十六夜日記
名称 |
十六夜日記(いざよいにっき) |
作者 |
阿仏尼 |
年代 |
鎌倉時代後期 |
種別 |
紀行文日記 |
概要 |
旅行記、鎌倉滞在記、鶴岡八幡宮奉納長歌の3部から成る。中世三大紀行文の1つ |
歎異抄
名称 |
歎異抄(たんにしょう) |
作者 |
唯円 |
年代 |
鎌倉時代後期 |
種別 |
仏教書 |
概要 |
18条から成る、浄土真宗の聖典 |
曾我物語
名称 |
曾我物語(そがものがたり) |
作者 |
不詳 |
年代 |
鎌倉時代末頃 |
種別 |
軍記物語 |
概要 |
曾我兄弟の仇討ちを題材とした軍記物語 |
徒然草
名称 |
徒然草(つれづれぐさ) |
作者 |
兼好法師 |
年代 |
鎌倉時代末期 |
種別 |
随筆 |
概要 |
兼好法師が自身の経験から得た考えや逸話などを書き綴った、244段から成る随筆 |
新後撰和歌集
名称 |
新後撰和歌集(しんごせんわかしゅう) |
作者 |
下命者:後宇多院 撰者:二条為世 |
年代 |
1303年 |
種別 |
勅撰和歌集 |
概要 |
1607首が収められた勅撰和歌集 |
玉葉和歌集
名称 |
玉葉和歌集(ぎょくようわかしゅう) |
作者 |
下命者:伏見院 撰者:京極為兼 |
年代 |
1312年 |
種別 |
勅撰和歌集 |
概要 |
2800首が収められた勅撰和歌集 |
続千載和歌集
名称 |
続千載和歌集(しょくせんざいわかしゅう) |
作者 |
下命者:後宇多院 撰者:二条為世 |
年代 |
1320年 |
種別 |
勅撰和歌集 |
概要 |
2143首が収められた勅撰和歌集 |
続後拾遺和歌集
名称 |
続後拾遺和歌集(しょくごしゅういわかしゅう) |
作者 |
下命者:後醍醐天皇 撰者:二条為藤、二条為定 |
年代 |
1326年 |
種別 |
勅撰和歌集 |
概要 |
1353首が収められた勅撰和歌集 |
風雅和歌集
名称 |
風雅和歌集(ふうがわかしゅう) |
作者 |
下命者:花園院監修、光厳院 撰者:光厳院(親撰) |
年代 |
1349年 |
種別 |
勅撰和歌集 |
概要 |
2211首が収められた勅撰和歌集 |
菟玖波集
名称 |
菟玖波集(つくばしゅう) |
作者 |
二条良基・救済(ぐさい)共撰 |
年代 |
1356年(正平11=文和5年) |
種別 |
連歌集 |
概要 |
准勅撰の連歌集。全20巻に付合2000余と発句190句が収められている。 |
新千載和歌集
名称 |
新千載和歌集(しんせんざいわかしゅう) |
作者 |
下命者:後光厳天皇 撰者:二条為定 |
年代 |
1359年 |
種別 |
勅撰和歌集 |
概要 |
2365首が収められた勅撰和歌集 |
新拾遺和歌集
名称 |
新拾遺和歌集(しんしゅういわかしゅう) |
作者 |
下命者:後光厳天皇 撰者:二条為明、頓阿 |
年代 |
1364年 |
種別 |
勅撰和歌集 |
概要 |
1920首が収められた勅撰和歌集 |
新後拾遺和歌集
名称 |
新後拾遺和歌集(しんごしゅういわかしゅう) |
作者 |
下命者:後円融天皇 撰者:二条為遠、二条為重 |
年代 |
1384年 |
種別 |
勅撰和歌集 |
概要 |
1554首が収められた勅撰和歌集 |
新続古今和歌集
名称 |
新続古今和歌集(しんしょくこきんわかしゅう) |
作者 |
下命者:後花園天皇 撰者:飛鳥井雅世 |
年代 |
1439年 |
種別 |
勅撰和歌集 |
概要 |
2144首が収められた勅撰和歌集 |
狂雲集
名称 |
狂雲集(きょううんしゅう) |
作者 |
一休宗純 |
年代 |
1481年(文明13年)以前 |
種別 |
漢詩集 |
概要 |
室町時代の禅僧である一休宗純の詩集。没後に弟子たちによって増補されたと考えられている。 |
太平記
名称 |
太平記(たいへいき) |
作者 |
不詳 |
年代 |
南北朝時代 |
種別 |
歴史文学 |
概要 |
鎌倉時代末期から南北朝中期までの約50年間の争乱を描いた歴史文学 |
増鏡
名称 |
増鏡(ますかがみ) |
作者 |
不詳 |
年代 |
南北朝時代 |
種別 |
歴史物語 |
概要 |
1180年(治承4年) の後鳥羽天皇誕生から後醍醐天皇の隠岐からの還幸までの154年間の事跡を記した歴史書。鏡物と呼ばれる4つの歴史書である四鏡の一つ。 |
神皇正統記
名称 |
神皇正統記(じんのうしょうとうき) |
作者 |
北畠親房 |
年代 |
南北朝時代 |
種別 |
歴史書 |
概要 |
日本建国の由来から後村上天皇までの事跡を記した歴史書 |
秋夜長物語
名称 |
秋夜長物語(あきのよのながものがたり) |
作者 |
不詳 |
年代 |
南北朝時代 |
種別 |
御伽草子 |
概要 |
比叡山の桂海律師と三井寺の稚児、梅若の愛欲を描いたもの。 |
神道集
名称 |
神道集(しんとうしゅう) |
作者 |
安居院唱導教団 |
年代 |
南北朝時代中期 |
種別 |
説話集・神道書 |
概要 |
諸国の神社の由来や縁起などを収めた説話集 |
義経記
名称 |
義経記(ぎけいき) |
作者 |
不詳 |
年代 |
室町時代初期 |
種別 |
軍記物語 |
概要 |
源義経とその主従を中心に描いた軍記物語 |
お伽草子
名称 |
お伽草子(おとぎぞうし) |
作者 |
不詳 |
年代 |
室町時代 |
種別 |
お伽草子 |
概要 |
14世紀から17世紀のあいだに誕生した400種類程の物語群。短編の絵入り物語 |
風姿花伝
名称 |
風姿花伝(ふうしかでん) |
作者 |
世阿弥 |
年代 |
15世紀の初め頃 |
種別 |
能の理論書 |
概要 |
能楽の芸術論を述べた秘伝書 |
醒睡笑
名称 |
醒睡笑(せいすいしょう) |
作者 |
安楽庵策伝 |
年代 |
1623年(元和9年) |
種別 |
咄本 |
概要 |
仮名草子の笑話集。戦国末期から近世にかけての笑話を、全編42に分類し集めたもの。 |
五輪書
名称 |
五輪書(ごりんのしょ) |
作者 |
宮本武蔵 |
年代 |
1643年(寛永20年)頃 |
種別 |
兵法書 |
概要 |
剣豪の宮本武蔵による兵法書。地水火風空の5巻に分かれ、地は兵法の大意、水は兵法の利、火は合戦の理、風は他流の評論、空は兵法の奥義について述べている。 |
御伽婢子
名称 |
御伽婢子(おとぎぼうこ) |
作者 |
浅井了意 |
年代 |
1666年(寛文6年) |
種別 |
仮名草子 |
概要 |
13巻67話から成る仮名草子の怪異奇談集 |
好色一代男
名称 |
好色一代男(こうしょくいちだいおとこ) |
作者 |
井原西鶴 |
年代 |
1682年(天和2年) |
種別 |
文芸作品 |
概要 |
主人公である世之介の54年にわたる好色生活を描いた文芸作品 |
野ざらし紀行
名称 |
野ざらし紀行(のざらしきこう) |
作者 |
松尾芭蕉 |
年代 |
1685年(貞享2年) |
種別 |
俳諧紀行 |
概要 |
芭蕉初の俳諧紀行文。江戸を出立して関西を遊歴し、帰るまでが記録されている。 |
猿蓑
名称 |
猿蓑(さるみの) |
作者 |
去来・凡兆共編 |
年代 |
1691年(元禄4年) |
種別 |
俳諧集 |
概要 |
芭蕉七部集(冬の日、春の日、あらの、ひさご、猿蓑、炭俵、続猿蓑)の一つ。発句・歌仙のほか幻住庵記・几右日記などを収められている。 |
世間胸算用
名称 |
世間胸算用(せけんむねさんよう) |
作者 |
井原西鶴 |
年代 |
1692年(元禄5年) |
種別 |
浮世草子 |
概要 |
大晦日に時間を絞り、商人や庶民の姿を描いた浮世草子 |
おくのほそ道
名称 |
おくのほそ道 |
作者 |
松尾芭蕉 |
年代 |
1702年(元禄15年) |
種別 |
紀行及び俳諧 |
概要 |
江戸から奥州・北陸道を巡った旅行記 |
養生訓
名称 |
養生訓(ようじょうくん) |
作者 |
貝原益軒 |
年代 |
1712年(正徳2年) |
種別 |
教訓書 |
概要 |
健康長寿の秘訣を具体的な方法と精神論を合わせて説いた教訓書 |
誹風柳多留
名称 |
誹風柳多留(はいふうやなぎだる) |
作者 |
呉陵軒可有(ごりょうけんあるべし)ほか |
年代 |
1765~1840年(明和2~天保11年) |
種別 |
川柳集 |
概要 |
万句合から、前句なしでも句意がわかるものを集め出版された。 |
江戸生艶気樺焼
名称 |
江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき) |
作者 |
山東京伝 |
年代 |
1785(天明5年) |
種別 |
黄表紙 |
概要 |
色男気取りの艶二郎が金に飽かせて浮き名を広めようとし、失敗するさまを滑稽に描いた作品 |
通言総籬
名称 |
通言総籬(つうげんそうまがき) |
作者 |
山東京伝 |
年代 |
1787年(天明7年) |
種別 |
洒落本 |
概要 |
「江戸生艶気樺焼」の続編の体裁で新吉原の大籬(おおまがき)での通のあり方を描いた洒落本 |
新花摘
名称 |
新花摘(しんはなつみ) |
作者 |
与謝蕪村 |
年代 |
1797年(寛政9年) |
種別 |
俳書 |
概要 |
与謝蕪村の俳諧句文集。随筆には怪異談が多く、俳論・見聞録なども収録されている。 |
うひ山ぶみ
名称 |
うひ山ぶみ(ういやまぶみ) |
作者 |
本居宣長 |
年代 |
1798年(寛政10年) |
種別 |
国学書 |
概要 |
国学の入門書として、研究の心構えや方法を記している。 |
東海道中膝栗毛
名称 |
東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ) |
作者 |
十返舎一九 |
年代 |
1802~1809年(享和2~文化6年) |
種別 |
滑稽本 |
概要 |
洒落本の表現形式を使った滑稽本。弥次郎兵衛と喜多八の江戸から京坂までの珍道中を描く。人気となり、20年にわたって続編を出した。 |
浮世風呂
名称 |
浮世風呂(うきよぶろ) |
作者 |
式亭三馬 |
年代 |
1809~1813年(文化6~10年) |
種別 |
滑稽本 |
概要 |
銭湯に集まる江戸庶民の会話を通して、当時の生活の様子を描いた滑稽本。 |
骨董集
名称 |
骨董集(こっとうしゅう) |
作者 |
山東京伝 |
年代 |
1813年(文化10年) |
種別 |
随筆 |
概要 |
3巻4冊から成る考証随筆。近世の風俗などについて、その起源などを解説したもの。 |
おらが春
名称 |
おらが春(おらがはる) |
作者 |
小林一茶 |
年代 |
1819年(文政2年) |
種別 |
俳諧俳文集 |
概要 |
小林一茶による句文集。57歳の年の元旦から歳末までの見聞などを、長女の死を中心に発句を交えて記したもの。 |
春色梅児誉美
名称 |
春色梅児誉美(しゅんしょくうめごよみ) |
作者 |
為永春水 |
年代 |
1832年-1833年 |
種別 |
人情本 |
概要 |
美男子の丹次郎と女たちとの三角関係を描いた人情本 |
雨月物語
南総里見八犬伝
名称 |
南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん) |
作者 |
曲亭馬琴 |
年代 |
江戸時代後期 |
種別 |
長編読本 |
概要 |
八犬士が力を合わせて里見家を再興する物語 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
名前は知ってるけど、読んだことは無い!という古典作品も多いと思います。
読みやすい現代語訳の本などもありますので、一度読んでみると新しい発見があるのでオススメですよ!
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