新年を迎え、新たなことに挑戦するには絶好のチャンスです!
新しく何か習い事を始めたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、和文化の習い事にはどんなものがあるか、いくつかご紹介します。
ピンと来たものはぜひ体験教室に参加してみてください。
1.茶道
和文化の習い事の代表格、茶道。
わび茶を確立した千利休が有名で、子孫は表千家・裏千家・武者小路千家の三千家として続いています。
もともとは「茶湯」などと呼ばれていましたが、江戸時代初期になって現在と同じく「茶道」と呼ばれるようになりました。
流派はさまざまありますが、基本的には茶道具の使い方・お作法などを学びます。
茶道を通して、お茶だけに限らず、きれいな姿勢や立ち居振る舞いも習得することができる習い事です。
ちなみに、日本文化に関する様々な体験を提供するWABUNKAでは、茶道体験など様々なプランを提供しています。
ご興味のある方は下記のリンクより詳細をご覧頂けます。
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2.華道
茶道と並んで代表的な華道。
室町時代中期に「池坊」と呼ばれる僧侶によって確立されました。
今日の華道は、生花・挿花が主流です。茶道と同じく華道にもたくさんの流派があります。
樹枝や草花を挿し、その美しさや生命の尊さを観賞する芸術です。華道も礼儀作法を重んじるので、礼儀を習得したい人に向いています。
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3.香道(こうどう)
香道とは、香木を炊いて香りを楽しむ伝統芸能です。
ただ香りを聞く(嗅ぐ)聞香だけではなく、それがどの香りかを当てる組香というゲーム要素を含んだことも行います。
香道が確立したのは茶道や華道と同じ頃、室町時代で流派もさまざまです。
お作法もありますがゲーム的な面もあるので、普段家でアロマオイルを炊いている人や香りに興味がある人は和文化の香りも体験してみてはいかがでしょうか。
関連記事:香道は日本独自の芸術!歴史や楽しみ方を知って香道に親しもう
4.書道
書道は小さい頃に習っていた人も多いのではないでしょうか。
最近では美文字ブームで大人のための書道教室も開かれています。
身近な和文化ですが歴史はとても古く、日本には奈良時代に中国から伝わってきました。
習い事として書道を習うメリットとしては、とにかくお教室が多いこと・お月謝が比較的リーズナブルなことがあげられます。
軽い気持ちで始められる習い事です。
関連記事:書道はどのように発展してきた?国風文化のかかわりなど歴史をひも解いてみよう
5.三味線
三味線には多くの種類があります。
種類によって音や特徴が違いますが、津軽三味線や長唄三味線は比較的お教室も多く、意外と気軽に習うことができます。
三味線の成立は15世紀〜16世紀ごろと、和楽器の中では歴史の浅い部類です。
三味線奏者がメディアに取り上げられたりしたことで、身近な和楽器になってきているのではないでしょうか。
歌舞伎には欠かせない楽器であったりと、代表的な和楽器の一つなので何か楽器を始めたい人に特におすすめです。
6.着付け
和服の着付けも習い事の代表格ですね。
歳を重ねるごとに冠婚葬祭などで和服を着る機会も増えますから、チャンスを見つけて習得しておくと後々役に立つこともあるでしょう。
また、自分で着られるようになれば、普段着として和服を取り入れることもでき、オシャレの幅も広がりますよ。
着付けを習う際には、着物や帯・襦袢などが必要になってきますが、お教室によっては手ぶらで行ってレッスンできるところもあるので、生活に合わせてお教室を選んでみてください。
関連記事:着物を学ぶ~一反とは?着尺とは?知っておきたい着物あれこれ
7.組み紐(くみひも)
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組み紐とは、日本の伝統工芸品で、絹や綿の糸を編んで作った紐です。
古くから武具・茶道具・帯締めなどさまざまな用途に使われてきました。
現代に合わせた使い方としては、帯締めはもちろんのこと、ストラップ・ブレスレット・髪飾りなどを作ることもできます。伝統工芸品を手作りして和に触れてみたい人におすすめです。
8.まとめ
あなたのお好みの習い事は見つかりましたか?
どれも体験教室が開催されているので、少しでも気になったものはぜひ体験教室に足を運んでみてください。
新しい一年、和文化とともに過ごしてみてはいかがでしょうか。
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