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東京無地染とは|東京都の伝統的工芸品

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東京無地染(とうきょうむじぞめ)は東京都の新宿区、中野区、杉並区等で生産される伝統工芸品です。
2017年には国の伝統的工芸品にも指定されました。

今回はそんな東京無地染についてご紹介します。

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東京無地染とは


東京無地染とは無地の白生地を客の好みの色に染め上げる工芸品です。
その色見本の種類は170色もあり、職人が一つ一つ色を作り上げていきます。

無地染の特徴として、一度染めたものでも後から別の色に染め直す事が可能という点があげられます。
なので気分や年齢に応じて色味が変更出来るので、より長く使い続ける事が出来ます。

東京無地染の技法

無地染は数ある染色技法の中でも最も原始的なもので、かつては草木を用いて布を染めていました。
江戸紫や藍、江戸茶など、江戸の無地染は全国的に名高く、広く愛されてきました。

今でも手仕事が中心で、国の伝統的工芸品に指定された際の要件(製作工程)は下記の通りです。

【技術・技法】

1.染色は、「伸子(しんし)染」、「一部送り染」又は「棒くり染」によること。

2.色合わせは二度染によることとし、一度目で染めの具合を調整し、二度目で指定色に確定すること。ただし、黒染や厚手の生地の場合にあっては、一度目の染色において使用済み染料を用いること。

3.色止めは、水洗い又は酸通しによること。

4.「紋付」の場合は、紋章彫刻した型紙を用いて、糊を置き、染色を行ったのちに、上絵を施すこと。

[原材料]
生地は、絹織物とすること。

東京無地染のおすすめ動画

東京無地染の製作工程を映した動画を、東京都産業労働局がYoutube上で公開しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は東京都の伝統的工芸品、東京無地染(とうきょうむじぞめ)についてご紹介しました。

その他については下記の関連記事をご覧下さい。

[関連記事]
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