生産が始まったとされている高山茶筌は、その使用感の良さと丈夫さに定評があります。
また、高山茶筌は主に濃茶用と薄茶用に別れますが、細かくみると100種類を超える製品があり、茶道の中でも流派や使う場面によって様々な製品が作られます。

産地情報

名称 奈良県高山茶筌生産協同組合
住所 〒630-0101
奈良県生駒市高山町5725

和歌山県の伝統工芸品

和歌山県の国指定伝統的工芸品を一覧でまとめてご紹介します。

紀州漆器


和歌山県で主に生産される伝統的工芸品、紀州漆器(きしゅうしっき)。
庶民に愛される丈夫な漆器です。

[起源]
紀州漆器は15世紀頃から生産されていた木地の椀に、漆を施したのが起源とされています。
これは根来寺の僧が日常用の漆器を作ったものとされています。

紀州漆器は日常使いの漆器として庶民にも愛用され、低価格ながらも丈夫な漆器として名高いです。
また、「根来塗」という特徴的な塗りがあり、これは元々黒漆の上に朱漆を塗り仕上げた製品の上塗りが剥がれ、下層の黒漆が出てきたものが始まりです。
これが趣があって美しいとされ、最近ではあえて上塗りを剥がしたものも販売されています。

産地情報

名称 紀州漆器協同組合
住所 〒642-0001
和歌山県海南市船尾222
紀州漆器伝統産業会館 内

紀州簞笥

和歌山県和歌山市で主に生産される箪笥で、伝統的工芸品にも指定されている紀州簞笥(きしゅうだんす)。
18世紀末頃に生産が始まったとされている紀州箪笥は、高い気密性を誇り、引き出しの出し入れが非常にスムーズです。
原料には桐が用いられ、その木目の美しさは定評があります。

産地情報

名称 紀州桐箪笥協同組合
住所 〒640-8511
和歌山県和歌山市七番丁23番地
和歌山市 商工振興課工業振興班

紀州へら竿

和歌山県橋本市、伊都郡九度山町で主に生産される伝統的工芸品、紀州へら竿(きしゅうへらざお)。
愛好家が非常に多い事でも有名です。

紀州へら竿は明治に入ってから生産が始まっており、国内のへら竿産地として最大規模となっています。
矢竹、高野竹、真竹といった3種の竹を原料に作られます。

産地情報

名称 紀州製竿組合
住所 〒648-0041
和歌山県橋本市清水220-4

まとめ

いかがでしょうか。
今回は関西地方の伝統的工芸品を一覧でまとめてご紹介しました。

その他については下記の関連記事をご覧ください。

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