毎年春と秋に開催される、益子陶器市。
2024年は春の開催がGWに開催予定、秋の開催は11月に開催予定となっています。
この記事では既に行ったことのある方も初めて行く方も、益子陶器市を最大限楽しめるようにおすすめスポットや交通手段・アクセスなどについて詳しくご紹介していきたいと思います。
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1.益子陶器市とは?益子の歴史とその陶祖
益子焼の起源
そもそも益子の地で益子焼が作られるようになったのは、1853年に大塚啓三郎が現在の栃木県益子町に窯を開いたのが起源とされています。
昭和に入り、近現代の日本を代表する陶芸家である濱田庄司が食器や花器を作り始めたことによって、益子焼が広く普及していきました。
益子の陶祖である大塚啓三郎の碑が、鹿島神社の中にあります。
益子町の中心にあり、メインストリートへ向かう通り沿いに位置する鹿島神社は、勝負必勝のパワースポットとして多くの方が必勝祈願に訪れる神社としても有名です。
そんな鹿島神社の神社の境内にある、益子焼陶祖である大塚啓三郎の碑。
益子陶器市のメイン会場へ向かう途中にありますので、是非寄ってみて下さいね。
益子陶器市のはじまり
益子陶器市が初めて開催されたのは、1966年。
年々賑わいを増していき、近年は期間中に30万人が訪れるという大人気イベントに成長しました。
益子陶器市は会場が決まっておらず、地域の商店や窯元が参加し、街全体のイベントとなっています。
普段の販売価格から2割〜5割引き程の値段で買うことが出来ます。
益子陶器市のメインストリートとなるのは、駅から東に延びる通称「やきもの本通り」。
その中心に位置する城内、道祖土と呼ばれる地区に焼き物の販売テントが集中しています。
街全体が会場になっていることから、全てを徒歩で歩くとだいぶ疲れます。
会場を周るバスを利用したり、案内所で重い荷物は預けてしまうのがおすすめです。
2.益子陶器市のおすすめスポット
つかもと
駅から続くやきもの本通りの終点には、益子で最大の窯元「つかもと」が経営する「陶芸広場つかもと」があります。
様々な作家の品を販売するショッピングセンターに、レストランも併設されているので休憩することも出来ます。
名称 | つかもと |
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住所 | 栃木県芳賀郡益子町益子4264 |
益子焼共販センター
益子町の中央、城内と道祖土の境付近に益子焼窯元共販センターがあり、ここが益子陶器市のメイン会場となっています。
ここはやきもののデパートともいわれ、約3500坪程の広い敷地には大きな駐車場もあり、270程の窯元の製品が展示販売されています。
陶器市の期間中はこの駐車場の一部を会場にし、窯元百数十軒、作家数十人ほどのテントが並びます。
ちなみに共販センター、そして益子町のシンボル的存在のこの巨大なタヌキ。
名前は「益子ポン太」というそうです。
名称 | 益子焼共販センター |
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住所 | 栃木県芳賀郡益子町大字益子706-2 |
益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
益子焼共販センターの裏側に行くと、平成5年にオープンした「益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子」があります。
三万平方メートルの広い敷地には益子焼の歴史や様々な焼き物を展示した陶芸館、濱田庄司の旧宅、復元された濱田庄司の登り窯、陶芸体験工房などがあります。
名称 | 益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子 |
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住所 | 栃木県芳賀郡益子町大字益子3021 |
starnet スターネット
やきもの本通りの終点、「つかもと」の近くにあるスターネット。
ギャラリー&カフェとして、益子の魅力を発信している全国的にも有名なハイセンスなセレクトショップです。
名称 | starnet スターネット |
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住所 | 栃木県芳賀郡益子町益子3278-1 |
CAFE & SPACE/ヒジノワ
益子陶器市のメイン会場へ駅から向かう途中にある、ヒジノワ。
ヒジノワCAFE & SPACEとして、有志の方々によって運営されている人気のショップです。
名称 | CAFE & SPACE/ヒジノワ |
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住所 | 栃木県芳賀郡益子町益子1665 |
日下田染織工房
益子陶器市のメインストリート入り口に位置する、日下田染織工房。
江戸時代から八代続く藍染めの紺屋で、茅葺屋根の趣ある建物の中には70もの藍甕があり、見学する事が出来ます。
陶器ギャラリー 陶庫
メインストリートの中心付近にある、陶庫。
米蔵を改造して焼き物を販売するお店にしたそうで、中は面白い作りになっています。
益子焼の作家の個展なども開催しています。
名称 | 陶器ギャラリー 陶庫 |
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住所 | 栃木県芳賀郡益子町城内坂2 |
色々なグルメ
益子陶器市には、焼き物のテントの他、ガラスや木工など様々な作家さんが出展していますが、多くのグルメテントも出展しています。
共販センターには屋外のフードコートもあり、ハンバーガーやポテトなどの軽食も販売しています。
また様々なグルメテントも多く、これも益子陶器市の楽しみの一つとなっています。
3.益子陶器市へのアクセスとおすすめの巡り方、到着時間
益子陶器市は、特定の会場ではなく町全体で様々な作家や事業所が参加するイベントです。
なので全体を1日で歩いて回ろうとすると正直かなり疲れますし、時間的にも厳しいです。
そこでおすすめしたい巡り方は、まずは重い荷物は観光案内所に預ける。
そして、移動は会場を巡回するバスを活用するという事です。
1回100円というお安い値段で利用することが出来、運行間隔も短いのでおすすめです。
それでは、益子陶器市への主な交通手段についてご紹介したいと思います。
車
まずは、車で来る方。
益子町へは北関東自動車道真岡ICより約25分程。
益子陶器市への来場者数は年々増加しており、それに伴って道路や駐車場の混雑も増加しています。
まず益子陶器市に車で訪れる方にとって最大の駐車場が、益子焼共販センターの駐車場です。
例年はここが午前9時頃には満車になっていましたが、2016年春の陶器市の際は朝7時頃には満車になるなど、年々時間が早まっています。
ここが満車になると次は「つかもと」さんの駐車場が候補になりますが、こちらも昼前には満車になってしまいます。
こうなってしまうと、渋滞の中順番待ちをするか離れた駐車場を探すしかなくなるので、陶器市に車で来る際は早朝に到着するか、他の交通手段がおすすめです。
2019年は例年よりも混雑することは確実なので、自家用車で行く際にすぐに車が停められるであろうおすすめ到着時間は朝7時前です!
電車
電車の場合、少し乗り換えが大変です。
まずは宇都宮線(または宇都宮線直通湘南新宿ライン)で小山駅まで行き、そこで水戸線に乗換えてから約25分程で下館駅まで行きます。
下館駅で真岡鐵道に乗換え、約45分程で益子駅に到着です。
バス
上記のように電車だと少し乗り換えが大変ですので、もっと楽に行きたい!という方におすすめなのが、バスです。
秋葉原と益子を結ぶ「関東やきものライナー」というとても便利なバスが運行しておりますので、詳しくは茨城交通HPをご覧下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
全国でも屈指の人気陶器市となった、益子陶器市。
せっかくなら宿泊してゆっくり楽しみたい!という方は益子温泉 益子舘 里山リゾートホテルやビジネスホテル 明月館が近くておすすめです。
是非一度行ってみて下さいね。
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