古典作品一覧|日本を代表する主な古典文学まとめ

国として世界最古の歴史を持つ、日本。
その長い歴史の中で、様々な文学作品が生まれてきました。

そこで今回は、日本を代表する主な古典文学作品を一覧でご紹介したいと思います。


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万葉集古今和歌集百人一首枕草子方丈記徒然草雨月物語養生訓お伽草子今昔物語集

日本の古典文学一覧

日本の古典文学作品を一覧でご紹介します。

作品一覧リスト(リンク)
  1. 風土記
  2. 万葉集
  3. 古事記
  4. 日本書紀
  5. 懐風藻
  6. 日本霊異記
  7. 竹取物語
  8. 伊勢物語
  9. 菅家文草
  10. 古今和歌集
  11. 土佐日記
  12. 後撰和歌集
  13. 平中物語
  14. 蜻蛉日記
  15. 往生要集
  16. 御堂関白記
  17. 落窪物語
  18. 枕草子
  19. 拾遺和歌集
  20. 源氏物語
  21. 和漢朗詠集
  22. 本朝文粋
  23. 俊頼髄脳
  24. 後拾遺和歌集
  25. 江談抄
  26. 金葉和歌集
  27. 詞花和歌集
  28. 千載和歌集
  29. 無名草子
  30. 古来風躰抄
  31. 紫式部日記
  32. 和泉式部日記
  33. 狭衣物語
  34. 宇津保物語
  35. 大和物語
  36. 更級日記
  37. 多武峰少将物語
  38. とりかへばや物語
  39. 夜の寝覚
  40. 浜松中納言物語
  41. 讃岐典侍日記
  42. 栄花物語
  43. 陸奥話記
  44. 大鏡
  45. 今昔物語集
  46. 梁塵秘抄
  47. 今鏡
  48. 宝物集
  49. 山家集
  50. 堤中納言物語
  51. 古本説話集
  52. 宇治拾遺物語
  53. 新古今和歌集
  54. 古事談
  55. 住吉物語
  56. 閑居友
  57. 海道記
  58. 建礼門院右京大夫集
  59. 新勅撰和歌集
  60. 小倉百人一首
  61. 正法眼蔵随聞記
  62. 今物語
  63. 東関紀行
  64. 続後撰和歌集
  65. 十訓抄
  66. 古今著聞集
  67. 立正安国論
  68. 続古今和歌集
  69. 続拾遺和歌集
  70. 水鏡
  71. 愚管抄
  72. 方丈記
  73. 発心集
  74. 海道記
  75. 将門記
  76. 源平盛衰記
  77. 撰集抄
  78. 平家物語
  79. 保元物語
  80. 平治物語
  81. 沙石集
  82. うたたね
  83. 承久記
  84. とはずがたり
  85. 十六夜日記
  86. 歎異抄
  87. 曾我物語
  88. 徒然草
  89. 新後撰和歌集
  90. 玉葉和歌集
  91. 続千載和歌集
  92. 続後拾遺和歌集
  93. 風雅和歌集
  94. 菟玖波集
  95. 新千載和歌集
  96. 新拾遺和歌集
  97. 新後拾遺和歌集
  98. 新続古今和歌集
  99. 狂雲集
  100. 太平記
  101. 増鏡
  102. 神皇正統記
  103. 秋夜長物語
  104. 神道集
  105. 義経記
  106. お伽草子
  107. 風姿花伝
  108. 醒睡笑
  109. 五輪書
  110. 御伽婢子
  111. 好色一代男
  112. 野ざらし紀行
  113. 猿蓑
  114. 世間胸算用
  115. おくのほそ道
  116. 養生訓
  117. 誹風柳多留
  118. 江戸生艶気樺焼
  119. 通言総籬
  120. 新花摘
  121. うひ山ぶみ
  122. 東海道中膝栗毛
  123. 浮世風呂
  124. 骨董集
  125. おらが春
  126. 春色梅児誉美
  127. 雨月物語
  128. 南総里見八犬伝

風土記

名称風土記
作者不詳
年代奈良時代
種別報告書
概要地方の文化風土や地勢等を国ごとに記録編纂して、天皇に献上させた報告書。
60程の国から提出されたといわれているが、現在伝わっているのは常陸・播磨・出雲・豊後・肥前の5カ国のみ。
さらに完本は出雲国風土記のみ。

万葉集

名称万葉集(まんようしゅう)
作者不詳
年代7世紀後半から8世紀後半
種別和歌集
概要日本最古の歌集。約4500もの和歌が収められている。

古事記

名称古事記(こじき)
作者編者:太安万侶
年代712年(和銅5年)
種別歴史書
概要日本最古の歴史書で、上巻・中巻・下巻の三つから成る。
上巻は神話の世界、中巻は神武天皇から応神天皇まで、下巻は仁徳天皇から推古天皇までの事が記されている。

日本書紀

名称日本書紀(にほんしょき)
作者舎人親王ら
年代720年(養老4年)
種別歴史書
概要日本最古の正史。全三十巻から成り、神代より持統天皇までの歴史を漢文で叙述している。

懐風藻

名称懐風藻(かいふうそう)
作者不詳
年代752年頃
種別漢詩集
概要現存する最古の日本漢詩集

日本霊異記

名称日本霊異記(にほんりょういき)
作者景戒
年代822年頃
種別説話集
概要伝承された最古の説話集。奈良の薬師寺の僧である景戒が執筆したとされる。雄略天皇から嵯峨天皇までの因果応報の説話116篇を3巻に分け、ほぼ年代順に日本風の漢文で記している。正式名称は日本国現報善悪霊異記。

竹取物語

名称竹取物語(たけとりものがたり)
作者不詳
年代平安時代初期
種別物語
概要日本最古の仮名物語。竹から生まれたかぐや姫の地球での暮らしと月への帰還を描く。

伊勢物語

名称伊勢物語(いせものがたり)
作者不詳
年代平安時代初期
種別歌物語
概要在原業平がモデルと思われる男を主人公とした和歌にまつわる短編歌物語集。小編125段から成る。

菅家文草

名称菅家文草(かんけぶんそう)
作者菅原道真
年代900年(昌泰3年)
種別漢詩文集
概要菅原道真が醍醐天皇に献上した家集。自分の作品を集めて時代順に配列したもの。

古今和歌集

名称古今和歌集(こきんわかしゅう)
作者下命者:醍醐天皇 撰者:紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑
年代913-4年頃
種別勅撰和歌集
概要1100首が収められた最古の勅撰和歌集

土佐日記

名称土佐日記(とさにっき)
作者紀貫之
年代935年(承平5年)頃
種別日記
概要紀貫之が土佐国から京に帰る55日間の出来事を綴ったもの。当時女性が使っていた仮名文字で女性が書いたようにしている。

後撰和歌集

名称後撰和歌集(ごせんわかしゅう)
作者下命者:村上天皇 撰者:大中臣能宣、清原元輔、源順、紀時文、坂上望城
年代957-959年頃
種別勅撰和歌集
概要1425首が収められた勅撰和歌集

平中物語

名称平中物語(へいちゅうものがたり)
作者不詳
年代959-965年頃
種別歌物語
概要恋愛説話38段から成り、平中と呼ばれた平貞文を主人公とした歌物語

蜻蛉日記

名称蜻蛉日記(かげろうにっき)
作者藤原道綱母
年代975年(天延3年)前後
種別日記
概要藤原兼家との結婚から21年間のことを記した日記

往生要集

名称往生要集(おうじょうようしゅう)
作者恵心僧都源信
年代985年(寛和1年)
種別仏教書
概要念仏往生の入門書。凄惨な地獄描写でも有名。

御堂関白記

名称御堂関白記(みどうかんぱくき)
作者藤原道長
年代998~1021年
種別日記
概要998年から1021年に至る日記。2013年、UNESCOの世界記憶遺産に国際登録された。

落窪物語

名称落窪物語(おちくぼものがたり)
作者不詳
年代10世紀末頃
種別物語
概要継子いじめ譚。皇族の血を受けながらも母親がいない為に落窪(落ちてくぼんだところ)に追いやられて継母にいじめられている姫君のシンデレラストーリー。

枕草子

名称枕草子(まくらのそうし)
作者清少納言
年代1001年(長保3年)頃
種別随筆
概要一条天皇の妃である中宮定子のもとに仕えていた清少納言が、宮中での出来事や思ったことなどを綴った随筆。約300の章段から成り、類聚的章段、日記的章段、随想的章段に分けられる。

拾遺和歌集

名称拾遺和歌集(しゅういわかしゅう)
作者下命者:花山院 撰者:花山院
年代1005-7年頃
種別勅撰和歌集
概要1351首が収められた勅撰和歌集

源氏物語

名称源氏物語(げんじものがたり)
作者紫式部
年代1008年(寛弘五年)
種別物語
概要主人公の光源氏を通して、恋愛や権力闘争など、平安時代の貴族社会を描いた作品。世界最古の長編小説で、日本文学史上の最高傑作。

和漢朗詠集

名称和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)
作者編者:藤原公任
年代1013年(長和2年)頃
種別歌謡集
概要貴族や女房たちに朗詠されていた漢詩や和歌を収めた歌謡集。藤原教通を婿にしたときの引出物として編纂したとされる。

本朝文粋

名称本朝文粋(ほんちょうもんずい)
作者編者:藤原明衡
年代1058〜1065年頃
種別漢詩文集
概要嵯峨天皇から後一条天皇まで17代約200年間の詩文432編を集めた漢詩文集。後世の文章規範となるようにという編集意図で作られた。

俊頼髄脳

名称俊頼髄脳(としよりずいのう)
作者源俊頼
年代1112年(天永3年)頃
種別歌学書
概要歌体を20体に分けて善歌・悪歌の例を示した平安時代の歌学書。別名「俊頼口伝」「俊秘抄」。

後拾遺和歌集

名称後拾遺和歌集(ごしゅういわかしゅう)
作者下命者:白河天皇 撰者:藤原通俊
年代1086年
種別勅撰和歌集
概要1218首が収められた勅撰和歌集

江談抄

名称江談抄(ごうだんしょう)
作者大江匡房の談話を藤原実兼が記録
年代1104~1108年
種別説話集
概要公事や摂関家事などの有職故実・故事・説話などを収めたもの

金葉和歌集

名称金葉和歌集(きんようわかしゅう)
作者下命者:白河院 撰者:源俊頼
年代1126年
種別勅撰和歌集
概要650首が収められた勅撰和歌集

詞花和歌集

名称詞花和歌集(しかわかしゅう)
作者下命者:崇徳院 撰者:藤原顕輔
年代1151年頃
種別勅撰和歌集
概要415首が収められた勅撰和歌集

千載和歌集

名称千載和歌集(せんざいわかしゅう)
作者下命者:後白河院 撰者:藤原俊成
年代1188年
種別勅撰和歌集
概要1288首が収められた勅撰和歌集

無名草子

名称無名草子(むみょうぞうし)
作者未詳
年代1196年(建久7年)~1202年(建仁2年)頃
種別物語評論
概要物語・歌集・女流作家などをとりあげて批評したもの。著者は藤原俊成女説が有力

古来風躰抄

名称古来風躰抄(こらいふうていしょう)
作者藤原俊成
年代1197年(建久8年)
種別歌論書
概要和歌観や和歌の歴史を述べ、秀歌を例示しつつ評言を加えた歌論書

紫式部日記

名称紫式部日記(むらさきしきぶにっき)
作者紫式部
年代平安時代中期
種別日記
概要宮中の様子を中心に描いた日記

和泉式部日記

名称和泉式部日記(いずみしきぶにっき)
作者和泉式部
年代平安時代中期
種別日記
概要1003年(長保5年)4月から翌年正月までの、敦道親王との恋愛の経過を記した歌物語

狭衣物語

名称狭衣物語(さごろもものがたり)
作者ばい子 (ばいし) 内親王
年代平安時代中期
種別物語
概要狭衣大将の源氏宮との遂げられぬ恋を中心とした物語

宇津保物語

名称宇津保物語(うつほものがたり)
作者不詳
年代平安時代中期
種別物語
概要琴(きん)の名人一家の繁栄、皇位継承争いなどが描かれた物語。源氏物語もこの作品の影響を受けている。

大和物語

名称大和物語(やまとものがたり)
作者不詳
年代平安時代中期
種別物語
概要和歌を主とし、恋愛・伝説などが主題の170余編の説話を収録した物語

更級日記

名称更級日記(さらしなにっき)
作者菅原孝標女
年代平安時代中期
種別回想録
概要作者の13歳から52歳頃までの約40年間が綴られた日記

多武峰少将物語

名称多武峰少将物語(とうのみねしょうしょうものがたり)
作者不詳
年代平安時代中期
種別日記文学
概要藤原師輔の八男である高光の出家から多武峰に草庵を結ぶまでの経緯を和歌を交えながら描いたもの

とりかへばや物語

名称とりかへばや物語
作者不詳
年代平安時代後期
種別物語
概要天狗のたたりによって男児は「姫君」として、女児は「若君」として育てられた2人のきょうだいの物語

夜の寝覚

名称夜の寝覚(よわのねざめ)
作者不詳
年代平安時代後期
種別王朝物語
概要中君と中納言の恋愛を描いた物語

浜松中納言物語

名称浜松中納言物語(はままつちゅうなごんものがたり)
作者不詳
年代平安時代後期
種別王朝物語
概要日本と唐土にまたがる恋や転生を中心とする浪漫的な物語

讃岐典侍日記

名称讃岐典侍日記(さぬきのすけにっき)
作者讃岐典侍藤原長子
年代平安時代後期
種別日記文学
概要上巻は堀河天皇の看護、下巻は鳥羽天皇に関する内容を主に書いた日記

栄花物語

名称栄花物語(えいがものがたり)
作者不詳
年代平安時代後期
種別歴史物語
概要1092年(寛治6年)までの15代約200年間の時代を描いた歴史物語

陸奥話記

名称陸奥話記(むつわき)
作者不詳
年代平安時代後期
種別軍記物語
概要奥州の安部氏討伐の前九年の役(1051-1062)を扱った軍記物語

大鏡

名称大鏡(おおかがみ)
作者不詳
年代平安時代後期
種別歴史物語
概要藤原氏の繁栄と政権争奪等を描いた歴史物語。鏡物と呼ばれる4つの歴史書である四鏡の一つ。

今昔物語集

名称今昔物語集(こんじゃくものがたりしゅう)
作者不詳
年代平安時代末期
種別説話集
概要天竺(インド)、震旦(中国)、本朝(日本)で構成される日本最大の説話集。全31巻、1000話以上の和漢混合文で書かれた説話が収められている。各話が「今は昔」で始まる事からこの書名になった。

梁塵秘抄

名称梁塵秘抄(りょうじんひしょう)
作者編者:後白河法皇
年代平安時代末期
種別歌謡集
概要一条天皇の頃から約 150年に及ぶ今様 (いまよう) の歌詞と口伝を集めたもの

今鏡

名称今鏡(いまかがみ)
作者藤原為経(寂超)
年代平安時代末期
種別歴史物語
概要後一条天皇から高倉天皇の間 (1025~1170) の朝廷および藤原、村上源氏両氏の歴史を主に記した歴史物語。鏡物と呼ばれる4つの歴史書である四鏡の一つ。

宝物集

名称宝物集(ほうぶつしゅう)
作者平康頼
年代平安時代末期
種別仏教説話集
概要僧俗の対話形式で説話を援引した仏教説話集。説話ごとに作者の批評感想が付されている

山家集

名称山家集(さんかしゅう)
作者不詳
年代平安時代末期
種別西行法師の歌集
概要3巻から成り、1569首が収められた西行法師の歌集。自撰か他撰かは不明

堤中納言物語

名称堤中納言物語(つつみちゅうなごんものがたり)
作者不詳
年代平安時代後期以降
種別短編物語集
概要10篇の物語と1篇の断章を含んだ短編物語集

古本説話集

名称古本説話集(こほんせつわしゅう)
作者不詳
年代平安末期から鎌倉初期
種別説話集
概要上巻は世俗説話46編,下巻は仏教説話24編を収める

宇治拾遺物語

名称宇治拾遺物語(うじしゅういものがたり)
作者不詳
年代13世紀前半頃
種別説話文学
概要序文に、「宇治大納言物語に漏れた話やその後について書き集めた」とある説話文学。当時の口語を含む和文で書かれた約200の説話を収める。

新古今和歌集

名称新古今和歌集(しんこきんわかしゅう)
作者下命者:後鳥羽院 撰者:源通具、藤原有家、藤原定家、飛鳥井雅経、寂蓮(実際には後鳥羽院の親撰)
年代1205年
種別勅撰和歌集
概要1978首が収められた勅撰和歌集

古事談

名称古事談(こじだん)
作者源顕兼
年代1212~1215年(建暦2~建保3年)
種別説話集
概要奈良時代から鎌倉初期までの説話を集めたもの。王道后宮・臣節・僧行・勇士・神社仏寺・亭宅諸道の6編に分類される。

住吉物語

名称住吉物語(すみよしものがたり)
作者不詳
年代1221年ごろ
種別擬古物語
概要継子いじめ譚

閑居友

名称閑居友(かんきょのとも)
作者慈円とされる
年代1222年(承久4年)
種別仏教説話集
概要上巻21話・下巻11話から成る仏教説話集

海道記

名称海道記(かいどうき)
作者不詳
年代1223年
種別紀行文
概要京都から鎌倉まで下り、帰京するまでを記した紀行文。中世三大紀行文の1つ。

建礼門院右京大夫集

名称建礼門院右京大夫集(けんれいもんいんうきょうのだいぶしゅう)
作者建礼門院右京大夫
年代1232年(貞永元年)頃
種別歌集
概要女流歌人の藤原伊行の自叙伝的歌日記。平家の栄華と没落、源平争乱、平重盛の次男資盛(すけもり)との恋愛と死別などを記している。

新勅撰和歌集

名称新勅撰和歌集(しんちょくせんわかしゅう)
作者下命者:後堀河天皇 撰者:藤原定家
年代1235年
種別勅撰和歌集
概要1374首が収められた勅撰和歌集

小倉百人一首

名称小倉百人一首(おぐらひゃくにんいっしゅ)
作者撰者:藤原定家
年代1235年
種別秀歌撰
概要飛鳥時代から鎌倉時代初期までの代表的な歌人百人の和歌を一人一首ずつ集めて作られた秀歌撰

正法眼蔵随聞記

名称正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)
作者道元の弟子(懐奘)
年代1235~1238年(嘉禎年間)
種別仏書
概要曹洞宗の開祖である道元の法談を弟子の懐奘(えじょう)が記録したもの。修行に対する覚悟や生活のあり方などが記されている。

今物語

名称今物語(いまものがたり)
作者藤原信実
年代1239〜41年(延応1〜仁治2年)
種別説話集
概要平安末期から鎌倉時代にかけての説話53編を収めたもの

東関紀行

名称東関紀行(とうかんきこう)
作者不詳
年代1242年
種別紀行文
概要京都東山から鎌倉までの道中について記した紀行文。中世三大紀行文の1つ。

続後撰和歌集

名称続後撰和歌集(しょくごせんわかしゅう)
作者下命者:後嵯峨院 撰者:藤原為家
年代1251年
種別勅撰和歌集
概要1371首が収められた勅撰和歌集

十訓抄

名称十訓抄(じっきんしょう)
作者六波羅二臈左衛門入道こと湯浅宗業
年代1252年(建長4年)
種別説話集
概要10箇条の教戒を立てて、およそ280の説話を集めた説話集

古今著聞集

名称古今著聞集(ここんちょもんじゅう)
作者橘成季
年代1254年
種別世俗説話集
概要20巻、726話から成る説話集

立正安国論

名称立正安国論(りっしょうあんこくろん)
作者日蓮
年代1260年(文応1年)
種別仏教書
概要天変地異を法華経にそむいた結果と断じて、正法・法華経を信じなければ安国にならないと述べた仏教書

続古今和歌集

名称続古今和歌集(しょくこきんわかしゅう)
作者下命者:後嵯峨院 撰者:藤原為家、藤原基家、藤原行家、藤原光俊、藤原家良
年代1265年
種別勅撰和歌集
概要1915首が収められた勅撰和歌集

続拾遺和歌集

名称続拾遺和歌集(しょくしゅういわかしゅう)
作者下命者:亀山院 撰者:二条為氏
年代1278年
種別勅撰和歌集
概要1459首が収められた勅撰和歌集

水鏡

名称水鏡(みずかがみ)
作者不詳
年代鎌倉時代初期
種別歴史物語
概要神武天皇から仁明天皇まで、57代の間の出来事を記した歴史物語。鏡物と呼ばれる4つの歴史書である四鏡の一つ。

愚管抄

名称愚管抄(ぐかんしょう)
作者慈円
年代鎌倉時代初期
種別史論書
概要全7巻から成り、皇帝年代記、神武天皇から順徳天皇までの歴史などが記されている。

方丈記

名称方丈記(ほうじょうき)
作者鴨長明
年代鎌倉時代初期
種別随筆
概要作者が生きた時代の災禍や人生訓などが書かれた随筆

発心集

名称発心集(ほっしんしゅう)
作者鴨長明
年代鎌倉時代初期
種別仏教説話集
概要鴨長明による仏教説話集。流布本は全8巻、102話から成る。

海道記

名称海道記(かいどうき)
作者不詳
年代鎌倉時代初期
種別紀行文学
概要京都白河の隠士が1223年鎌倉に下って帰るまでを記した紀行文学

将門記

名称将門記(しょうもんき)
作者不詳
年代鎌倉時代
種別軍記物語
概要平将門の乱を描いた軍記物語

源平盛衰記

名称源平盛衰記(げんぺいせいすいき/げんぺいじょうすいき)
作者不詳
年代鎌倉時代
種別軍記物語
概要源氏、平家の盛衰興亡を描いた軍記物語

撰集抄

名称撰集抄(せんじゅうしょう)
作者不詳
年代鎌倉時代
種別説話集
概要全9巻、121話の西行に仮託された説話集。

平家物語

名称平家物語(へいけものがたり)
作者不詳
年代鎌倉時代
種別軍記物語
概要平家の興亡を描いた軍記物語

保元物語

名称保元物語(ほうげんものがたり)
作者不詳
年代鎌倉時代前期
種別軍記物語
概要保元の乱を扱った軍記物語

平治物語

名称平治物語(へいじものがたり)
作者不詳
年代鎌倉時代前期
種別軍記物語
概要平治の乱を扱った軍記物語

沙石集

名称沙石集(しゃせきしゅう / させきしゅう)
作者無住道暁が編纂
年代鎌倉時代中期
種別仏教説話集
概要約130編の仏教説話集

うたたね

名称うたたね
作者阿仏尼
年代鎌倉時代中期
種別日記紀行文学
概要青年貴族との恋愛と、恋に傷ついた作者の姿を描いた自伝小説風の回想記。

承久記

名称承久記(じょうきゅうき)
作者不詳
年代鎌倉時代中期
種別軍記物語
概要承久の乱の経過を記し、論評を加えたもの

とはずがたり

名称とはずがたり
作者後深草院二条
年代鎌倉時代中後期
種別紀行文日記
概要作者の14歳から49歳頃までの境遇や旅の記録などが綴られている

十六夜日記

名称十六夜日記(いざよいにっき)
作者阿仏尼
年代鎌倉時代後期
種別紀行文日記
概要旅行記、鎌倉滞在記、鶴岡八幡宮奉納長歌の3部から成る。中世三大紀行文の1つ

歎異抄

名称歎異抄(たんにしょう)
作者唯円
年代鎌倉時代後期
種別仏教書
概要18条から成る、浄土真宗の聖典

曾我物語

名称曾我物語(そがものがたり)
作者不詳
年代鎌倉時代末頃
種別軍記物語
概要曾我兄弟の仇討ちを題材とした軍記物語

徒然草

名称徒然草(つれづれぐさ)
作者兼好法師
年代鎌倉時代末期
種別随筆
概要兼好法師が自身の経験から得た考えや逸話などを書き綴った、244段から成る随筆

新後撰和歌集

名称新後撰和歌集(しんごせんわかしゅう)
作者下命者:後宇多院 撰者:二条為世
年代1303年
種別勅撰和歌集
概要1607首が収められた勅撰和歌集

玉葉和歌集

名称玉葉和歌集(ぎょくようわかしゅう)
作者下命者:伏見院 撰者:京極為兼
年代1312年
種別勅撰和歌集
概要2800首が収められた勅撰和歌集

続千載和歌集

名称続千載和歌集(しょくせんざいわかしゅう)
作者下命者:後宇多院 撰者:二条為世
年代1320年
種別勅撰和歌集
概要2143首が収められた勅撰和歌集

続後拾遺和歌集

名称続後拾遺和歌集(しょくごしゅういわかしゅう)
作者下命者:後醍醐天皇 撰者:二条為藤、二条為定
年代1326年
種別勅撰和歌集
概要1353首が収められた勅撰和歌集

風雅和歌集

名称風雅和歌集(ふうがわかしゅう)
作者下命者:花園院監修、光厳院 撰者:光厳院(親撰)
年代1349年
種別勅撰和歌集
概要2211首が収められた勅撰和歌集

菟玖波集

名称菟玖波集(つくばしゅう)
作者二条良基・救済(ぐさい)共撰
年代1356年(正平11=文和5年)
種別連歌集
概要准勅撰の連歌集。全20巻に付合2000余と発句190句が収められている。

新千載和歌集

名称新千載和歌集(しんせんざいわかしゅう)
作者下命者:後光厳天皇 撰者:二条為定
年代1359年
種別勅撰和歌集
概要2365首が収められた勅撰和歌集

新拾遺和歌集

名称新拾遺和歌集(しんしゅういわかしゅう)
作者下命者:後光厳天皇 撰者:二条為明、頓阿
年代1364年
種別勅撰和歌集
概要1920首が収められた勅撰和歌集

新後拾遺和歌集

名称新後拾遺和歌集(しんごしゅういわかしゅう)
作者下命者:後円融天皇 撰者:二条為遠、二条為重
年代1384年
種別勅撰和歌集
概要1554首が収められた勅撰和歌集

新続古今和歌集

名称新続古今和歌集(しんしょくこきんわかしゅう)
作者下命者:後花園天皇 撰者:飛鳥井雅世
年代1439年
種別勅撰和歌集
概要2144首が収められた勅撰和歌集

狂雲集

名称狂雲集(きょううんしゅう)
作者一休宗純
年代1481年(文明13年)以前
種別漢詩集
概要室町時代の禅僧である一休宗純の詩集。没後に弟子たちによって増補されたと考えられている。

太平記

名称太平記(たいへいき)
作者不詳
年代南北朝時代
種別歴史文学
概要鎌倉時代末期から南北朝中期までの約50年間の争乱を描いた歴史文学

増鏡

名称増鏡(ますかがみ)
作者不詳
年代南北朝時代
種別歴史物語
概要1180年(治承4年) の後鳥羽天皇誕生から後醍醐天皇の隠岐からの還幸までの154年間の事跡を記した歴史書。鏡物と呼ばれる4つの歴史書である四鏡の一つ。

神皇正統記

名称神皇正統記(じんのうしょうとうき)
作者北畠親房
年代南北朝時代
種別歴史書
概要日本建国の由来から後村上天皇までの事跡を記した歴史書

秋夜長物語

名称秋夜長物語(あきのよのながものがたり)
作者不詳
年代南北朝時代
種別御伽草子
概要比叡山の桂海律師と三井寺の稚児、梅若の愛欲を描いたもの。

神道集

名称神道集(しんとうしゅう)
作者安居院唱導教団
年代南北朝時代中期
種別説話集・神道書
概要諸国の神社の由来や縁起などを収めた説話集

義経記

名称義経記(ぎけいき)
作者不詳
年代室町時代初期
種別軍記物語
概要源義経とその主従を中心に描いた軍記物語

お伽草子

名称お伽草子(おとぎぞうし)
作者不詳
年代室町時代
種別お伽草子
概要14世紀から17世紀のあいだに誕生した400種類程の物語群。短編の絵入り物語

風姿花伝

名称風姿花伝(ふうしかでん)
作者世阿弥
年代15世紀の初め頃
種別能の理論書
概要能楽の芸術論を述べた秘伝書

醒睡笑

名称醒睡笑(せいすいしょう)
作者安楽庵策伝
年代1623年(元和9年)
種別咄本
概要仮名草子の笑話集。戦国末期から近世にかけての笑話を、全編42に分類し集めたもの。

五輪書

名称五輪書(ごりんのしょ)
作者宮本武蔵
年代1643年(寛永20年)頃
種別兵法書
概要剣豪の宮本武蔵による兵法書。地水火風空の5巻に分かれ、地は兵法の大意、水は兵法の利、火は合戦の理、風は他流の評論、空は兵法の奥義について述べている。

御伽婢子

名称御伽婢子(おとぎぼうこ)
作者浅井了意
年代1666年(寛文6年)
種別仮名草子
概要13巻67話から成る仮名草子の怪異奇談集

好色一代男

名称好色一代男(こうしょくいちだいおとこ)
作者井原西鶴
年代1682年(天和2年)
種別文芸作品
概要主人公である世之介の54年にわたる好色生活を描いた文芸作品

野ざらし紀行

名称野ざらし紀行(のざらしきこう)
作者松尾芭蕉
年代1685年(貞享2年)
種別俳諧紀行
概要芭蕉初の俳諧紀行文。江戸を出立して関西を遊歴し、帰るまでが記録されている。

猿蓑

名称猿蓑(さるみの)
作者去来・凡兆共編
年代1691年(元禄4年)
種別俳諧集
概要芭蕉七部集(冬の日、春の日、あらの、ひさご、猿蓑、炭俵、続猿蓑)の一つ。発句・歌仙のほか幻住庵記・几右日記などを収められている。

世間胸算用

名称世間胸算用(せけんむねさんよう)
作者井原西鶴
年代1692年(元禄5年)
種別浮世草子
概要大晦日に時間を絞り、商人や庶民の姿を描いた浮世草子

おくのほそ道

名称おくのほそ道
作者松尾芭蕉
年代1702年(元禄15年)
種別紀行及び俳諧
概要江戸から奥州・北陸道を巡った旅行記

養生訓

名称養生訓(ようじょうくん)
作者貝原益軒
年代1712年(正徳2年)
種別教訓書
概要健康長寿の秘訣を具体的な方法と精神論を合わせて説いた教訓書

誹風柳多留

名称誹風柳多留(はいふうやなぎだる)
作者呉陵軒可有(ごりょうけんあるべし)ほか
年代1765~1840年(明和2~天保11年)
種別川柳集
概要万句合から、前句なしでも句意がわかるものを集め出版された。

江戸生艶気樺焼

名称江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)
作者山東京伝
年代1785(天明5年)
種別黄表紙
概要色男気取りの艶二郎が金に飽かせて浮き名を広めようとし、失敗するさまを滑稽に描いた作品

通言総籬

名称通言総籬(つうげんそうまがき)
作者山東京伝
年代1787年(天明7年)
種別洒落本
概要「江戸生艶気樺焼」の続編の体裁で新吉原の大籬(おおまがき)での通のあり方を描いた洒落本

新花摘

名称新花摘(しんはなつみ)
作者与謝蕪村
年代1797年(寛政9年)
種別俳書
概要与謝蕪村の俳諧句文集。随筆には怪異談が多く、俳論・見聞録なども収録されている。

うひ山ぶみ

名称うひ山ぶみ(ういやまぶみ)
作者本居宣長
年代1798年(寛政10年)
種別国学書
概要国学の入門書として、研究の心構えや方法を記している。

東海道中膝栗毛

名称東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)
作者十返舎一九
年代1802~1809年(享和2~文化6年)
種別滑稽本
概要洒落本の表現形式を使った滑稽本。弥次郎兵衛と喜多八の江戸から京坂までの珍道中を描く。人気となり、20年にわたって続編を出した。

浮世風呂

名称浮世風呂(うきよぶろ)
作者式亭三馬
年代1809~1813年(文化6~10年)
種別滑稽本
概要銭湯に集まる江戸庶民の会話を通して、当時の生活の様子を描いた滑稽本。

骨董集

名称骨董集(こっとうしゅう)
作者山東京伝
年代1813年(文化10年)
種別随筆
概要3巻4冊から成る考証随筆。近世の風俗などについて、その起源などを解説したもの。

おらが春

名称おらが春(おらがはる)
作者小林一茶
年代1819年(文政2年)
種別俳諧俳文集
概要小林一茶による句文集。57歳の年の元旦から歳末までの見聞などを、長女の死を中心に発句を交えて記したもの。

春色梅児誉美

名称春色梅児誉美(しゅんしょくうめごよみ)
作者為永春水
年代1832年-1833年
種別人情本
概要美男子の丹次郎と女たちとの三角関係を描いた人情本

雨月物語

名称雨月物語(うげつものがたり)
作者上田秋成
年代江戸時代後期
種別読本作品
概要怪異幻想短編9編を収めた読本

南総里見八犬伝

名称南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)
作者曲亭馬琴
年代江戸時代後期
種別長編読本
概要八犬士が力を合わせて里見家を再興する物語

まとめ

いかがでしたでしょうか。
名前は知ってるけど、読んだことは無い!という古典作品も多いと思います。
読みやすい現代語訳の本などもありますので、一度読んでみると新しい発見があるのでオススメですよ!


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